季節の郷土料理   2012年8月 塩こうじ
最近、塩こうじがブームになっています。スーパでは、出来上がった塩こうじや塩麹の
作り方が記載された乾燥米こうじが販売されております。
たんぱく質を多く含む食品や野菜に塩こうじを使うと、味と食感がよくなり、おいしさが一段とアップします。
こうじは身体を温める効果があり、冷たいものを食べがちになる夏によい食材です。

塩こうじの作り方
材料
 乾燥米こうじ 300g、 食塩 90g、 水450cc
作り方
@ 容器に材料を全部入れて混ぜ合わせる。
A @の容器にキッチンペーパーなどで覆いをして容器の口を輪ゴムで止める。
B 2〜3日ごとに清潔なスプーンか箸でかき混ぜる。1週間前後でこうじが柔らかく美味しくなるので蓋をして冷蔵庫で保管する。真夏の場合は3〜4日で出来上がる。、
塩こうじ魚の焼き物
材料
  魚の切り身、塩こうじ
作り方
@ 魚の切り身に塩こうじを薄く塗り、冷蔵庫に入れて半日〜1日ぐらい置く。
魚の切り身に塩こうじを薄く塗りラップで包んで冷凍しておき必要に応じて解凍して使うのもよい。
A @の魚を焼物、揚げ物にする。
身がやわらかくまろやかな味になる。

塩こうじ肉のトンカツ
材料
  薄切り豚肉、塩こうじ、胡椒、小麦粉、パン粉、タンサン、油
作り方
@ ボールに薄切り豚肉を入れて塩こうじと胡椒を振りかけて混ぜる。半日ぐらい冷蔵庫で保管する。
A 一人分を60g程度にまとめて手の平で薄く延ばしトンカツ用に形づくる。
ラップで包んで冷凍して保存し、必要に応じて解凍して用いてもよい。
B 小麦粉に重曹を入れて混ぜAの豚肉にまぶし、パン粉を薄くまぶし180℃の油で揚げる。
野菜をたっぷり盛り合わせて、食欲が減退する夏のスタミナ料理とするのもよい。

塩こうじアラカルト

豆腐の塩こうじまぶし
材料 
  木綿豆腐、塩こうじ
作り方
@ 木綿豆腐を一人前に切り、水気を切る。。
A @の表面に塩こうじを薄く塗り、器に入れて、冷蔵庫で半日ぐらい置く。
豆腐の身がしまり味付けをしなくても美味しく食べられる。
きゅうりやキャベツの塩こうじ和え
材料 
  きゅうり、  キャベツ、塩こうじ
作り方
@ きゅうりは2〜3mmの斜め切りにして器に入れ、塩こうじをまぶして半日ぐらい冷蔵庫に入れておく。
A キャベツは食べやすい大きさに手でちぎり、器に入れて塩こうじをまぶして半日ぐらい冷蔵庫に入れておく。

  塩こうじは塩分の濃度が高いので、多く用いると塩味が効きすぎる。少量用いるとおいしく出来上がる。
  各家庭の好みの塩味にするとよい。