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支援センター「ひかり」のご紹介


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三豊市に拠点を置く「みとよ視覚障がい者支援センターひかり」は、視覚障がいを持つ当事者が主体となって運営する組織です。

設立までの経緯

2020年3月31日に施行された「三豊市障がいのある人の情報保障及びコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」を契機に、市内の視覚障がい者有志によるICTツールの勉強会が始まりました。この活動が実績として認められ、2021年度に三豊市福祉事務所の支援を受けて「ひかり」が結成されました。三豊市からの委託事業として発足した患者会であり、当事者とその家族である「利用会員」と、活動に賛同する「支援会員」で構成されています。

目的

「ひかり」は、「私たち自身で生活の質(QOL)の向上を図り、社会参加や日常生活の向上を目指す」をスローガンに掲げています。西讃地域に不足していた視覚障がい者の支援拠点の核となることを目指しており、当事者や家族、支援者、行政が一体となって、視覚障がい者の社会参加と自立を促進する事業を行っています。ICT機器の活用を通じて一人でも多くの人に世界が広がることを伝え、豊かな生活を享受できるよう支援することも重要な目的です。

活動内容

「ひかり」の活動は多岐にわたります。

  1. iPhone基礎講座:スマートフォン(特にiPhone)や便利なアプリの使い方を学ぶ講座を毎月開催しています。
  2. 情報提供・相談:福祉制度に関する情報提供や、日常生活での困りごとに関する相談に応じています。毎月1回開催される交流会は、当事者や家族が情報交換を行う貴重な場となっています。
  3. 同行援護の普及・啓発: 外出時の移動支援を行うヘルパーの養成研修を、同行援護事業所と共催しています。
  4. その他:将来的に普及啓発事業の実施も計画しています。また、市内に音の出る信号機の設置を目指して活動もしています。

このように、「ひかり」は当事者の視点に立った多角的な支援を通じて、視覚障がい者が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。

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