@すし型の箱にはらんを敷き、すし型に酢じめした鰆をのせる。




A@の上にはらんを乗せ、すし型の蓋をする。その上に新聞紙を敷き、その上にブロックを重ねて重しにして4時間ぐらい置く。
B鰆の上に木の芽を飾る。






C温めた包丁で一箱を6切れに切り分ける。




1、にんにく酒
材料・分量(4人前) にんにく 300g(7〜8個)  氷砂糖 200g
焼酎 1800cc(1.8リットル)
 
つくり方
@にんにくは1かけらずつ薄皮をむき、みずけをふき取る。
A熱湯消毒をしたビンに、氷砂糖、焼酎を入れて密封して保存する。
応用
   にんにくを薄切りにして用いると約10日で飲めるようになる。
   ロリエなどの生葉を入れて臭いを緩和する。
備考
   約3ヶ月で飲めるようになるが、3年ぐらい保管しておくとにんにくの
   匂いが薄らいででくる。
   にんにく酒は疲労回復に効果がある。
2、にんにく卵黄
材料・分量(4人前) にんにく 400g  卵黄 3個
水 500cc〜1000cc
   にんにくの乾燥度や鍋の大きさで調節する
 
つくり方
@ にんにくは1かけらずつ薄皮をむき、水を入れた鍋で煮る。煮立つまでは強火にし、後は弱火で1〜1.5時間煮る。
A にんにくが煮くずれて水分がほとんどなくなったら、木じゃくしでつぶし、1時間位練りまぜながら煮込んでマヨネーズ状にする。
B Aを火からおろし、60℃ぐらいに冷めたら卵黄を加えてよく混ぜる。再びかき混ぜながら弱火で1〜1.5時間加熱して耳たぶぐらいの硬さに練り上げる。卵黄から出る油で、黄金色のもちの塊になり鍋にくっつかなくなる。
焦げ付きそうになれば、赤みそ程度で加熱を止めてもよいが、べたべたして扱いにくいのでラップの上に小分けして広げて3日ほど乾燥させて扱うとよい。
C 手にサラダ油を少々つけて、Bを直径5〜6mmに丸める。アルミホイルの上にのせて少し乾かす。さらに、4〜5日干すかフライパンで弱火で乾煎りして十分に乾かす。ビンに入れて保存する

応用
にんにく玉に丸める代わりに、練り上げたにんにくの塊を野球のボール位の大きさに小分けしてひとか たまりずつラップに包んで2〜3mmの厚さに薄くのばし、2〜3mm角の細かいさいの目に切ってもよいまた、フライパンで十分に水分をなくしたものをすり鉢ですって、粉末にしてもよい。どちらの場合も飲み にくいのでオブラートで包んで用いるとよい。
備考
にんにく卵黄は、大変手間がかかるが、香川産のにんにくが生産された時に新鮮な卵黄を用いて作り置きし、健康食品の一つとして利用するとよい。
にんにくの匂いがきつくなく、毎日常用しても気にならない。1日に2〜3粒を水で飲むとよい。
 香川県のにんにく生産量は全国第2位であり、JA仲多度郡管内でその50%の量が生産されているその収穫のピークは5〜6月である。
にんにくの巨大産地である青森県からの出荷は6月からであるために、香川県産のにんにくは、関東市 場を中心に5月から出荷されている。
      (リビング高松 2009年5月23日号記載より)