25Cにはこの竿
フィールドテスト
25Cにはこの竿
右側拡大 2500Cをダイレクトへ改造する方法を説明していきます。いままでの@オールド物、Aパーミングカップ、Bウルトラキャスト は、パーツの換装だけでできましたが、2500Cの場合は、加工する必要があります。器用な方でないと難しいと思います。 使用している2500Cは、オリムピック時代(FootNo.89−089−90)のものです。ラージエンブレム、赤ハイにして、Btrap製のレベルラインスーパーギアー、スプールを使っています。 ”2500CD”、”2500C DIRECT"と呼べば良いのでしょうか? |
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拡大写真 分解した写真です。スターホイールも5本角づめです。ハンドルは、ABU純正の2500C用(ノブ中心間7cm)のものです。 |
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拡大写真 メカプレートのアップです。ドライブギアーは軽量タイプのアルミ製です。 復刻ものはブラスですが、これは5500Dの物です。2500Cもギアー比4.7でなければなりません。 |
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ドライブシャフト、ドライブギアの写真です。 右側のステンのワッシャーは、アジャスティングノブとスターホイールで枚数が違ってくるので調整してください。銅製のシムがあればきっちり調整できます。 |
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拡大写真 ドライブシャフトの裏にあるクラッチ解除用の凸部を削ってあります。 |
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右が2500Cの物で、左がD用ドライブシャフト(5000D、5500D)です。長さが同じです。2500Cをダイレクトにできないかとパーツを見比べていたら改造可能だと思いました。 | |
右が2500C、左がD用です。新しい2500Cはこの凸部が4個ありますが初期(75.76年ごろの物)は1個しかありません。その為初期2500Cはクラッチを解除するのにハンドルを約1回転しなければなりません。 | |
2500Cの凸部の幅が約14.7mm | |
D用の幅が16.6mm約2mm大きいと言うことです。 片側を1mmずつ削ればOKです。 |
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私の場合、最初はグラインダーで削ってから、微調整をダイヤモンドやすりで調整しました。機械で削ったのでちょっと汚くなりました。 | |
ドライブシャフトを削れば大丈夫だと思って組みましたが、ドライブギアとカップが干渉しているみたいでした。その為にベースドラグワッシャーの厚みが結構あるので、薄いワッシャーに替えてみたら大丈夫でした。使ったワッシャーは、マミヤOPが発売していた強化ワッシャーです。ウルトラキャスト用の薄いドラグワッシャーです。これなら今のところ不具合は出ていません。今年2回ほど、テストに釣行しましたが、問題はありませんでした。2500Cの場合は加工しましたので、リールによっては、もう少し調整しなければいけない物もあるかも知れません。 | |
Btrap の強化ワッシャーです。今はこちらの方が手に入りやすいと思います。これも薄いタイプですので大丈夫だと思います。(まだ試していないのではっきり分かりませんが) | |
2500C本体の方は、どこもいじっていませんので、いつでもギアを入れ替えると通常のドラグタイプに戻せます。新品パーツで買うのであれば、ドライブシャフトが¥3000円、ドライブギアが¥4000円で手に入ります。 | |
Btrap製のスプールです。これを付けると、より軽量ルアーを楽に投げることができます。 | |
デジタルはかりで計測しました。 Btrap製スプールは、 12.3gでした。 アベール のスプールは 7.4g(HPより)と遥かに軽いで是非とも使ってみたいです。 |
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2500Cノーマルスプールは、17.2g ABUリールの最大の欠点かもしれません。スプールが重すぎます。 イオンプロのスプールの無茶苦茶重く、回りだすと止まりません。 |