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9月iPhone基礎講座報告


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【開会・自己紹介】

講座冒頭では参加者一人ひとりが声を出して自己紹介を行い、近況や学びたい内容を共有した。参加者の多くはヘルパー同行で来場し、スマートフォン操作に関する悩みや期待を述べた。特に「Siri」や「ボイスオーバー」の使い方への関心が高く、病院など公共の場での活用方法や、復習の必要性が繰り返し語られた。初心者も多く参加しており、ついていくのが難しいという声や、「少しずつでもできることを増やしたい」という前向きな発言が見られた。また家族からの感謝の言葉や、サポーターとして関わる人の声もあり、学びの場を支え合う雰囲気が感じられた。

【実技指導・グループ分け】

講師からは操作練習に関する具体的な助言があり、例えばボイスオーバーで本を連続して読み上げる方法(二本指スワイプやシングルタップの活用)などが共有された。その後、参加者を熟練度に応じて四つのグループに分け、Siriの基本動作やボイスオーバー操作を中心に学ぶ体制が整えられた。サポーターは初心者を重点的に支援し、各自が自分の課題に取り組めるよう配慮された。実習は約1時間半行われ、参加者は繰り返し操作を試みる中で習熟を深めた。焦らず少しずつ覚える姿勢の大切さが強調され、学習方法の指針が示された。

【全体質疑・運営方針】

終了前の全体共有では、会の連絡手段について質問が出され、LINEグループの有無やメール活用の方針が議論された。現状は役員間のLINEグループのみであり、会員向けにはメーリングリストを新設する方針が説明された。リアルタイム性に優れたLINEと、長文通知に適したメールの双方を活用し、利便性を高める意向が示された。会員からの意見も取り上げられ、今後の運営改善に生かされることとなった。また、次回開催日(10月11日、西館会議室)が案内され、継続的な参加を呼びかけた。

【参加者の感想】

最後に参加者がそれぞれ感想を述べた。ボイスオーバーで連絡先登録に成功したことや、Siriの呼びかけ設定を改善できたことなど、具体的な成果を喜ぶ声が多くあった。一方で「指の操作はまだ難しい」という課題も共有され、引き続き練習が必要との認識が広がった。全体を通して「いろいろ学べてよかった」「少しずつできることが増えている」という前向きな感想が多く、学習意欲の高さが確認された。支援と挑戦を繰り返す場として、参加者にとって有意義な学びの機会となったことが伺えた。

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