季節の郷土料理 晩秋 2009.11

いもようかん
材料(5人分)
 流し箱(12cm×14.5cm)1個分(
 さつまいも正味 300g、
 砂糖 150g、棒寒天 7g(1本)、 水 100cc(カップ1/2)
作り方
@ さつまいもは厚めに皮をむいて1cmぐらいに切って水にさらしてあく抜きをし、軟らかく煮て熱いうちに裏ごしをする。
A 寒天に100ccの水を加えてふやかし、鍋に入れて煮溶かす。
B Aに@と砂糖を加え、火にかけて木しゃくしで練り、たえずかき混ぜながら煮詰める。
C ぬらした流し箱にBを入れて冷やし固める。
D 型から抜いて切り分ける。
備考
加える砂糖の量を増やしたり、加熱してよく練り上げると保存がきく羊羹になる。
粉寒天(上記の分量で小さじ1強)でも出来る。
石垣いも
材料(5人分)
 小麦粉(薄力粉) 200g、ベーキングパウダー 6g(小さじ2)、水 50cc、
 卵 50g、砂糖 70g、さつまいも 100g
作り方
@ 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせてふるいにかける。
A さつまいもの皮をむいて1cmのさいの目に切り、水につけておく。
B ボールに卵と砂糖を入れて混ぜ、その中に水を加えて混ぜる。
C Bに@とAを加えてさっくりと混ぜ、サラダ油を薄く塗った流し箱またはプリン型に入れる。アルミ箔の上に丸くした生地を置いてもよい。
D 蒸し器に並べ強火で25〜30分蒸す。
応用
さつまいもの代わりにさいの目に切ったかぼちゃや、皮を取ったそら豆、レーズンを用いてもおいしい。
備考
昔の石垣いもは小麦粉に重曹を入れ水と塩少々でこねた素朴なもので、弁当箱に入れて蒸した。さつまいもが石垣のように突き出るので石垣いもと呼ばれ、子供のおやつとしてよく作られた。