1.会員について(平成19年5月1日現在)
  会員総数:2,414名(中国支部1,489名,四国支部9,25名)
  評議員数:240名(中国支部154名,四国支部86名)
  四国支部功労会員数:28名

2.第90回日本循環器学会中国・四国合同地方会経過報告
   会長:愛媛県立今治病院 院長 伊藤 武俊
   会期:平成19年6月8日(金)〜9日(土)
   会場:松山市総合コミュニティセンター(松山市)
   一般演題:216題
   教育講演:2題
    @座長 愛媛大学大学院 病態情報内科学 教授 檜垣 實男
     「高血圧の分子生物学」
      大阪大学名誉教授,大阪府立急性期・総合医療センター院長 荻原 俊男
    A座長 愛媛大学大学院 臓器再生外科学 教授 河内 寛治
     「新しい心臓手術 ポートアクセス法,250例の経験」
      慶應義塾大学医学部 外科学教授・心臓血管外科部長 四津 良平

   ランチョンセミナー:4題
    @座長 JA広島厚生連廣島総合病院 循環器科 主任部長 藤井 隆
     「64例MDCTを用いた冠動脈CTの可能性」
      新古賀病院 心臓血管センター 副センター長 川崎 友裕
    A座長 近森病院 循環器科 深谷 眞彦
     「心臓再同期療法・CRTの適応と治療効果について」
      倉敷中央病院 循環器内科 藤井 理樹
      愛媛大学医学部附属病院 循環器内科 岡山 英樹
      香川大学医学部附属病院 循環器・腎臓・脳卒中内科 雪入 一志
    B座長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科 教授 大江 透
     「肺動脈性肺高血圧症治療の進歩」
      独立行政法人国立病院機構岡山医療センター 循環器科 医長 松原 広己
    C座長 近森病院 循環器科 川井 和哉
     「First impression of TAXUS」
      総合病院松江赤十字病院 循環器科 部長 塩出 宣雄
   イブニングセミナー:2題
    『冠動脈の画像診断 −壁の性状を診る−』
    座長 広島市民病院 循環器科 部長 石原 正治
       愛媛県立今治病院 循環器科 部長 松岡 宏
    @「虚血性心疾患診断・治療に対するIVUSの役割」
      日本大学医学部先端医学講座 教授 齋藤 穎
    A「画像診断の進歩と血管内視鏡の役割」
      大阪警察病院名誉院長,尼崎中央病院顧問(循環器科)児玉 和久
   禁煙推進市民公開講座:2題
    『?禁煙は愛?』
    司会 愛媛県立今治病院 循環器科 部長 松岡 宏
    @「世界の禁煙事情」
      西宮市保健所長・日本禁煙学会理事 薗 潤
    A「ひっそり始める『禁煙』実践ガイド」
      漫画家 高 信太郎

2.第91回地方会(平成19年秋)について
  【中国地方会】
   会長:鳥取大学大学院医学系研究科再生医療学分野 教授 久留 一郎
   会期:平成19年12月1日(土)
   会場:米子コンベンションセンター(米子市)
   教育講演:2題
    @内科系「心不全の新しい発症機構と治療」
         千葉大学大学院医学系研究科循環病態医科学 教授 小室 一成
    A外科系「重症心不全の外科治療 補助人工心臓を用いた治療の現状と問題点」
         鳥取大学医学部器官再生外科学 教授 西村 元延
   ランチョンセミナー:2題 
    @「ミネラルコルチコイドと心不全」岩崎先生(高知大学医学部内分泌代謝・腎臓内科)
                          山本先生(大阪大学臨床医工学融合教育センター)
    A「ARBと心不全」吉村教授(東京慈恵会医科大学)
  【四国地方会】
   会長:高知大学医学部病態情報診断学 教授 杉浦 哲朗
   会期:平成19年11月10日(土)
   会場:高知城ホール(高知市)
   教育講演:@内科系 近畿大学医学部循環器内科 教授 宮崎 俊一
          A外科系 京都府立医科大学心臓血管外科 教授 夜久 均

3.第92回日本循環器学会中国・四国合同地方会
   会長:済生会山口総合病院 院長 小田 達郎
   会期:平成20年6月6日(金)、7日(土)
   会場:海峡メッセ下関(下関市)

4.第93回地方会(平成20年秋)について
  【中国地方会】
   会長:済生会呉病院 院長 松浦 秀夫
   会期:平成20年11月29日(土)
   会場:呉阪急ホテル
  【四国地方会】
   会長:松山赤十字病院 循環器部長 芦原 俊昭

5.第94回日本循環器学会中国・四国合同地方会(平成21年春)会長推薦について   資料 1 
  後日,土居四国支部長が四国地区(高知)からの推薦者を決定し,連絡することとした。

6.理事会報告(四国地区理事:土居 義典)
  1)会員数
   ・全国正会員数:23,230名 
   ・新入会員が年間約500名(昨年度中国地区は41名,四国地区は11名)と減少しているため,新入
    会員を勧誘してほしい。
  2)会計
   ・一般会計予算は4億4千万円で,順調に推移している。
   ・専門医特別会計予算は8千万円。黒字のため活動への反映方法が議論されている。
   ・学術集会会計予算は5億5千万円。
  3)学術委員会
   ・2005年度循環器疾患診療実態調査は主要施設から約8割の回答があった。結果はHPに掲載され
    て
いる。循環器研修施設の更新や認定のうえでも重要な調査であり,今後も継続して行われる。
   ・ポケット版ガイドラインが好評である。
   ・ガイドライン(禁煙,虚血性心疾患,慢性心不全,不整脈)をMINDSに掲載し一般公開する。
   ・大規模臨床試験は今後も積極的に後援していく。
  4)心肺蘇生委員会
   ・AHAのITCとしてJCS-ITCが設立された。
   ・専門医のACLS必修化が検討されており,早ければ来年度から実施される。
   ・講習会は年約20回開催されているが,インストラクターの育成が必要である。
  5)専門医制度委員会
   ・認定更新制度の見直しがあり,保留制度,65歳以上の取得単位の提出免除,座長への単位付与
    が廃
止される。
   ・診療実績の評価基準を公開する方向で話が進んでいる。
   ・研修カリキュラムも早ければ7月に改訂される。
   ・外科認定医,小児科認定医の試験が廃止される。内科系は6年研修(内科3年+循環器3年)で受
    験できるが,外科,小児科は専門医だけになり8年の研修が必要になることに対し調整が必要。
   ・6月9日に心肺蘇生委員会,総務委員会,専門医制度委員会合同でACLS必修化に関する会議が予
    定されている。
  6)編集委員会
   ・1997年にsubmission180件,Impact Factor0.322であったのが,2005年にはsubmission 678件,
   Impact Factor 1.998となった。今年度は既に500件のsubmissionがあり,年間では1千件を超える
    見通しで,Impact Factorも2.15程度になると予測される。

  7)学術集会運営委員会
   ・ライブデモンストレーションの是非が議論されている。
   ・会場の固定化(7会場−東京,横浜,名古屋,京都,大阪,神戸,福岡)が検討されている。新た
    にオープンする会場については今後検討する。
  8)総務委員会
   ・日本循環器学会の約10%は外科系の先生であるが,外科系の理事がいない。各地区評議員数の10%
   以上を外科系とし,また理事20名のうち2名を外科系とすることが決定された。複数理事を有する関東
    甲信越地区,近畿地区から選出することになる。

   ・評議員定数250名のうち,200名を選挙で選出し,残り50名を理事会推薦で決定する。中国支部
    選出評議員数は13名,四国支部選出評議員数は8名である。

7.事務局報告(四国支部事務局:水重 克文)
  ・2008年度就任の評議員選挙が行われるにあたり,支部選挙管理委員会を設置した。7月に選挙人名簿
   が確定し,四国支部は9月頃に選挙要領,投票用紙を発送,10月末までに投票用紙を回収し,11月
   に開票,確定し,12月に本部へ報告する予定である。

8.支部幹事について
 (1)物故者:なし
 (2)地区移動:なし

9.支部評議員について
 (1)物故者:なし
 (2)地区移動:中国支部 石野 幸三(岡山県→神奈川県)
 (3)3回連続無届欠席者:なし

10.第88回日本循環器学会中国・四国合同地方会会計報告            資料 2 
   会長:倉敷中央病院 循環器科 主任部長 光藤 和明

11.その他(中国支部 松崎幹事)
 ・平成20年3月28〜30日,福岡にて第72回日本循環器学会学術集会を開催する。ACCとは事前に調整
  を行ったが,結果的には会期が重なってしまった。

以上,すべて評議員会で承認された。

平成19年6月25日
                                          日本循環器学会四国支部

第90回日本循環器学会中国四国合同地方会
評議員員会議事録

日 時:平成19年6月8日(金)15:15〜
会 場:松山市総合コミュニティセンター 第1会場(3F 大会議室)
出 席:評議員 評議員101名(中国支部45名,四国支部45名)
          四国支部功労会員11名   (出席者リスト

(以下敬称略)