私の回想録

         
           第26回   アンテナの建設

  アンテナには大変苦労しました、仮のアンテナで海外局との

交信が証明されたため正式のアンテナを作る準備を始
めたのです、まずパンザマストを2本購入しました、


10mの鉄柱ですが6つに分割されているのです、

上部の2本は何
とか肩に乗せて山の上まで運ぶこと

が出来たのですが、後の4本はそうは行きませんでした、
50〜80kg以上あるのです、平地を動かすのもやっと

で急傾斜の山
の上までどうして運ぼうかと思案に

暮れたのでした、
まして仕事のほうもおろそかにすることも出来ずそんなうちに8ヶ月が過ぎ去りました、
やがて年の暮れが迫り、其処で一つの案が浮かんだのです滑車を使うのです、

そうすると力が倍になりす、
電柱に滑車を付け長いロープの端を上の木に結び滑車

に通して
片方を引き上げるのです、この方法で後の4本を何とか山上まで運び上げた

のです、
と言っても昼間は忙しいので朝5時に起きて電池をつけて暗い山道を運んだ

のです、年甲斐もなく夢中になり 少年時代の好奇心が再び
よみがえったのでした、
途中イノシシが出ると困るので犬を連れて行きました、そして山の上に深さ1.5mの

穴を掘り この6本をつないで電柱を組
み立てたのです、
立ち上げにはチルホールを借りてきて少しずつ引き上げて最後に穴にうまく落とし

込んだのです、見事成功でした、
長い間の悩みが1度に解消しました、

アンテナも35kg以上ありましたが滑車を利用して一人で上げたのです、
近くにローカルさんでもいれば手伝いをたのむのですが 残念ながら誰もいませんし

家族も協力してくれません、
家までの引き込み線も共同アンテナの電気屋さんにいろ

いろ教へてもらいテレビ用の10CHFLと言うアルミ管の同軸線を2本引いたのです

今まであったテレビの線5C2Vとで 5本になりました、
海外用の21Mのアンテナと

国内用3,5M 7Mのアンテナ(ダイポール)も張り目的の設備が完成しました、
さらに翌年 家の上にもう1本のパンザマストを立てたのです、そして3,5M 7Mの

アンテナを追加しました、
しかし結果はと言うと21Mは良く飛びましたが 3,5M 7Mは家の上のアンテナの

方がはるかに良く飛んだのです,
無線機も18年前に買った機械でしたが再開後新し

い無線機を入れ
ました、アンテナを立てるのに約40回位 山に登りました、
余談になりますが私が7Mに出ると実に沢山の局がいつもコールしてくれます、

それは私との交信を望むわけではないのですが 私の
町日和佐町に現在HF(短波)

で出ている局が他にいないのです、
ほとんどの方がファースト日和佐です、と喜んでくれるのです、大変ありがたい話で

 私も出来る限り日和佐のカードをサービス
したいと思っています、
今もこのアンテナが大きく働いてくれています、このアンテナが私の宝です、
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