日本循環器学会四国地方会第82回学術集会

評議員会議事録

日時 : 平成15年5月24日(土) 12:20〜13:20
会場: 高知市文化プラザかるぽーと 11 大講義室(第2会場)

会員総数:904

地方会功労会員数:20

評議員数:78


 1.日本循環器学会四国地方会第82回学術集会

会長:近森病院 副院長 浜重 直久

会期:平成15524日(土)

会場:高知市文化プラザかるぽーと

・一般演題:99題、4会場、15セッション

発表形式は、会場の大きさの都合上、1・2会場ではPC及びスライド、3・4会場ではスライドのみの使用とした

・教育セッション:2講演

  東京医科大学医学部内科学第二講座 教授 山科 章

  金沢大学大学院医学系研究科心肺・総合外科 教授 渡邊 剛

・ランチョンセミナー:1演題

幡多けんみん病院 副院長 深谷 眞彦

  日本循環器学会中国地方会第82回学術集会
   会長:広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
      教授 末田 泰二郎

会期:平成15524日(土)
会場:ホテルグランビア広島(広島市)


2.83回日本循環器学会中国・四国合同地方会
  会長:徳島大学医学部循環機能制御外科学
     教授 北川 哲也
  会期:平成151128日(金)、29日(土)
  会場:徳島プリンスホテル(徳島市)

・教育セッション:2講演

  岩手医科大学附属循環器医療センター 所長 川副 浩平

  「今日における心臓外科手術−スタンダードとオプション」

  東京医科歯科大学難治疾患研究所・循環器病 教授 平岡 昌和

「不整脈の病態と治療に関する最近の進歩」

・ランチョンセミナー:1講演

京都府立医科大学大学院循環器病態制御内科学 教授 松原弘明

  「細胞移植による虚血性心臓病の再生医療」

経過報告
@ PCのみの発表形式とする予定
A 地方会案内はハガキにて1回にまとめる(経費節減のため)
B プログラムの本会雑誌との抱き合わせ発送のため、演題締切を約1ヶ月はやめて8月28日(木)
 とする


3.84回日本循環器学会

  四国地方会

  会長:愛媛大学医学部第二内科 教授 檜垣 實男

  会期:平成1665日(土)

  会場(予定):松山市総合コミュニティーセンター(松山市)

中国地方会

  会長:川崎医科大学胸部血管外科 教授 種本 和雄

  会期:平成16522日(土)

  会場:倉敷市芸文館(倉敷市)


4.85回日本循環器学会中国・四国合同地方会

会長:広島大学大学院心臓血管生理医学 教授 吉栖 正生

  会期:平成16年秋


5.86回日本循環器学会四国地方会の会長推薦

会長:国立療養所東徳島病院 院長 大木 崇

  会期:平成17年春


6.理事会報告 (平成15124日(金)、及び327日(木)開催分)

四国地区理事 土居 義典 (高知医科大学老年病科・循環器科)

  124(金)理事会より
   @ 総務委員会

 ・正会員代表の選出方法については支部に委ねることとなった

・支部総会の開催方法は各支部に委ねることとなった
   A  編集委員会

 ・regular paperの投稿数が伸び、case reportの投稿数が減少している

B 学術委員会

・ガイドラインの作成について 

5班の発足が決定し、ダイジェスト版のポケット版ガイドラインにすることとなった

   ・大規模臨床試験について

「慢性心不全におけるβ遮断薬による治療法確立のための大規模臨床試験」(北畠顕先生)及び「心房細動の薬物治療に関する大規模治験」(小川聡先生)に本学会として積極的に後援することとなった。また、積極的に参加した本会の先生には専門医の単位(10点)を与える方向となった。その詳細内容については未定。

C 専門医制度委員会

・厚生労働省への「専門医の表示」申請について 

日本内科学会が他の内科関連専門医に先行して行う

   ・更新単位について

各専門学会とのバランスをとるため、40単位より50単位にする
   D 教育研修委員会

・心肺蘇生法普及委員会事業について

アメリカのAHAガイドラインを世界の心肺蘇生の標準として、日本でも積極的に取り組んで行く方向であり、本会でも昨年度より、竹下委員長のもと心肺蘇生に関連する委員会が組織されている。可能ならば今年度より、地方会でも会員に向けた活動のため、少しずつ組織作りを行っていく。

   E 禁煙推進委員会
     ・岐阜大学 藤原教授を委員長として、自分の足元から禁煙宣言を進めていくという方向のもと、学
    会員を中心に禁煙を推進していくこととなった

   F 心臓移植委員会

・心臓移植実施施設について

関東地域に東京大学、埼玉医科大学の2施設が、新しく指定された

   ・心肺同時移植の適応検討委員会が立ち上がった

◇日本循環器学会総会・学術集会について

・第68回総会・学術集会

会長:日本大学内科学講座内科2部門 教授 上松瀬勝男

会期:平成16327日(土)、28日(日)、29日(月)

会場:東京国際フォーラム

327日(木)理事会より

  @ 評議員・正会員代表選出選挙(2003年)について

   ・去年末に会費を納めている人(四国)は、835名で全国比では4パーセント強

   ・630日までに、支部の選挙管理委員会を設置

   ・四国支部選挙管理委員長 土居義典、実務担当者 水重克文
   ・被選挙資格者は、20021231日現在において、1996年〜2002年度の継続した7年以上の会費
    を継続して納入しており、就任時に満
65歳以上ではない者とする
   ・選挙者資格は、2003331日現在において、2000年・2001年・2002年度の会費を継続して納
    入した正会員とする

   ・中央選挙管理委員会(上松瀬理事)が、8月1日までに選挙資料を支部選挙管理委員会に送付し、
    支部より投票用紙を会員に送付する

・正会員代表の選出は評議員選挙と同時に行う


A    地方会名称について
   昨年度から、組織は支部と呼び、学術集会は地方会と呼ぶことに決定


B    支部の総会について
   支部に開催の方法は委ねるが、「開いてください」、というのが理事会の決定

C    Circulation Journalについて
   昨年のJCインパクトファクター0.711。過去2年間のCJを二つ以上投稿論文に引用してもらうと
  
JCのインパクトファクターが1を越えるであろう。現在、キャンペーン中(松崎先生が活動中)

D 大規模臨床治験について

  学術委員会の北畠顕先生を中心とした、“慢性心不全におけるβ遮断薬よる治療法確立のための大
  規模臨床試験”及び、小川聡先生による“心房細動の薬物療法に関する多施設共同無作為化比較試
  験(
J-RHYTHM)”を本学会として後援し、推薦していくこととなった。

 E 疫学的調査研究について
   JCARE(竹下彰先生が中心)に関して、臨床治験に参加した先生に、認定医の10単位付与するこ
  とが決定(おそらく1例以上)。詳細内容は未定。


 F 専門医委員会より
   ・本会総会への参加は5単位より10単位になり、地方会への参加は3単位より5単位、教育セッション
   参加は
2単位より3単位になった
  ・各学会との整合性を図るため、受験資格を、まず内科系は内科認定医、外科系は外科認定医、小児
  科系は小児科認定医であることとし、さらに
6年以上の臨床歴があることとする。また、平成16
  以降に医師免許取得するものに関しては、認定医を取得したうえで、3年間の循環器学会の研修施
  設での研修を必要とする。

 ・外科学会はすべて専門医に統一する

   G 教育研修委員会

 ・心肺蘇生普及委員会救急医学会と連係して、マニュアル作成中
      ・1日研修コース(AHAでは5日間)を作って日本循環器学会として認定する。将来的にはAHA
     認めるような研修にする。

 ・心臓移植について

 6年間の合計はこれまで17例となかなか進まない。どのように一般の方々に周知していくかが課
  題である。厚生労働大臣宛に意思表示カードの普及を支援してほしいとの要望書をだしていく。

◇日本循環器学会総会・学術集会について

   ・第69回総会・学術集会について

    会長:虎ノ門病院 山口 徹

    会期:平成17319日、20日、21

   会場:パシフィコ横浜

事務局報告

四国支部事務局 水重 克文 (香川医科大学第二内科)

@ 支部総会開催について

四国支部は、細則第18条により年に一回、支部総会を開催することとなった。

総会のあり方については、支部評議員を代表支部会員とし、評議員会を総会とする方向となった。そのため、来年度に限って総会を開催するか、あるいは書面によって会員過半数の承認をいただくこととなった。


   A    本部からの四国支部会員個人情報の電子媒体での提供について
      本部に要望書を提出することに決定


   B    評議員選挙と正会員代表選挙の日程について

10月末に票を回収し、11月初めに開票することとなった

・評議員に次ぐ9名を正会員代表とすることとなった


   C 循環器専門医認定更新に関する規定改定について

D 禁煙宣言ポスターについて

2007年までに循環器内科、循環器外科がある病院では全館禁煙を目標とする

・循環器の評議員、専門医、事務局職員は全員禁煙者である必要がある


7.評議員について
  (1)  物故者 なし
  (2)  評議員辞退 
       福山 尚哉 (平成15630日をもって辞退
  (3)  3回連続無届欠席者 該当者なし
  (4)  評議員異動 
       吉田 英生 (平成1551日より中国支部へ異動)
  (5)  新評議員推薦 (4件)
     オカベマナブ
     岡部 学 高知市立市民病院心臓血管外科 主任科長

       推薦者:高知医科大学老年病科・循環器科 教授 土居 義典
        :高知医科大学第二外科 教授 笹栗 志朗

     クボカワ ショウイチ

           窪川 渉一 近森病院循環器科 科長(訂正)
       推薦者:高知医科大学老年病科・循環器科 教授 土居 義典
           :高知医科大学第二外科 教授 笹栗 志朗

     ニシムラ ナオキ

       西村 直己 高知市立市民病院循環器科 主任科長

 推薦者:高知医科大学老年病科・循環器科 教授 土居 義典

            :高知医科大学第二外科 教授 笹栗 志朗

       ワタナベ コウキ
       渡辺 浩毅 市立宇和島病院循環器科 科長
       推薦者:愛媛大学医学部外科学第二講座 教授  河内 寛治
           :愛媛大学医学部内科学第二講座 助教授 濱田 希臣


8.日本循環器学会四国支部平成14年度会計報告
  承認


以上