'98.7.27大日平山荘abt.1750m


大日三山縦走の途中、お世話になった山小屋の紹介です。

ランプの宿・大日小屋を過ぎ、それまでの尾根道から2時間ほど急下降したところにある大日平山荘は、急坂を下り始めてすぐに視界に入るのですが、いつまでたってもなかなか近づかないのです。

尾根からここまで急下降を2時間近く、そしてこの小屋からさらに急下降で称名滝近くの車道まで2時間という位置なので、翌日帰宅するのに時間がかかる人はここに泊まったほうが安心でしょう。

(すぐ近くの人なら、尾根の大日小屋で朝焼けの剣を見たいかもしれないな)

湿原に敷かれた木道をたどって小屋に着き、「今夜お願いできますか?」と声をかけると、若いご主人が「そこに雨具を干して、荷物を置いたらまずお風呂にはいってらっしゃい。」と言ってくれました。温泉地なら当然なのですが、普通の小屋で風呂に入れるのはすごく嬉しい。

 

 

大日平の湿原の中に立つ大日平山荘の外観です。ビールの自販機が外からよく見えるのがにくいですね。

 

部屋はこんなに明るくて、畳も新しいのです。いくつかある6畳の部屋には布団が二つずつ用意されていました。

階段も廊下もピカピカに磨かれています。

 

これが当日の食事。オーナー自ら採ってきた山菜などが上手に味付けされていて、とても満足できるものでした。

 

楽しい、スタッフのお兄さん。どんぶりはスタッフの食事です。何がはいっているか確認できなかったのが残念。

私物のウィスキーで水割りを作ってくれました。

(これがすごくおいしかったので、おかわりをお願いしてしまった)

 

湿原の木道の先に見える大日平山荘。

湿原にはモウセンゴケなどもありました。

 


 若くてハンサムなオーナーのネクタイをしていない写真を掲載すると、お母さんに叱られるかもしれないので、ここには出しません。ちゃんとネクタイをしている写真が、ヤマケイのフルカラー特選ガイド「立山・剣岳を歩く」に出ていますので見てください。

(ウソ。実は写真を撮り忘れた。)