季節の郷土料理   2012年7月 枝豆料理
枝豆は、大半が水田の畦道で栽培されるので畦豆(あぜ豆)と呼ばれる。
茹でた枝豆の鮮やかな緑は、食欲をそそる初夏の色である。
また、瀬戸内海で獲れる小エビと枝豆を取り合わせると彩のよい和え物の一品ができる。

枝豆のゆで方(鮮やかな緑色に仕上げる方法)
作り方
@ 枝豆を洗って両端を切り落とす。
A @に塩少々を振りかけて、こすり洗い余計の毛を取り除く。
B 鍋に水を入れて沸騰させて、水の量の4%の塩を入れて、少し鍋の蓋をずらして
3〜4分ゆでる。ざるに移し、うちわであおいで冷ます。
枝豆ごはん
材料(4人分)
  飯 800g、枝豆(豆の重量) 100g、 塩 6g、(小さじ1強)
作り方
@ 枝豆を茹でて皮をむく。
A 飯を炊き、塩と@を加えて、じゃもじで飯を切るように混ぜ合わせる。
B


枝豆と小エビのみぞれ和え
材料(4人分)
  大根 200g、 枝豆(皮付き) 50g、小エビ(皮付き) 100g、
  三杯酢
    酢 30cc(大さじ2)、だし 15cc(大さじ1)、 砂糖 10g(小さじ2)、塩 6g
作り方
@ 大根をおろし、裏ごしの上にのせて、自然に水分を切る。
A 三杯酢を作り@と合わせる。
B 茹でた枝豆の皮を取りAに入れる。
C 1%の塩水を沸騰させて小エビを茹でて背ワタと皮を取りAに入れる。
応用
  皮をむいた干しエビを酢に漬けてふやかしたものを用いてもよい。枝豆の代わりにグリンピースやそら豆の
  皮をむいたものを用いても美味しい。