'98.7.27立山3015m


参加者.前川 前川

今年の3連休は立山三山の縦走と、大日三山縦走の組み合わせになりました。

大汝山を最高峰とする立山連山は、歩きなれた四国の山と比べると、ほとんど岩と瓦礫ばかりの山でした。眺望は抜群に良くて、槍、穂高ばかりでなく遠くに富士山も見えましたが、ソフトな土の道が懐かしい。

 

 

一ノ越から槍、穂高方面の展望。中央に槍ケ岳が見えます。

この写真の左手、はるか遠くに富士山も顔を出していました。

 

登山道でよく見かけたトウヤクリンドウ。

 

富士の折立から真砂岳に向かう道。

雄山を過ぎると登山者がぐっと少なくなりますから、ほっとします。

 

右手が蔵ノ助カールの雪渓。

この雪渓の下に2000年前の氷河が存在すると言われています。

 

雷鳥沢から眺める立山連山の主峰。

山頂部が夕日に赤く染まるのを待っていたのですが、夕日がさしたのは中腹だけでした。

左下はキャンプ場です。

 


 

06:50

 大阪発アルピコの夜行バスで室堂着。(寝られないぞっ)

07:10

 水を補給して出発。ヨツバシオガマやチングルマが目立つ。

08:08

 一ノ越着。やっぱり、だれでも槍が見えると騒ぐみたい。

 このあと、しばらく瓦礫の中の急登。周囲は人だらけ。

09:10

 雄山着。ここまでは老若男女でにぎわっている。

09:10

 雄山発。後立山を縦走中のJF5SUVをコールするが応答なし。

09:38

 立山連峰最高峰の大汝山(3015m)着。記念写真。

 時間はたっぷりあるので、休憩所でコーヒーを飲んでおしゃべり。

10:15

 大汝山発。このあと無線のコールを連発。

 室堂側から間断なくガスが流れてくるようになった。

11:05

 真砂岳着。ワンゲル部員と一緒に昼食。

11:30

 真砂岳発。ライチョウが砂遊びしているのをしばらく見物。

 別山への登りが足に心地よい。

12:25

 別山着。ここでは数グループが昼食を取っていた。

12:35

 別山発。剣岳が象形文字の「山」という字に見える。

 雨、カッパ着用。

13:05

 剣御前小屋着。さすがに、色あせたウェァの登山者が多い。

13:28

 剣御前小屋発。二度目の雨。

 雨の中、石の急坂を下りるのは苦手。だんだん植物が多くなる。

15:05

 雷鳥沢ヒュッテ着

 

 

 


 雷鳥沢ヒュッテは、剣御前小屋から雷鳥坂を下りて最初の小屋なのです。

翌日尾根まで登り返さないといけないのに、24時間いつでも温泉に入れる魅力に負けてしまって下りてしまいました。

山には、ビールと、温泉、そして花が必要。

雷鳥沢ヒュッテの温泉には、キャンプ場の高校生などもたくさんやってきました。