PC-8001で27色を表示しようのコーナー

PC-8001は、8色の フルカラー表示 ができるのが売りの一つなのは、みなさん御存じの通りです。しかし、 これをさらに、27色に増やしてしまおうという夢のテクニックがこれです。 ベーマガ1990年7月号135ページの、「MAGICAL COLOR」の記事を参照しました。


DMACからCRTCに送るデータ量を2倍に設定すると、「2画面が交互に表示される」 という現象が起こります。つまり、2つの画面に違う色の同じキャラクターを 同じ場所に書いておけば、その2色が混ざり、あたかも中間色が表示されている ようになるのです。

画面の設定のところで、I/Oポートの65Hには、通常&h8BB7(&h8000 + 2999) を流すのですが、これを&h976F(&h8000 + 5999)に変更し、また、64Hに流す VRAMスタートアドレスの値を適当な値に変更してやれば、そのアドレス から2画面分が交互に表示されることになります。


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