季節の郷土料理  20011.10 栗料理

炊き込み栗おこわ
材料(4人分)
 もち米 160g(カップ1)、うるち米 160g(カップ1)、熱湯400cc(カップ2)
 栗200g(正味)、 黒ゴマ 6g、塩 3g
作り方
@ 栗は一夜水につけ、皮を包丁でむき、2つ割りか4つ割りにする。
A もち米とうるち米は一緒に洗い水切りをして炊飯器に入れる。栗と熱湯を加えて
普通に炊く。蒸らす時間を長めにする。
B 黒ゴマと塩を混ぜ合わせ、食べるときに栗おこわに振りかける。
栗の皮は熱湯に2〜3分つけてからむくとむきやすい。
もち米とうるち米を混ぜて炊くときの水の計算は次の通りである。
(もち米の重さ×1.0)+(うるち米の重さ×1.5)=水の量
もち米だけでは炊飯器で炊くことが出来ないので、うるち米をもち米の25%から同量
ぐらい混ぜて炊くとよい。
うるち米だけで炊いたものを栗飯という。
備考
ゆで小豆とゆで汁を加えて炊いてもよい。きのこ、筍を具にすると山菜おこわになる
栗の渋皮煮
材料   栗 20個、 砂糖 適量 、 重曹 4g
作り方
@ 栗は一夜水につけ、渋皮を包丁でむく。とがった方から下に繊維に沿ってむく。
A 鍋に栗を並べ、その高さの2倍ぐらいの水を入れ、重曹2gを入れて10分中火で炊く。水を捨てて洗う。
B @の要領でさらに10分炊き、水洗いする。
C 真水で10分炊き、つまようじを指してすぐ通るようになっていたら水洗いする。
D 鍋に栗がつかる程度の水を入れ、砂糖を加えて弱火で30分煮る。
途中、好みの甘さになるよう砂糖を調節する。火を止めて4〜5時間味をしみ込ませる。
備考
 保存する場合は保冷袋で冷凍、または、熱湯消毒したビンに入れて保存するとよい。
 お正月のおせち料理の1品として活用してもよい。