天狗の森１１

'98.6.22天狗の森1485m・大野ケ原1403m

参加者．前川・前川

　日本列島花ｍａｐｓ中国・四国編にも紹介されている、植物好きにはこたえられない山です。天狗の森は四国カルストの最高峰、日本三大カルストの一つです。

	夏場の四国の山では、ゴアのレインウェアより、レインチャプスと折りたたみ傘の組み合わせのほうが涼しくて快適なことがよくあります。（安価だし．．）登山口の駐車場から、このキャンプ場を通って尾根道を歩きます。
うっそうとした自然林を抜けると、見晴らしがきく頂上です。ここまでは30分くらいなので、せめてこの先の大引割・小引割まで足をのばさないと物足りません。
	大引割へ向かう途中でみかけたササユリの花。つぼみのものがたくさんありました。
天狗高原の散歩のあと立ち寄った大野ケ原の牧場の風景。なかなかメルヘンな雰囲気です。

　5時間ほどかけた周遊コースの途中に咲いていた花は、ササユリウツボグサトリアシショウマシモツケソウヒメレンゲウマノアシガタマルバマンネングサウツギ数種類のアザミヤマアジサイハンカイソウ（ほとんどのものはつぼみ）イブキトラノオヤマボウシなどだったかな？

	前日の19時に高松を発って、天狗高原に着いたのは23時でした。ちょっと走りすぎ。（古岩屋荘あたりに泊まればよかったかも）

０７：２５	駐車場発。広い駐車場のいちばん奥がキャンプ場。その中を抜けて天狗の森に向かいます。登山口の標高が1300m以上あるので、深い森の中を尾根に沿って散歩している雰囲気。ところどころ石灰岩が転がっています。
０８：０９	天狗の森着。
１０：００	大引割・小引割への分岐。ササユリのつぼみが多いところです。
１０：２５	大引割着。すぐ足元の地面に長さ約８０ｍに渡って、幅５ｍ深さ３０ｍくらいの岩の亀裂が走っています。立ち木にしっかりつかまって覗き込まないと恐いところ。
１２：１９	登山口着。帰りはアップダウンがほとんどない巻き道。

天狗荘は温泉でないので宿泊客以外は入浴できないのですが、昼食を取るときに宿泊客と同じ夕食を頼んでおくと入浴もさせてくれます。一般客のレストランの利用は17時まで。