第86回日本循環器学会四国地方会

評議員会議事録

日時: 平成17年6月4日(土)12時半〜13時半

会場: 徳島県郷土文化会館 (徳島市) 第4会場(会議室7)

四国支部会員総数:919名支部功労会員数:22名支部評議員数:80名(平成17512日現在)


1.86回日本循環器学会四国地方会
   会長:独立行政法人国立病院機構 東徳島病院 院長 大木 崇

  会期:平成1764日(土)

  会場:徳島県郷土文化会館(徳島市)

一般演題:87題

教育セッション:2講演

   座長 独立行政法人国立病院機構 東徳島病院 院長 大木 崇 
     「冠動脈インターベンションの残された問題点」虎ノ門病院 院長 山口 徹

座長 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部循環機能制御外科学 教授 北川 哲也

Off-pump CABG 14年間の変遷と進歩」福岡大学医学部心臓血管外科 教授 田代 忠

ランチョンセミナー1演題

座長:徳島県立中央病院 名誉院長 仁木 敏晴
      「メタボリックシンドロームと心血管病 ― 本邦における新しい診断基準を含めて」
               札幌医科大学 内科学第2講座 教授 島本 和明

中国地方会

会長:島根大学医学部循環器・消化器総合外科学 教授 樋上 哲哉

会期:平成17528日(土)

会場:ビッグハート出雲(出雲市)

2. 87回日本循環器学会中国・四国合同地方会

会長:独立行政法人国立病院機構 高松東病院 院長 水重 克文

会期:平成171125日(金), 26日(土)

会場:サンポートホール高松(高松市) 4会場で行う

教育セッション:2題

鹿児島大学循環器・呼吸器病学/循環器・呼吸器・代謝内科学 教授 鄭 忠和

鹿児島大学循環器・呼吸器病学/循環器・呼吸器・消化器疾患制御学 教授 坂田 隆造

ランチョンセミナー:3題

EBMを日常診療にどのように生かすか?」

心不全関係  :山口大学器官制御医科学 教授 松崎 益徳

高血圧・腎関係:駿河台日本大学病院 講師 谷 樹昌

糖尿病関係  :滋賀医科大学内科学 教授 柏木 厚典

イーブニングセミナー:1題  香川心エコー研究会と併設

国立循環器病センター心臓血管内科 医長 中谷 敏

・一般演題募集期間は7月20日〜9月12日

・四国と中国の交流を深めるため、座長は極力中国地方の先生方にお願いする

・市民の中での学会をコンセプトに、機械展示の場に市民への健康相談コーナーを設置

11月27日(日)に市民公開講座を行う

3.88回日本循環器学会中国・四国合同地方会

会長:倉敷中央病院 循環器科 主任部長 光藤 和明

会期:平成1862(金), 3日(土)

会場:岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)岡山市

  ※平成18年より春に合同地方会、秋に四国単独地方会を開催することとなった

89回日本循環器学会四国地方会 会長選出(再)※会長 安部行弘先生ご逝去のため 【歴代会長表】

平成18年秋  独立行政法人国立病院機構 善通寺病院 院長 田村 禎通


5.91回日本循環器学会四国地方会 会長選出

平成19年秋  高知大学医学部病態情報診断学 教授 杉浦 哲朗

6.理事会報告

四国地区理事 土居 義典 (高知大学医学部老年病科循環器科)

  3月18日開催の2004年度第4回理事会(横浜)より

 ■委員会報告

  □総務委員会

・循環器関連健保対策協議会・・・外科系も含めて循環器関連の多くの学会で構成され、診療報酬改訂についての要望を内保連を通じて厚生省へ提出している。

   ・個人情報保護方針・・・指針となる細則が定められた

  □資料編纂小委員会

70回記念誌として『日本循環器学会70年のあゆみと今後の展望について』を出版予定であり、資料収集を行っている。各支部からも活動状況等の情報を集めている

□財務委員会

 ・新たに予算委員会を組織する

□編集委員会

2004年は投稿論文470件。臨床の研究が大半であり、今後は基礎的な研究の論文投稿をよびかける

 ・インパクトファクター:2003年は1.183、2004年はまだ確定していないが上昇するであろう

Circulation Journal Awardをつくる。臨床と基礎的な研究からそれぞれ最優秀賞、優秀賞を1名ずつ計4名を選出する

  □学術委員会

   ・4つのガイドライン構成が決定した。5年ごとに見直す

   ・メーカー11社に声をかけて、ポケット版ガイドラインDigest版作成・配布

・「ガイドラインの解説」が学術集会会期中にプログラムされる

・医師主導の大規模臨床試験に本学会は積極的に支援している。なかなかうまく進行していないが、今後も引き続き後援していく

  □専門医制度委員会

   ・循環器専門医認定者は1万人を越えた。実働は9,000人余

   ・施設認定 実働869施設

・関連施設 実働300施設

・今後、循環器専門医にACLSの講習を必修化する。開始時期や予算は未定

  □禁煙推進委員会

   ・委員長が藤原久義先生から鄭忠和先生に交代した

・禁煙DVDを全国の中学、高校、専門学校へ無料配布。今後は小学校へも配布予定

2003年にアンケートを実施したが、2005年もアンケートをとる予定

・学会の認定施設での全館禁煙、禁煙外来の設置をすすめていく

  □心肺蘇生法普及委員会

AHA training centerを日循の中に設けることが承認された

   ・財務委員会、専門医委員会、心肺蘇生委員会が協力して具体的に開始時期、予算などを決める

  □健保対策委員会

・循環器関連学会による協議会が発足しており、循環器関連の診療報酬改訂のための要望書のとりまとめなどの作業が進められている

DPC(Diagnosis Procedure Combination)の継続調査を行っている

□心臓移植委員会

・ドナーが少ないことをふまえ、若者が多い全国の大学、短期大学等の1,437施設にカード、リーフレットを配布した

□国際交流委員会

 ・国際名誉会員制度を設ける。まず、アメリカ、ヨーロッパ、韓国から名誉会員候補者を選定する

□学術集会運営委員会

 ・外科賞、小児科賞を新設。賞金について財務委員会との調節が必要

□支部長会議

 ・今年4月より支部経理が統一された

□用語実務委員会

 ・今夏をめざして用語集のCD-Rを完成させたい

■第70回年次学術集会

会長:藤原 久義(岐阜大学大学院医学研究科再生医科学専攻循環病態学)

■事務局長交代

林 義夫事務長が定年退職となり、加藤安雄次長へ

7.事務局報告

四国支部事務局 水重 克文(独立行政法人国立病院機構 高松東病院)

報告及び懸案事項

T. 支部経理改革について
   @支部経理担当者会議(平成16年12月8日)内容

A 支部経理改革』マニュアル−支部から地方会会長へ伝えることを中心に−

  協議事項:

・別紙2の3について

 剰余金が生じた際は次の地方会に使用するため支部に返す、となっているが、不足金が出た場合どう処理するか

→ 大会長の裁量により予算内におさめることとする

  ・別紙2の4について

   納税手続きは、一括して支部が行うので良いか → 良い

  ・別紙2の7について

 地方会に必要な最小限のものに限り、支部長から当該会長に寄付することができる、となっている。本部では理事会において寄付物件の追認をしており、四国支部では次回の幹事会において追認で良いか → 良い

U. ACLS講習会について

@AHA認定コース化

平成17年3月18日に行われた日本循環器学会の理事会において、日本循環器学会のACLSコースは今後AHAコースとすることが決定した。また、今後は日循向けのAHA ACLSの一日コースを行えるよう準備し、日循専門医にAHA ACLSの受講を必修化する予定となった

 したがって、四国支部のACLS講習会もAHA認定コースとし、今回7月9日, 10日に第1回目のAHA ACLSコースが中国支部との合同で行われる。この6月5日には、徳島医師会館においてAHA ACLSコースに先がけてBLSコースが行われる。

   A四国支部の心肺蘇生法普及に関する委員会の立ち上げについて(提案) → 承認

   BACLS物品保管場所と物品貸出制度

・四国支部事務局の管理下で、当分の間、国立病院機構高松東病院(香川県高松市)に保管されることとなった。

ACLS物品貸出制度も設けることにより、物品の有効利用を図ることとなった。

四国支部ホームページより申請可能とし、日本循環器学会四国地方会、中・四合同地方会にリンクしたACLSコース等においても物品貸出申請を必要とする。 
物品貸付許可申請書と貸出条件
四国支部所有物品リスト A(日本循環器学会四国支部ACLSコース用)
四国支部所有物品リスト B(上記以外のコース用)

V. 専門医単位登録について

   @専門医カード

・専門医の先生方対象に2005年2月下旬に送られている「専門医カード」を学会会場で提示すれば、バーコードを読み取ることにより、自動的に単位登録をするシステムである。当日カードを万が一忘れても従来の手書きによる単位登録も可能である。

   A単位数の確認

・従来、専門医の更新単位数について、その都度本部事務局へ照会していたのが、今後は本人がいつでもインターネット経由で単位の照会が出来るようになった。

W.  四国支部会則の修正について

   ・監事2名 → 実情を考慮し、監事1名に修正

X. 会員の個人情報の変更について

・会員情報は本部で一括して管理を行っているため、変更は本人が直接本部へ連絡すること

8. 支部幹事について
   物故者、辞退者なし

9. 支部評議員について
(1)逝去 安部 行弘(香川県)平成17年2月25日
(2)辞退 福永  惠(香川県)平成17年4月1日付大阪府へ異動

      坂東 正章(徳島県)平成1756日付
(3)3回連続無届欠席者 該当者なし
(4)新評議員推薦 (5件)

いしもと たけお

石本 武男  独立行政法人国立病院機構 東徳島病院循環器科 医長

推薦者:日浅 芳一(徳島赤十字病院 副院長)

推薦者:水重 克文(国立病院機構高松東病院 院長)

おおたに りゅうじ

大谷 龍治  徳島赤十字病院第3循環器科 部長

推薦者:野村 昌弘(徳島大学医学部附属病院循環器科 科長

推薦者:日浅 芳一(徳島赤十字病院 副院長)

ともひろ あつふみ

友廣 敦文  独立行政法人国立病院機構 高松東病院循環器科 医長

           推薦者:前田 肇 (香川大学医学部第一外科学 教授)

推薦者:水重 克文(国立病院機構高松東病院 院長)

にしうち たけし

西内 健   川島循環器クリニック 院長

推薦者:野村 昌弘(徳島大学医学部附属病院循環器科 科長

推薦者:日浅 芳一(徳島赤十字病院 副院長)

わかつき てつぞう

若槻 哲三  徳島大学助手医学部附属病院

推薦者:野村 昌弘(徳島大学医学部附属病院循環器科 科長

推薦者:日浅 芳一(徳島赤十字病院 副院長)

10.日本循環器学会四国支部 平成16年度会計報告平成17度予算平成18年度予算 報告 承認 
     四国支部事務局 水重 克文(独立行政法人国立病院機構 高松東病院)


11.地方会演題応募について

   学会活性化のため、応募に積極的に働きかける

    ・評議員の所属施設から必ず1題

    ・2年目の研修医の先生方に発表してもらうよう促す