2014年度第2回研究会報告

1目的 さぬき市津田町での漁業体験をとおして津田湾で漁獲される魚や調理方法を学ぶとともに、
     漁業者との交流を通して、漁業や県産水産物に理解を深める。
2.日時  平成26年8月2日(土)
3.場所   会場  さぬき市津田町津田 北原地区海岸
4.内容  地引網体験 漁獲物選別
5対象者 会員及びその家族

報告  当日は台風の影響で久しぶりの雨が降っていたが会員やその家族が集まった。
     前日に漁港の人が設置しておいてくれた地引網を引いた。
     大きな鯛、ちぬ、鯵、蛸、その他珍しい魚がたくさん獲れた。
     1mぐらいのえいが2匹かかったが海に帰した。

2014年度第3回研究会報告

目的 調理実習:行事食としての1汁3采の献立による調理を行う
会場 高松市漁連研修センター2階実習室(高松市北浜町)
講師:樋口美佐子氏
日時 平成26年9月6日(土)9:05〜12:15
日程 8:45〜9:05 受付
9:05〜9:10 開会、挨拶 等
9:10〜12:10 調理の説明、調理実習、試食、後片付け

一汁三菜の献立による料理実習

さんまの蒲焼
 材料  さんま 6尾、 濃い口しょうゆ 大さじ6、 みりん 大さじ6、 酒 大さじ6、 砂糖 大さじ6
      片栗粉 少々、油 少々、  アスパラ 6本、
@ さんまを3まいにおろして、身を横半分に切る。キッチンペーパで水けを取り、
片栗粉をさんまの両面に薄く塗る。
A フライパンに油を薄く入れて熱し、@の表面をこんがりと焼く。
B さんまの表面が焼けたら、キッチンペーパーで表面の油を取る。フライパンの油をふき取る。
C フライパンに醤油、みりん、酒、砂糖を入れて、砂糖が溶けるまで弱火で加熱する。これを3等分する。
D Cの3等分した液の一つをフライパンに入れ、2人分のさんまを入れて、弱火でからめる。
  煮詰めすぎないように注意する。残りのさんまも2回に分けて同じように加熱する。
E アスパラを食べやすい大きさに分け、熱湯でさっと茹でてから冷水にさまし、ざるに移して水切りをする。
F さんまの蒲焼を器に盛り、手前にアスパラを飾る
筑前煮
 材料  里芋 300g、ごぼう、にんじん、こんにゃく、れんこん、各120g、 干しシイタケ 6枚、グリンピース 60g
      砂糖、みりん、濃い口しょうゆ 各45ml(大さじ3)  
@ 里芋の皮をむいて、大きめの乱切り。熱湯でさっと下ゆでして洗い、ぬめりを取る。
A ごぼう、れんこん、にんじんは、やや大きめの乱切りにする。こんにゃくも茹でて乱切りにする。
グリンピースは、塩を少々入れた熱湯で茹で、ざるに上げて、冷水で冷やす。
干しシイタケは水に戻してそぎ切りにする。
B 鍋にサラダ油を入れて熱し、グリンピース以外の材料を入れ炒めた後、だしに椎茸の戻し汁を入れて煮る。
しばらく煮て、砂糖、みりん、濃い口しょうゆを入れて、ひと煮立ちさせて全体を混ぜる。
C Bにグリンピースを加えて混ぜ、器に盛る。
枝豆と小エビのみぞれ和え
  材料 大根 300g、 小エビ 150g、 枝豆 75g、
      酢 大さじ3、 だし 大さじ1.5、塩 小さじ2弱、 砂糖 大さじ1.5
@ 大根をおろし、裏ごしの上にのせて自然に水切りをする。
A 三杯酢を作り@と合わせる
B 3%の塩水で枝豆を茹でる。1%の塩水で小エビを茹でる。@に加えて、混ぜ合わす。
ふし汁
  材料 小豆島そうめんのふし 90g、 かまぼこ 90g、細ねぎ 15g、
      だし  1200ml(こんぶ、かつお、水 カップ6) 薄口しょうゆ 15ml、(大さじ1)
@ だしを沸騰させ、そうめんのふしを入れて茹でる。茹ですぎないように注意。
A @に薄口しょうゆを入れて調味する。
B Aと薄切りにした紅白かまぼこを椀に入れて、小口切りのねぎを加える。

赤飯 市販品を利用する。各班に分けて、各台に6人に分ける。
漬物 大根の茎や葉、ふし汁のこんぶやかつお節などの残り材料を利用して即席漬けを作る。