2009年2月ひな祭り料理
渦巻きもち | |
材料・分量 白玉粉190g 上新粉 80g、 ぬるま湯 適量、 出来上がりこしあん 375g、 小麦粉 75g、 食紅、片栗粉 適量 |
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作り方 @白玉粉にぬるま湯を少しずつ加え、白玉粉をつぶしながらよく練る。なめらかになったら 上新 粉と残りの湯を交互に加えながら揉み込んで、耳たぶぐらいの硬さにして、3〜4個に丸くまとめ る。 Aこしあんに小麦粉を加えてよくまぜて2個に丸める。 B蒸気の上がった蒸し器に@とAを並べて、ぬれふきんをかけて蓋をしっかりと閉めて強火で中心 部まで熱が通るように蒸す。 CAの蒸したものをすり鉢に入れて、すりこぎでよくつく。片栗粉を敷いて長方形に伸ばす D@の蒸したものをCと同様に伸ばす。のばす前に一部に食紅でピンク色にしておき、長方形に伸 ばしたとき一方の端に色がついているようにする。 ECとDの片栗粉をふきとり2枚を重ねて手元から海苔巻きのように巻く。棒状になった渦巻きを端 から1cm位に切る。 |
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応用 東讃地方の伝統的な料理である。法事の供え物として喜ばれた。白玉粉はもち米、 上新粉はうるち米を原料にした粉である。 |
ういろう | |
材料・分量(12cm×15cm×高さ4.5cmの流し箱一杯分 だんごの粉160g 小麦粉100g、 片栗粉 55g、水 400cc、白下糖 125g、塩少々 |
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作り方 @だんごの粉、小麦粉、片栗粉をよくまぜ合わす。 A鍋に、水、白下糖、塩を入れて沸騰させて白下糖を溶かす。 BAがさめたら@に少しずつ加える。 CBを流し箱に入れ、蒸気が上がっている蒸し器に入れてぬれぶきんをかけ、蓋をしっかりとしめて 中火で1時間蒸す。 D冷めてから切る。 |
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応用 白下糖が手に入らないときは黒砂糖やざらめでもよい。 備考 徳島市やその周辺地域ではひな祭りにあずきのさらしあん入りのういろうを作る。東かがわ市は徳島に近いこともあってういろう を作る。東かがわ市ではあんの代わりに特産の白下糖を使う。 |
まて貝とわけぎのぬた | |
材料・分量 わけぎ320g、 まて貝 80g、 塩しょうしょう、 からし酢みそ 白味噌65g、酢 30cc、 砂糖 20g、 練り辛子 6g、 |
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作り方 @わけぎをよく洗って5cmの長さに切る。わけぎ全体に塩をまぶし、厚手の鍋に入れてしんなりとす るまで中火で加熱する。ざるに移し荒熱が取れたら軽くしぼる。 Aまて貝はさっと塩ゆでする。 B味噌、酢、練り辛子を加えてまぜ、からし酢みそを作る。 C@とAをBであえる。 D冷めてから切る。 |
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応用 1,まて貝の代わりにあさりのむき身やちりめんじゃこを用いてもよい。 2,加熱したわけぎを冷凍しておくと便利。 3,わけぎはゆでて切ってもよいがこの方法ではわけぎ特有の甘味が出る。 備考 ひな祭りにわけぎと貝類をお供えする風習が残っている所がある。 |
はまぐりの潮汁 | ||
材料(4人分) はまぐり 200g、水 700cc、 こんぶ 12g、 木の芽 4枚、 塩 6g、醤油 4cc、砂糖 12cc |
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作り方 | ||
@ | はまぐりは3%ぐらいの塩水につけて砂をはかせておく。 | |
A | 切れ目を入れた昆布を定量の水につけて30分ぐらいおく。 | |
B | Aに@を入れて加熱し、沸騰直前に火を弱めて昆布を取り出し、浮き上がってきた泡を丁寧にすくいとる。 | |
C | はまぐりの口が開いたら、塩、醤油、酒を加えて火を止め味を調える。 | |
D | 椀にCを入れ、木の芽(またはゆずの皮)を浮かす。 |