香川県ではなんぞごと(何か行事)があると、一同が連座して湯だめうどんや、冷やしうどんを食べました。
うどんの塩加減は「土三寒六」と言われ、夏は塩1に対して水3、冬は塩1に対して水6の割合で作られた
食塩水を粉に混ぜて作るのがふさわしいとされていました。

 伝統的な足踏み讃岐うどん

材料・分量 ・中力粉1kg 塩水500cc(冬は水500ccと塩30g、春は水460ccと塩60cc、
夏は水450ccと塩50cc)
・うどんの汁 つけ汁は だし800cc 薄口醤油80cc、たまり醤油8cc、砂糖16g、みりん16cc、塩8g
かけ汁は だし2000cc、濃い口醤油40cc、たまり醤油4cc、
砂糖5g、みりん5g、塩10〜15g
  1. 塩水を3回にに分けて粉に混ぜる。20ccぐらい残しておいて堅さを調整するために最後に加える。塩水を加えるたびに両手の指を立ててかき混ぜる。粉の色が変わる(五分)までよく混ぜてボールのようなだんごに丸める。厚てのビニール袋にいれて、タオルを掛けて足で踏む。扁平になった生地を取り出して丸めて同様にして再度足で踏む。これを3〜4回繰り返す。
  2. 1をビニール袋に入れてねかす。冬は2〜3時間、春と秋は1〜2時間、夏は30分。ねかしただんごを足踏みして扁平にして打ち粉を振りかけて綿棒でのばす。厚さ3mm幅10cmに伸ばして屏風たたみにする。3mm幅に切って麺線にする。
  3. たっぷりの沸騰した湯に入れて12〜13分ゆでて、冷水に入れる。
  4. 大きな鉢に夏は氷水、冬は湯を入れてうどんを浮かす。
  5. だし汁に調味料を入れてあくを取りながら加熱する。かけ汁は沸騰直前に火を止めてうどんにかける。付け汁は沸騰直前に火を止めて一度冷まして人数分のちょくに入れる。
  6. ネギは小口切り、しょうがはおろししょうが、ごまは煎りごまにして薬味にする。

 香川県の伝統的な正月雑煮  あん餅雑煮

材料・分量(4人分)  ・あん入り餅4個 大根12g、人参40g、里芋60g、

材料・分量(4人分)

・あん入り餅4個 大根12g、人参40g、里芋60g、
春菊10g、白みそ100g、青のり

作り方 野菜は輪切りにして茹でる
だしに1加えて加熱、熱くなったら餅をいれる。
餅がやわらかくなったら、白みそをだしでときながら入れる
椀に盛って茹でておいた春菊と青のりを入れる。

郷土料理汁物  打ち込み汁 どじょう汁 しっぽくうどん 鯛の潮汁 かか汁 いわしのつみれ汁 だんご汁 キュウリのひや汁                         ふし汁