【フランス車に乗っている】×【元来の酒好き】=【ワイン】という方程式に従って、最近では確実にワインにはまりつつあります。今年(2001年)から地元の酒屋「ヒサモト酒店」が始めた有料試飲会にも、1月の『1997年ボルドーグランヴァン水平試飲会』、2月の『ブルゴーニュ特級畑スペシャル試飲会』、5月の『1998年のボルドー5大シャトー試飲会』と参加し、確実に病気が重症化しつつあります。今回は『ブルゴーニュ白ワイン古酒&モンラッシェ試飲会』いうことで喜び勇んで参加と相成りました。
さて、時は2001年6月16日(土)午後7時半、ヒサモト酒店高松店のワインセラーに集合。参加者は私を加えて10名(うち女性2名)。いつものようにやや緊張のうちに試飲会は始まりました。【おことわり】
文章中に知ったかぶりの断定的な記述もありますが、いかんせんワイン初心者が勉強のつもりで書いたものです。全ての語尾に「‥‥と言われている」とか「‥‥らしい」を付けながらお読み下さい。(爆)
グラスに注がれた後の空き瓶群。 ワインアドバイザー・佐藤氏の挨拶の後、いよいよ試飲会の始まり。毎度お世話になります。 グラスの中のブルゴーニュ白。下段左から シャブリ、ピュリニー・モンラッシェ、ムルソー、上段左から バタール・モンラッシェ、シュバリエ・モンラッシェ、モンラッシェ(詳しくは下をご覧下さい)。デジカメではワインの色がうまく表現できないのが残念です。 抜栓後のコルク。70年代および80年代の古酒のコルクはボロボロ。時の流れを感じます。
遅くなりましたが、今回のワインを紹介します。
名称 シャブリ GC レ・ブランショ バシュロワ・ジョスラン(Chablis GC Les Blanchots, Dom. Bacheroy-Josselin)'81 ピュリニー・モンラッシェ ジョセフ・ドルーアン(Puligny-Montrachet, Dom. Joseph Drouhin)'86 ムルソー ポタネ・アンポー(Meursault, Dom. Potinet-Ampeau)'75 バタール・モンラッシェ ドラグランジェ・バシュレ(Batart Montrachet, Dom. Delagrange-Bachelet)'78 シュバリエ・モンラッシェ プシャール・ペール&フィス(Chevalier Montrachet, Dom. Boucherd Pere&Fils)'97 モンラッシェ プシャール・ペール&フィス(Montrachet, Dom. Boucherd Pere&Fils)'97 外観 ラベル AOC Chablis Grand Cru
(特級畑:ブランショ)Puligny-Montrachet Meursault Puligny-Montrachet
(特級畑:バタール)Puligny-Montrachet
(特級畑:シュバリエ)Puligny-Montrachet
(特級畑:モンラッシェ)感想 81年の古酒ということでやや緊張しながら、いよいよ試飲。古酒ながらグレープフルーツやカリンのようなフレッシュな香りが感じられます。その後には軽い苦みがありますが、これがよく言うミネラルの味でしょうか。オイリーな感じもしました。 6種類の中で最も濃い輝くような黄金色。口に含んだ瞬間はセメダインのようなエステル香を感じます。その後にカリンや洋ナシのような香りと蜂蜜のような甘みが残ります。 今日の中で最も古いワインですが、色は中間的な黄金色(左の2種類や右のバタール・モンラッシェより淡い色)。古いためか果実香りはやや乏しく枯れ草のような香りを感じます。その後、プリンやカスタードクリームのような甘く香ばしい香りが残ります。 左のムルソーよりやや色が濃いですが、飲んだ印象はムルソーに極めて似ています。プリン、カスタードクリーム、バターのような乳製品系の香りが印象的です。 6本の中で最も淡い色の黄金色。カリンや洋ナシのようなフレッシュな果実香が強くビンテージの若さを感じます。舌にややピリピリ感が残ります。今日の中では普段飲み慣れた白に最も近い味と雰囲気。 左のシュバリエ・モンラッシェを全体的にパワーアップして味に深みをつけたようなワイン。文句無く素直に美味しさを感じます。6本の中では最もお気に入り。 売価 15,000円(参考)。 20,000円(参考)。 18,000円(参考)。 18,800円(参考)。 22,800円(参考)。 35,800円(参考)。
ワイン談義を進めつつ、次第にグラスが空いていきます。だんだんと酔いも回ってきて一番楽しいひととき。
いつものように、グラスが空き始めると他のワインが飲みたくなってきます。ヒサモト酒店のご厚意による差し入れを3本と、参加者で共同購入した1本(モンブスケ)を飲むことができました。
名称 レ・グラビエール(Les Graviers, Dom. Andre et Mireille Tissot)'99 レ・シャポニエール(Les Chaponniere)'95 ポール・シャンブレン(Paul Chamblain)'86 シャトー・モンブスケ(Ch. Monbousquet)'98 外観 ラベル AOC Arbois Rully なし Saint-Emilion 感想 スイスに近いジュラ地方アルボアのシャルドネで造った白。先に飲んだブルゴーニュに比べると輝くような感じに乏しくややくすんだ色調。飲むとシャルドネらしいすっきりとした辛口で安心できる味。ただ、モンラッシェの後では分が悪すぎ。 ブルゴーニュはリュリーの赤。リュリーらしくすっきりとした果実味豊かな味。エッジが透明がかってやや味わいがマイルドなのは熟成のせいでしょうか。 泡モノなのでよくわかりません。泡が荒く、色も薄いですがフレッシュ。飲んだ後でやや香ばしい風味。シャルマー方式(キュヴェ・クローズ)という方法による発泡酒らしいですが、詳しくはわかりません。 今日の最後は、ボルドーはサンテミリオン特級のモンブスケ。パーカーポイント94点という逸品。色は濃い紫色(プルーン色)で、飲んでも見た目と同様に濃く、とろりとした舌触り。タンニンが非常に丸く滑らかなのが印象的。最高に美味しく、締めくくりとしては大満足。
こうして楽しい2時間余りが終わりました。古酒の魔術師と言われるルモワスネ(Remoissenet Pere Et Fils)のワインが飲めなかったのは残念でしたが、モンラッシェを始めとする素晴らしいワインを堪能することができました(欠席者の分まで飲んだので多少飲み過ぎ)。
来月はシャンパンとか。さっそく申し込んでしまいました(笑)。
美味しいワインと新たな人との出会い。
元山さん、佐藤さんお世話になりました。素晴らしい時間をありがとうございました。