98回日本循環器学会中国・四国合同地方会 評議員会議事録

(敬称略)

日時:平成23513日(金) 1525

会場:あわぎんホール 4F 第1会場

出席:評議員73名(中国支部 27名、四国支部46名)

   四国支部功労会員7

1.     98回中国・四国合同地方会の経過について

    会長:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 循環器内科学分野

 教授 佐田 政隆

    会期:平成23513日(金)、14日(土)

    会場:あわぎんホール(徳島市)

1) 一般演題:183題 YIA18題 初期研修医セッション:21題 

コメディカルセッション:12題 学生セッション:8

2) 教育講演:2

@ 座長 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 

循環器内科学分野 教授 佐田 政隆

               「DESを用いたPCIの現況」

                  京都大学大学院医学研究科内科系専攻内科学講座 

循環器内科学 教授 木村 剛

              A 座長 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 

心臓血管外科学分野 教授 北川 哲也

                 「心臓移植と補助人工心臓治療」

                東京大学大学院医学系研究科 心臓外科学 教授 小野 稔

3) ランチョンセミナー:8

4) イブニングセミナー:2

5) フレッシャーズセミナー:1

6) モーニングセミナー:1

7) 市民公開講座

              会期:平成23514日(土) 15001700

              会場:あわぎんホール1階大ホール

              テーマ:「メタボを甘くみない!」〜心臓発作で倒れないために〜

2.     支部会員数について(平成2359日現在)

              会員数:中国1483名、四国952

              幹事数:中国21名、四国9

              評議員数:中国146名、四国101

              四国支部功労会員数:29

3.     99回地方会について(平成23年秋)

1) 中国地方会

会長:山口県立総合医療センター 副院長 藤井 崇史

会期:平成231126日(土)

会場:海峡メッセ下関(下関市)

2) 四国地方会

会長:高知大学医学部附属病院 総合診療部 教授 瀬尾 宏美

会期:平成231210日(土)

会場:高知城ホール(高知市)

4.     100回中国・四国合同地方会について(平成24年春)

  会長:広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 循環器内科学 教授 木原 康樹

  会期:平成24622日(金)、23日(土)

  会場:広島国際会議場(広島市)

5.     101回地方会について(平成24年秋)

1)中国地方会

        会長: 島根大学医学部 循環器・呼吸器外科学 教授 織田 禎二

        会期: 未定

        会場: 未定

2)四国地方会 

        会長: 愛媛県立中央病院 循環器病センター センター長 風谷 幸男

        会期:未定

        会場:未定

6. 第102回中国・四国合同地方会会長推薦について(平成25年春)               資料1

    会長:香川県立白鳥病院 院長 坂東 重信

7. 理事会報告

  四国地区理事:高知大学医学部 老年病科・循環器科 教授 土居 義典

  3月の日本循環器学会が震災のため中止となったが、夏季の集会として、83日・4日の2日間でパシフィコ横浜にて規模を縮小して行うことが決定された。

  3回理事会の報告の中で、これまで公益社団法人に申請をするということになっていたが、日本循環器学会の中での不祥事(旅費支給内規第7条への違反)のため調査委員会が立ち上がり、一般社団法人への申請に変更されている。不祥事に関しては、225日の理事会でこれを認定して処分を決めることになり、49日の第4回理事会で当事者の5年間の学会からの除名という処分が下された。

  学術委員会の2009年の循環器疾患実態調査報告書が作成された。毎年調査が行われるが、循環器専門医の施設認定にも必要になったので、今後もご協力をお願いしたい。

  日本循環器学会からガイドラインがたくさん出ているが、医療従事者向けのガイドラインがほとんどなので、これからは一般向けのガイドラインの作成を考えていく。

  心臓移植委員会からの報告:臓器移植の法律が改正された後は、週1回のペースで移植が実施されており、現在まで90例の心臓移植が実施されている。待機者は現在159名である。

  編集委員会からの報告:201011AHAの期間中に、第1回の国際編集委員会が開催された。現在、日本循環器学会のCirculation Journalの採択率は23%である。

  震災で学会が中止になったので、専門医の更新あるいは単位を取得するための対応策が決定されている。

  今年は代議員選挙がある。代議員の10%以上が外科系の会員であることと、5%以上が内科系・外科系以外を専門とする会員であることと、女性の代議員の選出を必要とすることが決められている。立候補は531日までになっている。

  震災のプロジェクトが立ち上がっており、後方支援病院の連絡体制の確立、被災地との連絡体制の確立と状況の変化に応じたかたちの人的支援、循環器疾患増加予防のための広報活動、義援金の寄付などの経済的支援、他学会・他組織の支援活動との連携等の支援体制が、新たに設置された震災対策室を中心に現在行われている。

8.事務局報告                                                                                                   

四国支部事務局:独立行政法人国立病院機構高松医療センター 院長 水重 克文

来年度からの、旧評議員(これからは代議員)選挙に関する変更について報告する。これからは一般社団法人になるので、従来の評議員が代議員という呼び方に変わり、法律上は社員ということになる(選挙の際には代議員という言い方をして、選任された後は社員という呼び方になる)。変更点についてご紹介する。

1)被選挙権・選挙権について、従来は、被選挙権が会員歴で7年間、選挙権が会員歴で3年間必要であった。これが撤廃されて、今年の331日の時点で会員、つまり2010年度会員のすべてに被選挙権と選挙権が与えられる。

2)選挙に支部長、つまり理事が関与できなくなる。原則的に監事の先生に選挙管理委員長になって頂き、若干名の選挙管理委員で選挙管理委員会を持ち、支部として運営する。中国・四国支部それぞれで検討する(四国支部では原則として選挙管理委員長は前田先生にお願いする)。

3)立候補制度の導入。代議員になる意志のある方に立候補して頂いて、それに対して投票をするという形になる。任期中に65歳を迎えられる先生については代議員も定年退任されるので、補充をしなければならない。したがって、定数以上の方の立候補が必要で、選挙の際に補欠も勘案しておく。具体的には、立候補の締め切りは531日であるが、立候補者がホームページ上で公示されて、6月末までは修正ができる。もし立候補者数が足りない場合には6月中に修正ができる。

4)支部長による推薦評議員が今回から廃止になる。代議員の枠ができる。内科枠、外科枠、他分野枠、女性枠であるが、その枠は支部の会員数や女性会員数で決められている。女性代議員については内科、外科、その他分野枠のいずれに含まれてもよい。中国地方では、代議員の割り当て数が15名、外科議員数が2名、他分野枠が1名、女性枠2名になる。基礎系などの他分野枠は中国支部では1名となっているが、これについてはまだ必須ではない。四国支部は代議員数が10名、外科議員数が1名、女性議員枠が1名ほど必須になっている。

5)今後のスケジュールについて決められている。5月の末までが立候補の締め切り、6月が被選挙者の公示と修正期間。624日の理事会で、今申し上げた選出人数が確定されて、6月末で被選挙者名簿が確定する。6月末までに支部としては選挙管理委員会を立ち上げなくてはならない。実際の選挙は8月から11月の間に、中国・四国、別々に行うということになる。最終的には1130日に選挙結果を本部に報告して、その後、理事会での手続き等があるが、ほぼそれで代議員が確定をする。

Q:選挙管理委員会の最少人数というのは?

A:若干名。代議員選挙要領に、各支部では原則として支部監事を支部選挙管理委員長として、実務担当者若干名ということで、決めてある。従来四国では34人くらい、立会人という形で委員会を構成しており、事務局で実務を担当していた。

Q:外科枠というのが中国地区は2名、四国地区は1名となっている。従来の考え方では、中国地区は外科系の評議員の先生が5名か6名くらいおられるが、15名と非常に少ない枠の中で2名を選ぶのか、それとも2名以上であればいいのか?

A:投票用紙を工夫する必要があるが、例えば内科系、外科系、その他、女性という被選挙人名簿を作って、そこに投票して頂くという方法、あるいはまず、女性枠で当選者を決めて、それ以外は順番通り選び、最終的に最少数をクリアしていればいいと解釈している。

 外科枠、女性枠、他分野枠というのは最低の数さえクリアしていれば、別にそのあとは任せる、ということで、投票用紙の作り方も各支部に任されているので、選挙管理委員会ができてから考えるべきことである。

9.幹事について

1) 退任者:四国支部 河内 寛治

2) 新任者:四国支部 野村 昌弘

10.評議員について

1)    辞退者:四国支部(功労会員) 服部 嘉之(高知県)

2)  物故者:四国支部(功労会員) 水野 裕雄(愛媛県)

3)  地区異動:四国支部 金香 充範(香川県→大阪府)

     四国支部 西永 正典(高知県→千葉県)

4)    3回連続無届欠席による評議員資格喪失者:なし

5)    新評議員推薦(以下2名)

なかむら かずふみ

中村 一文  岡山大学病院循環器内科 講師

                         推薦者:佐野 俊二(岡山大学心臓血管外科学 教授)

                         推薦者:伊藤 浩 (岡山大学循環器内科学 教授)

もりた ひろし

森田 宏   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科先端循環器治療学 准教授

                         推薦者:佐野 俊二(岡山大学心臓血管外科学 教授)

                         推薦者:伊藤 浩 (岡山大学循環器内科学 教授)

11. 96回中国・四国合同地方会会計報告                                                         資料2

  会長:鳥取大学医学部器官制御外科学講座 器官再生外科学分野 

教授 西村 元延

12. その他

市民公開講座でのPCIライブに関しての日本循環器学会の見解について

日本循環器学会の中ではPCIの現実的な委員会というのはないので、CVITが専門医、指導医、認定医というものを作って厳重に管理しておられるので、CVITと相談して一定の見解を出して頂くのがよいのではないか。

以上,すべて評議員会で承認された。

平成23616

日本循環器学会四国支部事務局