〜入門までの過程〜

2002年1月の出来事
 
 家内から次男が空手をやりたいと言ってると聞く。(゚o゚)
私はそういうものとは全くかけ離れた生活をしており、寝耳に水でありました。

  私は小学生の頃にブルース・リーの影響を受けて中学〜大学生前半までは完璧な格闘技オタクでありました。
と言っても、ブルース・リー自身のファンであって彼の格闘技にはほとんど興味がなかったのが正直なところで、
レアアイテム探しを楽しんでいた部分が大きかったと思います。高校生の時は少林寺拳法、大学の時は日本拳法を
やってました。しかし長くはやらず累計3年位です(;^_^A
 
  極真カラテに関しては大学生当時、世界大会のビデオや映画「地上最強のカラテ」シリーズ、「四角いジャングル」などを
よく観ました。また大学に当時極真空手同好会があり高校の同級生が入ってたり、日本拳法部に高校生の時芦原会館やってた
友達がいたりしましたが極真カラテの深い話は全然しませんした。もっぱら日本拳法の話ししかしなかったように記憶してます(;^_^A
  漫画「空手バカ一代」シリーズを購入し読破したのもその直後で大山倍達総裁の著書も読んだりしました。
「空手バカ一代」は特につのだじろう氏の書いたバージョンが大好きでした(^^)よく感化されて「有明のバカヤロー」
と叫んでた記憶があります(笑)色んな苦難に直面しその度自問自答を繰り返し、時には涙する主人公大山倍達の姿に
ハマっておりました。ただ後半「空手バカ一代」中でブルース・リーがハワイで極真空手を習っていたとの記述があり、
それまでこの漫画は全て真実と疑わなかったブルース・リーファンの私は「ちょっと待って・・・」となりその脚色を受け入れる事
は出来ませんでした。これで間接的に極真空手に対する興味も少し冷めてしまいました(;^_^A
個人的な極真空手に対するイメージは
「強いけどコワイ(@_@)」で興味を残しつつもこの世界から一度離れてしまいました。

  話がそれましたが、私から子供に格闘技薦めたことは一度もありませんでした。
家内は次男の言い出しに好意的だったようですが私は「一時的に気まぐれで言うてるだけちゃうか?」と懐疑的でした。
その後何度か本人に話はしてみたものの幼稚園児だったのでわかってるのかわかってないのかイマイチ判断出来なかったです。
結局「ほな、一度見学に行こうか?」と言うことになり、近くの体育館でやってるとこを覗きに行きました。

  最初は伝統派?の空手(こういう表記が正しいのかどうかはわかりません)に行きその次に日本拳法、こちらは稽古
終わっての補習時間みたいな時に行ってしまったのでし実際はまともに見学してませんが。。。
  でも次男の表情がどうもさえない。心ここにあらずという感じでしたのでよくよく考えてみると、少し前にTVで極真会館の道場の
紹介やっててそのイメージが次男の頭にあり、どうやらそのギャップの間で悩んでたみたいでした。

  そして日を改め最後に訪れたのが極真会館の道場でした。道場に入った時から寛人の表情が違いました。
一通り稽古を見学し、その日は組手がない日だったので、後日組手のある日にもう一度見学に行く事にしました。
それでも次男の気持ちはすでに固まってるようでした。あきらかにその前までの曇った表情とは一変し、探し物を見つけたような
晴れやかな顔つきになってました。そして少年部の組手を目の当りにして入門決意「あれがやりたい」と。。。
当時は幼稚園児の道場生いなかったので、入門は幼稚園卒園時にという事で少し待ちました。

晴れて同年3月に稽古開始♪
ところが、どうも母親がいないとかなり心細くなるようで稽古にも全然集中出来てないし、おまけに私が送っていった時は
いつもの指導員の先生じゃないと道場に入るのを嫌がって(恐がって)入ろうとせず1時間近く遅刻して入ったとか。
「大丈夫か〜〜?」とやきもきさせられました。┐(´ー`)┌ マイッタネ

そういうのも最初のうちだけで何回か通ううちに全く問題なくなりました。(;^_^A
こうして次男の空手デビューに至りました。

長男が入門したのはその9ヶ月後の翌年1月のことです。