季節の郷土料理 冬、カブ料理 2012.1

菊花かぶ
 材料(4人分) 
    かぶ 200g、塩 4g(小さじ1弱)、酢 32cc、(大さじ2強)、 砂糖 20g(大さじ2)、唐辛子 少々
@ かぶは洗って皮をむき、8個の正方形に近い形になるように切る。
A 下側になる方の2mmぐらいは切り離さないようにして、細かく十字に切る。
(まな板にかぶを置き、その前後に2本の金串を置いて切るとよい)
B Aに塩の1/2量の塩をふり、約30分おく。
C 酢、砂糖、1/2量の塩を混ぜ合わせた合わせ酢を作り、Bを加えて30分以上漬ける。
D Cを器に盛り菊の花のように盛りつけ、中央に1mmぐらいに細く切った唐辛子を置き、菊の葉を飾る。
かぶの葉の炒め煮
 材料(4人分)
    かぶの葉 200g、 人参 120g、 削り節 6g、 ごま 5g、 
    醤油 24cc(大さじ1.5強)、 砂糖 15g(大さじ1.5強)、ごま油 5cc(小さじ1)
@ かぶの茎と葉は2〜~3cmぐらいの長さにざくざくと切る。人参は3cmぐらいの千切りにする。
A フライパンにごま油を入れて温め、@を加えてしんなりする程度に炒める。
B Aにけずりぶし、砂糖、醤油を加えて味をつけ、材料全体に味が染みる程度に加熱する。
最後にごま油を加えて混ぜ合わせる。
かぶのシチュー
 材料(4人分)
    かぶ 300g、 玉ねぎ 200g、 にんじん 160g、 べーコン 60g、 バター 10〜20g、 水 300cc、
    コンソメスープの素 2個、 牛乳 200cc、 塩、こしょう適量
@ かぶとにんじんは大きめの乱切りにする。玉ねぎは縦割8等分に切る。
ベーコンは大きめに切る。
A 鍋にバターを入れて、焦がさないように溶かして@を入れて弱火で炒める。材料の表面が変わったら、
小麦粉を加えて焦がさないように炒める。コンソメスープを砕いて入れ、水を少しずつ加え材料が柔らかくなるまで
中火で加熱する。かき混ぜながら牛乳を加えて、弱火で加熱して、沸騰直前で火を止め、塩とコショウで味を整える。

隼人瓜は蔓性の植物。日本では鹿児島県に最初に伝わったのでこの名がついたという。
味が淡泊で、漬物、和え物、炒め物、煮物など多様に利用できる。

隼人瓜とわかめの和え物
 材料 
    隼人瓜 240g、 乾燥わかめ 10g、 白ごま 40g、 砂糖 25g、油揚げ 20g
@ 隼人瓜の種とわたを取り、縦半分に切って薄切りにして塩味をつける。
(隼人瓜の皮が軟らかい時は皮をむかずに使う。)
A 乾燥わかめを水につけて戻し、食べやすい大きさに切る。
油揚げを熱湯に入れて油抜きをして、1cmの短冊切りにする。
B @とAを混ぜ合わせて水けを切り、白ごまをすって加え、塩と砂糖で味を調える。
生姜の千切りを水にさらして天盛りにしてもよい。
隼人瓜とベーコンのごま油炒め
 材料(4人分)
    隼人瓜 280g、 玉ねぎ 280g、 人参 280g 、ベーコン 120g、 ごま油 12cc、 塩 10g、
    唐辛子
@ 隼人瓜の種とわたを取り、縦半分に切って薄切りにする。皮が軟らかい時はそのまま使う。
A 玉ねぎは1cm幅の櫛形、人参とベーコンは1cm幅の短冊切りする。
B フライパンにごま油を入れて熱し、@とAを加えて炒めて、塩と胡椒で味を調える。
唐辛子の細切りを天盛りする。