第94回日本循環器学会中国・四国合同地方会評議員会議事録
(敬称略)
日時:平成21年6月26日(金) 15:30〜
会場:高知市文化プラザかるぽーと 第1会場(7F第1展示室)
出席:評議員58名(中国支部23名,四国支部35名)
四国支部功労会員5名 (出席者リスト)
1.支部会員数について(平成21年6月12日現在)
会員数:中国:1480,四国:943名
幹事数:中国:23名,四国:10名
評議員数:中国:147名,四国:95名
四国支部功労会員数:28名
2.第94回中国・四国合同地方会の経過報告
会長:高知医療センター 心臓血管外科 岡部 学
会期:平成21年6月26日(金)、27日(土)
会場:高知市文化プラザかるぽーと(高知市)
1)一般演題:214演題
2)教育講演:2題
@座長 高知大学医学部 老年病科・循環器科 教授 土居 義典
「冠動脈インターベンション(PCI)の過去・現在・未来」
社会保険小倉記念病院 院長 延吉 正清
A座長 高知大学医学部 外科学(外科2)講座 教授 笹栗 志朗
「虚血性心疾患に対する外科治療の現状」
国立循環器病センター 心臓血管外科 部長 小林 順二郎
3)ランチョンセミナー:3題
@座長 近森病院 副院長 浜重 直久
「冠動脈の非侵襲的診断」
東京医科大学病院 循環器内科 教授 山科 章
A座長 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
循環器内科学 教授 佐田 政隆
「ガイドラインが目指す厳格な降圧とその対策」
大阪大学大学院医学系研究科 老年・腎臓内科学 教授 楽木 宏実
B座長 心臓病センター榊原病院 研究部長 大江 透
「心臓ペーシングデバイス感染の管理」
東京女子医科大学病院 循環器内科 准教授 庄田 守男
4)イブニングセミナー:2題
@ 座長 高知医療センター 胸部疾患診療部長(兼)循環器科長 山本 克人
「内科的視点からの3Dエコー」
桜橋渡辺病院 心臓・血管センター センター長 岩倉 克臣
A 座長 高知大学医学部 老年病・循環器・神経内科 学内講師 松村 敬久
「術中TEEの有用性−小児TEEから3DTEEまで−」
東京女子医科大学 麻酔科学教室 教授 野村 実
5)高血圧市民公開講座
総合司会 高知大学医学部 老年病・循環器・神経内科学 准教授 西永 正典
会期:平成21年6月27日(土)14:00〜16:00
会場:高知市文化プラザかるぽーと 第4会場(2F小ホール)
@ 「現代養生訓『減塩のすすめ』」
高知大学医学部 看護学科 地域看護学 教授 高尾 俊弘
A 「血圧は下げて安心、腕まくり」
愛媛大学大学院医学系研究科 病態情報内科学 教授 檜垣 實男
3.第95回地方会について(平成21年秋)
1)中国地方会
会長:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科学 教授 伊藤 浩
会期:平成21年11月28日(土)
会場:ホテルオークラ岡山(岡山市)
◎教育講演は新東京病院の山口裕己先生と筑波大学の青沼和隆先生にお願いしている。
2)四国地方会
会長:徳島赤十字病院 副院長 日浅 芳一
会期:平成21年12月12日(土)
会場:徳島県郷土文化会館 (徳島市)
◎教育講演は国立循環器センター不整脈グループの相原直彦先生、川崎幸病院の
山本晋先生、ランチョンセミナーは熊本大学の小川久雄先生にお願いしている。
4. 第96回日本循環器学会中国・四国合同地方会について(平成22年春)
会長:鳥取大学医学部 器官制御外科学講座 器官再生外科学分野 教授 西村 元延
会期:平成22年6月11日(金)、12日(土)
会場:米子コンベンションセンター(米子市)
5. 第97回地方会について(平成22年秋)
1)中国地方会
会長:島根大学医学部 内科学講座第四 教授 田邊 一明
会期:平成22年12月4日(土)
会場:くにびきメッセ(松江市)
2)四国地方会
会長:高松赤十字病院 心臓血管外科部長 西村 和修
会期:平成22年12月4日(土)
会場:サンポートホール高松(高松市)
◎教育講演2題、ランチョンセミナー、市民公開講座を予定している。
6. 第98回日本循環器学会中国・四国合同地方会会長推薦について(平成23年春)資料1
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部循環器内科学 教授 佐田 政隆
7. 理事会報告
四国地区理事:高知大学医学部 老年病科・循環器科 教授 土居 義典
1)3月理事会より(四国支部土居支部長より報告)
・会計
一般会計は約5億円前後、専門医会計が1億円弱で順調に推移している。
・心臓移植委員
最近心臓移植適応検討申請が増加しており、現在までに551例の申請があった。
これまでの国内心臓移植実施数は成人61例、小児3例、計64例である。
・World Congress 招致委員会
World Congress 2012、ないし2014の招致活動を行っている。現在2012年について
は、シンガポール、ケープタウン、メキシコシティ、京都の4つの都市が立候補
している。もし日本への招致が決まった場合には、World Congressと第76回学術
集会を合同で開催する予定である。2010年は北京で6月16日〜19日に開催予定。
・編集委員会
CJのインパクトファクターは現在2.387である。
・学術集会運営委員会
学術集会の参加費に関する議論がされている。学術集会の規模は大きくなって
きているが、現在の経済状況の影響で寄付金・展示収入が非常に減っている
という問題があり、参加費を引き上げることが検討されている。
・総務委員会
日本循環器学会は公益社団法人を目指す方向で、定款の変更などを含めて準備
している。現在、地方会抄録が掲載された雑誌が発刊されているが、印刷冊子体
を廃止して電子ジャーナル化するという方向で動いている。
2〉6月理事会より(中国支部松ア支部長より報告)
・平成20年度(2009年3月31日現在)の日本循環器学会の正会員数が23,894名
である。だいたい毎年900〜1000人の規模で会員数が増加している。昨年2008
年度の中国地区の増加数が46名、四国地区が24名、計70名が増加している。
2006年、2007年度に比べると、増加の絶対数が鈍化している。
・利益相反委員会創設し、今後の抄録発表の際の Conflict of interest の
disclosure について検討することになった。
・CJのインパクトファクターが2.387ということで増加をしている。今年から
case report が提出できなくなったのでご注意いただきたい。
・Double publication のことで問題が起き、解決はしたが、今後注意が必要である。
日本語のジャーナルに使ったフィギュアを英文誌には使えないという認識が必要
である
・現在2012年の World Congress of Cardiology の招致活動を行っており、今年
10月に決定する。2012年が京都に決定した場合は、5月に日本循環器学会と期日
を少しオーバーラップし、京都で開催予定である。
・心臓移植について
1997年3月から2009年5月29日現在までに日本で移植を受けた15歳以上の患者
数は61名である。現在15歳以上の患者129名が移植を待機しており、この12年
間で待機中に亡くなった患者数は118名である。海外で移植をした患者数は45名
である。日本で移植をした患者61名中死亡者は2名であり、海外で移植した患者
45名中死亡者は4名で ある。15歳未満の移植に関しては海外で39名が移植を
受け、帰国後4名が死亡している。まだこの12年で61名、だいたい1年間に5名
の移植しかなされていないという現状である。
・専門医について
24,000人の会員中、専門医の数が11,479名である。今後、厚生労働省も専門医と
いうのを重んじるということで、専門医協議会等も作られているが、日本循環器
学会は専門医の数が会員数にしては多いという意見もでている。
・ガイドラインについて
今年も11点のガイドラインの全面改定・部分改定が行われる。
・「内田賞」について
1年間にわたって総務委員会で検討してきたが、名称等の条件が合わず、「内田
賞」の制定要望はお断りすることになった。この間の経緯から、当初の内田賞の
副賞金額に合わせて心臓財団の佐藤賞の副賞が引き上げられることになった。
・来年の北徹会長の第74回学術集会の正式なプログラムが決定した。
・小川聡会長の第75回学術集会は2011年3月18日(金)〜20日(日)パシフィコ
横浜で開催されることが決定した。
8. 事務局報告
四国支部事務局:独立行政法人国立病院機構高松医療センター 院長 水重 克文
・中国支部新幹事・評議員推薦 岡山大学教授 伊藤 浩
9. 幹事について
1)辞退:中国支部 應儀 成二(鳥取県)
2)物故者、地区移動:なし
10.評議員について
1) 物故者:なし
2) 辞退:中国支部 應儀 成二(鳥取県)
3)地区移動:中国支部 廣 高史(山口県→東京都)
4)3回連続無届け欠席による評議員資格喪失者:なし
11. 第92回日本循環器学会中国・四国合同地方会会計報告 資料2
会長:済生会山口総合病院 院長 小田 達郎
12.その他
日本循環器学会の中国支部ACLS/BLSコースが、岡山日赤病院斎藤先生を中心に開催
される予定になっているので、日本循環器学会のホームページの方から確認いただ
いて、多数申込みをしていただきたい。今後、11月に岡山大学で開催される中国地方
会にあわせて、ACLSコースを岡山大学で開催予定である。
以上,すべて評議員会で承認された。
平成21年7月14日
日本循環器学会四国支部事務局