ABUパーツ色々


拡大写真

ABUリールのパーツです。暇な時はリールをいじっています。
シーズン中よく使うリールは、年1回フル分解してメンテナンス
をしています。超音波洗浄器を使うと掃除が楽になります。
5000Cが好きなのですが、すべてハイギアにしています。
始めから5500Cを使えばよいのに・・・
ドラグホイール、メカプレート等があります。
スペアスプールもこの他にもまだまだあります。
これは5000、5000C用のピニオンギアーです。
外見は同じですが内径(スプールシャフト径)が違います。
古ABUのブロンズブッシングをベアリングに変える場合には、
ベアリングの交換だけではだめです。
左から5000D、5000、5000Cのスプールです。
右のスプールシャフトの先が細くなっています。
この細くなっている部分にベアリングが入ります。
拡大写真

5000のシャフト径が3.15mm(実測)
5000Cのシャフト径が3.0mm(先端部分)
ベアリングの規格品は0.5mm間隔しかないので、基本的にはありません。
左が5500C,右が5000Cです。
ピニオンギアが合わさる部分の違いを見てください。
ローギアー用とハイギアー用が区別できます。
試しに5000Cのスプールに5000のピニオンギアを入れましたが段差の部分から入りません。
拡大写真

5000のスプールに5000Cのピニオンギアを入れるとこのように遊びができます。
拡大写真

左がショップで売っているハイスピードコンバージョンキットの
ピニオンギアーです。これを使うと簡単にハイスピードにできます。ハイスピードコンバージョンキットにもC用(ベアリング用)とブッシング用があるので注意してください。
パーミングカップ用のスプールです。
左から4000番、5000番(アーバー対応)、5000番用です。

拡大写真

パーミングカップ用とオールド用のスプールを並べてみました。シャフトの長さが違うのが分かります。
左はオールド物が長く、右はパーミングカップが長くなっています。
ドラグホイールを並べてみました。
4本爪、5本爪、赤、黒、メッキ、大小、と色々あります。
ハンドルも純正品ばかりです。
5500Cのスプール2個をはかりで重さを測りました。
細軸+アーバー  32.0g
太軸         28.7g
スプール径はどちらも約20mmですので糸巻量は同じです。
太軸の方が軽いことが分かります。
フレーム色々です。
5000Cが好きなのですが、フレームが重いのがいやで使う時はアルミフレームに交換して使っています。
5600C赤べろ(最近のIAR付きの物)  98.2g
奄T600AL(82年物)              66.3g
5000C,5500C用(スペアーパーツ用) 93.2g
奄T000用(73年物)              62.3g
5000(85年物アルミ黒)          62.1g
奄T50PLUS(91年物樹脂フット)      54.0g

今回は5000番ばかりでしたが最軽量は樹脂フットでした。 
メッキフレームより40gも軽い結果となりました。