初夏 梅とらっきょうの保存食
梅干漬
材料分量 | |||
梅の実 | 1kg | ||
塩水 | 200〜250g | ||
しその葉 | 150〜200g | ||
塩 | 30〜40g |
つくり方
@ | 梅は黄熟したものを選び、水洗いして一晩水につける。 |
A | @をざるにあげて水気をきり、梅に塩をまぶしながら漬け、梅と同量の重しをして10日ぐらい冷暗所に置く。 水が十分に上がったら重しを取り、梅がつかる位を残して(約2分の1の量)、赤しそが出回ってくるまでおく。 (余った漬け汁は瓶に入れて保存しておく。これを白梅酢という) |
B | 赤しその葉を洗って塩でよくもみ、出てくる赤黒い汁を搾って捨てる。 |
C | 下漬けした梅の上にBをかぶせ、押し蓋をして材料と同量ぐらいの重しをしてつけ込む。 |
D | 8月上旬頃に取り出し、梅としそをすだれに広げ、3昼夜干す。 |
E | 干し上がった梅は容器に入れ、しそをのせ、前の漬け汁を入れ蓋をし、冷暗所で保存する。 |
応用 | 1,本漬けている間に出てくる赤い漬け汁が赤梅酢、白梅酢とともに余った分は野菜の梅酢漬けに利用する。 2,減塩のために焼酎を用いる方法もある。(上記の分量で塩100g、焼酎100cc) |
らっきょう漬1
材料分量 | |||||||||
らっきょう 1kg | |||||||||
塩 100〜150g(らっきょうの10から15%) | |||||||||
酢 適量(500cc) | |||||||||
つくり方
@ | らっきょうは洗って両端を切り、塩をまぶして上から重しをして1週間ぐらい塩漬けにする。 |
A | @の水が出たら、らっきょうが十分つかるまで酢を入れて蓋をして保存する。 |
備考 | 塩漬けした中に酢を入れる方法は以前から行われている簡単な方法である。長期に保存が出来て、 2年目ぐらいかららっきょの自然の甘味が出ておいしくなる。何年おいても歯ごたえがある。塩辛いときは 酢を取り替えるとよい。 |
らっきょう漬2
材料分量 | |||||||||
らっきょう 1kg | |||||||||
塩 100g(らっきょうの10%) | |||||||||
酢 適量(500cc) | |||||||||
砂糖 150〜200g(らっきょうの15〜20%) | |||||||||
唐辛子 少々 | |||||||||
つくり方
@ | らっきょうは洗って両端を切り、塩をまぶして上から重しをして1週間ぐらい塩漬けにする。 らっきょうをざるにあげ水気を切る。 |
A | 鍋に酢、砂糖、種を取り出した唐辛子を入れて煮立て、完全に冷ます。 |
B | 容器にらっきょうを入れて、Aの甘酢を入れ蓋をして保存する。 |
備考 | 黒砂糖漬、醤油漬の方法もある。 漬けてから1ヶ月ぐらいから食べられるが、1年ぐらいおいた方が味が慣れてきれいな色に仕上がる。 冷暗所に保存する。 |