15日目 加世田日吉自転車道 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
15 6月1日(火)晴 90 1,152 2,100 48,300
通過地 道の駅阿久根〜国道3号〜串木野〜国道270号〜国道226号〜南さつま市笠沙公園
食 事
朝食はパンと牛乳 昼食は白身フライ定食(右写真のサラダバーが食べ放題) 夜はコンビニの海苔弁
今日の宿 笠沙公園
感じたことなど  6時30分〜14時50分
 国道3号線(薩摩街道)は海岸線だから楽だろうと思っていたが、思った以上にアップダウンが多かった。暑い時の登りはきつい。国道270号に入ると車はぐっと少なく車道を安心して走れるが、今度はどこかに店があるのだろうかと食事が心配になってくる。
 今日はいい店に当たった。定食を頼めば全てサラダバーが付いていて、サラダバーだけて゜メインのおかずとなるような質と種類があり果物、コーヒーまであって食べほうだい。白身フライ定食にサラダバーが付いて690円は非常にお得で又おいしかった。
 昼食を食べてすぐ自転車道に途中から入った。この自転車道は九州自然歩道の一部となっていて全長約24Kmある。景色はあまり良くないが林の中を走るため涼しく、安心してのんびり走れる。なかなかいい自転車道だった。

左3枚 人形岩(何に見える?) 日置市の吹上浜は3大砂丘の1つとか  加世田日吉自転車道の案内看板


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16日目 アップダウン連続の道 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
16 6月2日(水)晴 98 1,250 6,700 55,000
通過地 南さつま市笠沙公園〜国道226号線〜枕崎〜指宿市(湯の里YH)
食 事
朝食はパン  昼食はカツオラーメン  夕食はYH
今日の宿 指宿の湯の里YH
感じたことなど  6時30分〜16時40分
 野間半島から枕崎までは急なアップダウンの連続できつかった、枕崎から指宿まではなだらかではあるがこれまたアップダウンばかり。走っていて、上りか下りか平坦かわからなくなり、頼りはペダルを踏む重さのみ。疲れる。強いて言えば屋島のドライブウェイの一部に感じが似ている。
 途中の秋目は鑑真和尚の上陸地とかで記念館がある。又少し枕崎よりの坊津は遣唐使の出発地らしい。
 枕崎でカツオラーメンを食べる。極上の鰹節からとったスープとのことで、具には味が付いたカツオの身が乗っていた。醤油系であっさりしておいしかった。750円
 YHで今までの汚れと疲れを癒す。 

左より、野間半島に立つ九州電力の風力発電  秋目は鑑真和尚の上陸地  開聞岳  頴娃(えい)茶は日本一とか、走っていると時々日本一とか日本初とかの看板がある  指宿駅前の足湯


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17日目 知覧特攻平和会館 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
17 6月3日(木)晴 51 1,301 32,900 87,900
通過地 指宿市〜国道226号線〜喜入〜(バス)知覧〜(バス)喜入〜鹿児島市(鹿児島新港)〜沖縄航路
食 事
朝食はYH  昼食はヘレカツの卵とじ  夕食は船内で焼魚定食
今日の宿
鹿児島沖縄航路マックスライン(株)のクイーンコーラス号 2等往復26,800、自転車片道2,770
感じたことなど  7時20分〜15時
 知覧へは指宿、鹿児島の途中からバスで往復する。 知覧は航空教育隊が元々あり、沖縄戦が厳しくなった時に、沖縄に一番近いと云うことで特攻隊の基地になり、各地の航空隊からここに集められ、特攻のほとんどがここから飛び立って行き帰らなかった。広島・長崎が原爆の怖さを主に感じるのに対し、ここは戦争のむごさ・悲しさを感じる。20才前後の隊員全員が喜んで死にに行く。教育の怖さを感じる。今の北朝鮮がこの状態ではなかろうかと思う。皆が右を向く時、左を向くものも必要ではないか。知覧だけにある歴史の変えることが出来ない記録であり見学の価値は十分にある。
 桜島の活動が昨日、今日と活発らしい。私もびっくりした。見る間に状況が変化していく、自転車で走っていて灰が目に入りまともにあかない。服、自転車は灰が積もって大変。鹿児島の人は慣れているのだろうか。大変だろうと思う。
知覧特攻平和会館内は撮影禁止、屋外展示の飛行機と館内案内図

左より 走行中見た桜島 その15分後  その2時間後市内より桜島を望む  車に積もった火山灰


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18日目 沖縄に到着 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
18 6月4日(金)曇 1,305 5,500 93,400
通過地 鹿児島新港〜沖縄那覇港〜沖縄県那覇市(シティーフロント春海YH)
食 事
朝食は朝定食  昼食は唐揚げカレー  夕食はオリオンビールとゴーヤチャンプル定食
今日の宿 シティーフロント春海YH
感じたことなど  沖縄航路は、鹿児島新港を18時に出港、翌日18時40分に沖縄那覇港に着岸、途中奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本部港に寄港
 私が乗船したクイーンコーラスプラス号は、平成20年11月建造の新しい船で、全長143m、巾21.6m、5,910tの船。二十歳代の頃自転車を分解して与論島まで来たことがあり、その時は船が揺れ船酔いをした記憶がある今回は船が大きいため船酔いする程は揺れなかった。
 鹿児島から途中の島に行く(帰る)人と、途中の島から乗る人も結構多いが全体には多く空いている。
 沖縄に降り立つと曇りで蒸し暑かった。ゴーヤチャンプルは薄味ながら、良い味でおいしかった。

左から 船内ローカ  風呂の入口  船の模型  船内食堂メニー  食堂  奄美大島名瀬港  沖縄の駐車場は昼間が安い?


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19日目 戦争抜きに沖縄は語れない 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
19 6月5日(土)曇小雨 50 1,355 3,300 96,700
通過地 沖縄県那覇市(シティーフロント春海YH)〜糸満〜国道331号〜南城市知念(公園)
食 事
朝食は五目チャーハン  昼食は沖縄そば定食(コーヒー付きで500円  夕食はパン)
今日の宿
知念の公園だが地元の高校生が先にいたため横の公民館の軒下(小雨)
感じたことなど  7時〜17時
 今日は観光地巡りが主となった。首里城公園、旧海軍司令壕公園、ひめゆりの塔、沖縄県平和祈念公園へ行った。それぞれに資料館がある。首里城をのぞいて戦争関係の資料館ばかりである。
 「百聞は一見にしかず」ぜひ訪ねてみることをお勧めする。先日行った知覧特攻隊との関係がよくわかった。 
 昼食に沖縄そばを食べた、薄味だがよくだしがきいていておいしかった。そば自体は日本そばでも、中華そばでもない独特のもののようだ。

左から 首里城は開門前にドラをたたくセレモニーがある 旧海軍司令壕のポスター  ひめゆり平和記念資料館に書かれていた言葉

沖縄県平和祈念資料館内に書かれていた言葉


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20日目 ただ走るのみ 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
20 6月6日(日)曇雨 92 1,447 5,700 102,400
通過地 南城市知念〜国道331号〜国道329号〜うるま市〜名護市(ゲストハウス ナゴ スティルーム)
食 事
朝食は昨日残りのパン  昼食はフーチャンプル  夕食は煮物と炊き込みご飯
今日の宿
ゲストハウスの個室 2,500円
感じたことなど   今日は昼前に一時やんだだけでずっと小雨が降り続いた。朝起きるとテントはシートと下部が濡れ、寝袋もテントに接触していた部分が濡れていた。幸い宿の部屋に扇風機があるため今晩乾かせそう。特に昨晩は風があったため余計濡れたようだ。野宿にとって雨と風は大敵だ。とても野宿する気にはなれない。しかし出たとこ勝負のためうまく宿がないと野宿せざるを得ない。
 海岸で海を見たが波打ち際は海の水も濁っていた。
 沖縄はゲストハウスとかドミトリーハウスとか云う安宿が多くあり、長期滞在者とかライダーに人気があるようだ。ただ部屋はあまりきれいではなく、トイレ、シャワーは共同のところが多い。ただ安く泊まりたい人には魅力がある。1泊1,000円から3,000円程度のところが多い。長期滞在すれば割引がある。テントで泊まることを考えるときれいでなくても部屋で寝れるだけまし。
 フーチャンプルが何か知らずに頼んで昼食に食べてみた。ゴーヤの代わりにフーが入っているのだが、食べてみてフーが何かわからなかった。見た目と食感は肉のホルモンのようであったがそんなに堅くない。後で聞くと普通の麩らしい、ただ形は細長くホルモンの内臓のような感じ。味はおいしかった。定食で700円。
今日は、雨の中をひたすら走るだけだったため特に写真はなし


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21日目 沖縄の魅力は太陽と海 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
21 6月7日(月)曇・雨・晴 81 1,528 5,000 107,400
通過地 名護市(ゲストハウス)〜国道58号〜田井等〜大宜見村〜田井等〜国道505号〜海洋博公園〜国道449号〜名護市(ゲストハウス)
食 事
朝食はおにぎり  昼食は海洋博公園レストランのバイキング  夕食はソーキそばと生ビール
今日の宿
2階がゲストハウス  室内(個室)
感じたことなど  7時45分〜16時50分
 今日は那覇まで帰るつもりであったが、天気予報で雨の確率が高かったため、無理せずここにもう一泊することにした。
 午前中、海岸の横を走行中一時的に晴れ間が広がった。晴れると景色が一変して大変きれい。やっぱり沖縄は太陽と海だなと実感する。どんより曇った沖縄は、他所と変わらず。
 沖縄海洋博公園は広い。1日では無理。それにしても国営はすごいと思う。国営まんのう公園しかり。ここは入園料が無料なのがいい。但し施設により入場料が必要
 沖縄に着いてから今日まで、雨に遭わない日はなし、明日からは天気が回復する見込み、梅雨の沖縄も貴重な経験、よしとしょう。 
 夕食のソーキそばには大きな骨付きの豚肉が二切れのっていた、これにキャベツのサラダとキューリが付いて500円、おいしかった。最近○○系のラーメンとか何とかで1000円近くするのがあるが、そんなのに限って値段程おいしくないような気がする(あまり食べてことがないので本当のところはわからない)。食べ物に限らずシンプルで安いのが好き。何事もシンプル イズ ベストと最近よく思う。

左から、 つはと読む  英語の訳入り工事看板  バス停のベンチ(使用時と非使用時良くできている)  沖縄のお墓

海洋博公園  中央より海を望む  駐車場の車9割以上がレンタカーの「わ」ナンバー  公園下の海  名護市役所(獅子がたくさん)


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22日目 道路に沿ってどこまでも続く、基地のフェンス 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
22 6月8日(火)晴 82 1,610 1,700 109,100
通過地 名護市(ゲストハウス)〜国道58号線〜嘉手納町〜那覇市(奥武山公園)
食 事
朝食は寿司セット(写真の取りわすれ)  昼食はトーフチャンプル  夕食はしぶい汁定食
今日の宿 奥武山公園の東屋
感じたことなど  6時20分〜14時
 今日は一日中晴れであった。まだそんなには暑くない。名護から那覇まで国道58号線は比較的平坦路が多く走りやすかった。
 嘉手納に入ると道の横に米軍基地のフェンスが延々と続く。空軍基地が終わると今度は海兵隊の基地が続く。頭上では時々轟音が響くが、姿は見えない。今まで走ったところでは米軍キャンプが2ヶ所程あったがあまり基地を感じなかった。今日は基地存在の大きさを十分に感じた。
 那覇ビジネス街中心地の歩道で昼食時弁当を売っており、たくさんの人が買っていた。なかなかおもしろいやり方だと思った。
 夕食のしぶい汁定食はとうがん汁で骨付き豚でだしを取り、とうがん、白菜、にんじん、昆布が入っている。いい味でおいしかった。これにカツオの刺身、卵焼き、ソーセージの炒めたものがついて730円。
 明日朝は鹿児島行きの船に乗る予定。

走行中の一風景  米軍のフェンスが続く  空軍の警告  それが終わると海兵隊の警告がある  歩道での弁当売り風景


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23日目 沖縄の感想 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
23 6月9日(水) 1,614 5,000 114,100
通過地 那覇市奥武山公園〜那覇港〜鹿児島市へ向け航行中
食 事
朝食はサンドイッチと牛乳  昼食はカップヌードルとおむすび2個  夕食は唐揚げ定食(ビール付き)
今日の宿 2等和室(ガラガラ)
感じたことなど  7時出港〜翌日7時40分到着予定
 沖縄を訪れるまでは、独特の風景、文化を有する県だとのイメージがあった、実際に走った感じでは、他県との違いは特に感じなかった。走行中沖縄を走っているんだとの感じも部分的にはあるが全体的には特になかった。
 食堂での食べ物は、定食が500円程度からあり安いと感じた、量も多く、味もおいしかった。全国的によく知られている沖縄そば、チャンプル等も納得できる味だった。
 沖縄は南北に細長く、どちらかというと中部と南部が開発されているように感じた。又東西の道路では地形の関係だろうが西側に平坦部が多い。東側は海外沿いの道は少なく、少し内陸部に入っている分アップダウンが多かった。又店も少なかった。西側を通る国道58号線沿いがメインとなっているようだ。
 本土と違う海水のきれいさを期待していたが、道路沿いに見た範囲では、瀬戸内海とあまり違わなかった。珊瑚礁の海がきれいなようだ。
 沖縄はいいところだ、訪ねて良かった。時期は梅雨を外した方が楽しめると思う。

左から、走行中咲いていた花  さんぴん茶  モノレール


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24日目 桜島
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
24 6月10日(木)晴 70 1,684 2,600 116,700
通過地 鹿児島市〜桜島〜鹿児島県南大隅町(道の駅根占)
食 事
朝食はフェリーの朝定食  昼食はカンパチのづけ丼(700円)  夕食は白身フライのり弁当
今日の宿
道の駅根占下、大浜海浜海岸の東屋
感じたことなど  8時45分〜15時40分
 今日の桜島はおとなしかった。しかしこないだの経験があるから周遊道路を通るのはあまりいい気持ちはしない。所々待避壕があるが、これは絶対必要と思った。
 桜島フェリーは何隻かでピストン輸送をしておりあまり待たない。人と自転車で250円
 南側からの桜島を撮るため垂水の漁港に入っていったら、漁協組合直営の食堂がありそこで昼食を食べる。海の桜勘の名前で垂水ブランドのカンパチを養殖しており、それを使った料理がメイン。カンパチのづけ丼を食べたが非常においしかった。値段も700円と高くなく、今日の昼食は当たりだった。小鉢としてあら炊きが付いていたが骨まで柔らかく食べることが出来た。この港は高倉健主演「ほたる」という映画の撮影場所とかの看板があった。 

左から、桜島フェリーの乗った船  対向の船  桜島噴火灰の種類(目の細かさが違う) 桜島周遊の道路には所々待避壕がある

左から、南から見た桜島  垂水漁港(南)から見た桜島 垂水の養殖カンパチ  養殖風景  錦江湾の夕日  


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25日目 本土最南端 佐多岬 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
25 6月11日(金) 107 1,791 2,100 118,800
通過地 南大隅町〜伊座敷〜佐多岬〜伊座敷〜鹿児島県肝付町岸良(国道269号線、国道448号線)
食 事
朝食はパン  昼食は時海丼(海鮮丼1,000円)、ご飯が見えない  夕食は赤飯と鰯の缶詰
今日の宿
東屋で寝る予定だったが風が強いのと雨が降りそうなのでトイレ内に設営(きれいに掃除していたのを確認済)
感じたことなど  5時50分〜17時20分
 佐多岬は、伊座敷から先、上っては海岸近くまで下りるのが三回ある。車では何でもないが、自転車だと値打ちがある。
 佐多岬は本土最南端らしい。
 途中、佐多岬を起点に日本縦断をするという大阪の甲元さんにあった。彼も自転車に荷物をいっぱい積んでいた。私と同じぐらいの年代の人だった。
 昼食の海鮮丼はボリュームたっぷりですごいに尽きる。がんばって何とか全て食べた。道の駅の管理人が教えてくれた。昼時しかやっていないため間に合うよう朝早く出発。佐多岬へ行かれたらぜひ寄ってみて下さい。お得です。(佐多の伊座敷、「時海」) 
 宿泊地の岸良で夕食を買いに行くとパンしか無く、赤飯はどうかチンしてあげるとのことで買う。おかずはどうかというのでいらないというと、おかず無くてはダメだろうと鰯の缶詰を店のおばさんがおごってくれた。非常に優しい人だった。
 佐多岬灯台は灯台50選に選ばれ、明治4年点灯、高さ13mで海面からは68m、光達距離約40Km
 トイレ内で寝るのは風、雨の心配がいらないが、暑くてしょうがない。

左から、佐田岬ロードバークは今無料  佐田岬と灯台


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26日目 内之浦宇宙空間観測所
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
26 6月12日(土)雨 69 1,860 7,300 126,100
通過地 肝付町岸良〜大崎町〜宮崎県串間市「民宿あさと」(国道448号、国道220号線)
食 事
朝食はパン  昼食は鹿児島黒豚ラーメン(680円)とライス  夕食は民宿
今日の宿 串間市の民宿あさと
感じたことなど  5時40分〜15時
 今日は九州地方が梅雨入りをし、一日中雨、この30年間で一番遅い梅雨入りとか。雨自体は対策をして覚悟を決めれば走れるが。これに風が加わると非常に走りにくくつらい。
 内之浦宇宙空間観測所は、自由に見学できる。旧発射台、地上実験で使われたロケットなどが展示されている。
 私の元会社が近くで風力発電の工事をしており、責任者一名が駐在してがんばっているいるため、表敬訪問する。体重もかなりやせたとのことでそのがんばり様がわかる。
 宮崎県に入ると要所で消毒ポイントがあり、車も自転車も消毒マットを踏まされる。迂回して消毒ポイントをわざと通すため通行止めにしている道もある。又、人の集まる図書館等も休館にしている場所もある。本当に大変である。
 塩分をとるため黒豚ラーメンを食べる。黒豚も、汁もおいしかった。値段がもう少し安ければいうことなし。
 道の駅でさつま揚げを売っていたため本場の味はどんなものかと購入して食べる。甘いが味はしっかり付いている。中は豆腐のように柔らかい。原材料を見ると魚肉(たら えそ 鰯 たち)、豆腐、砂糖、みりん等が書いてあるため、豆腐に魚肉が混ぜられているのかも。
 雨のため民宿に泊まる。野宿は雨に弱い。寝袋、テントなどが濡れると、常に移動しているため乾かすのが大変。

左から 内之浦宇宙空間観測所の旧発射台  同ロケット模型の展示  国見山ウィンドファーム建設現場事務所  さつま揚げ


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27日目 都井岬
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
27 6月13日(日) 78 1,938 9,300 135,400
通過地 串間市〜都井岬〜日南市宮浦(民宿南光)(国道448号、国道220号線)
食 事
朝食は民宿  昼食はチキン南蛮定食  夕食は民宿南光(メバルの刺身、マグロ頭の塩焼き、エビなど)
今日の宿 民宿「南光」
感じたことなど  7時45分〜16時20分 
 都井岬への道は、佐多岬程アップダウンはなく、上り一方のため少し楽。岬は全体的に広くなだらか、天気が良ければ眺めがいいと思う。高原状になっているためゆっくり楽しめる。ホテル。民宿もある。野生の馬がいる。
 福岡ナンバーの車で来ていた岡部さんがプログを書いているので、写真を撮らせて欲しいとのことで写真を写す。 都井岬灯台は50選灯台に入っていて、ここは内部を見学することが出来る。 明治4年点灯、高さ15mで海面からは255m、光達距離約43Km
 雨は、今日も一日中降ったりやんだり、道の駅で昼食時、天気が悪いため今日も民宿に泊まることにし、昨日ネットで調べていた民宿に順番に電話する。今日は休みとか、営業を中止しているとかで、三番目に南光に泊まることに決定。7000円で予算オーバーとなり、今日はビールは飲まずにおこうと思っていたが夕食の料理を見て飲まずにはいられなかった。メバルの刺身、エビの煮付け、マグロ頭の塩焼きなど食べきれない程の料理だった。これで7000円は納得で安い。ちなみに昨日は5500円。
 適当に探すとたまに大当たりがありおもしろい。

左から 都井岬灯台の銘板、灯台遠景  野生の馬  注意標識

馬が出ないよう「駒止の門」がある。ここから自動車は200円、2輪車は100円、自転車無料  紫陽花がきれい


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28日目 宮崎県は県内全域で口蹄疫対策実施中 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
28 6月14日(月)小雨 100 2,038 2,400 137,800
通過地 日南市宮浦〜宮崎市〜日向市(道の駅日向)(国道220号、国道10号線)
食 事
朝食は民宿  昼食は予算節減で残り物(パンとさつま揚げ)  夕食は冷汁定食チキン南蛮付
今日の宿
道の駅日向の入口軒下
感じたことなど  7時30分〜15時45分 午前中小雨、午後からは曇り
 宮崎県は県内全域で口蹄疫対策を実施している。消毒ポイントを設けて通行車両の消毒。これは主に川南町から他へ出て行く車(川南町以外は流入する車)を対象としているようだ。道路の電光掲示板に「口蹄疫対策実施中」の表示、店の出入り口に消毒用マットの設置、義援金の受付など
 道の駅についても弁当はなく、レストランは早く閉まるだろうと、今までの学習から途中で弁当を買った。ところが着いてみると、弁当は売っているし、温泉もありそこにレストランもあって22時近くまで開いている。何事もきちんと準備をするとそれが必要なくなるようだ。とりあえず弁当は明日食べることにする。
 温泉入浴料500円でさっぱり、そして温泉でHPの更新、今日はついているようだ。
 宮崎の郷土料理冷汁を食べた。魚のすり身と豆腐で汁を作っているがこれがおいしい。ご飯にかけて食べるといくらでもご飯が食べられる。帰ったら作ってみたい。又チキン南蛮も宮崎の定番らしい。鳥が柔らかくジューシーなのと特製のタルタルソースがおいしい。

左から 浦島太郎は日南の海岸で亀を助けた? 口蹄疫対策(電光標示、県庁にあった激励の寄せ書き、消毒ポイントの案内) 県庁玄関にある知事の人形

温泉「お船出の湯」  温泉の外観


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29日目 宮崎から大分県へ
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
29 6月15日(火)雨 87 2,125 1,700 139,500
通過地 日向市〜延岡市〜大分県佐伯市蒲江(道の駅かまえ)(国道10号、国道388号線)
食 事
朝食は助六寿司  昼食は昨日買ったチキン照り焼弁当(雨の中で写真忘れ)  夕食は鳥飯とおかずセット
今日の宿 道の駅「かまえ」の軒下
感じたことなど  6時50分〜15じ20分 今日も一日中雨で道の駅に着く直前にやむ。
 チキン南蛮は延岡が発祥の地と延岡の観光ポスターに書いてあった。
 一日中雨で、ただ走るのみ、景色はみえず。
 坂が多く下る時ブレーキをかけるため、ブレーキシューが減ってブレーキのききが悪くなってきた。そろそろシューを取り替える必要がある。

左から チキン南蛮の謎解明 キーワードは延岡  蒲江名産に「うず巻」という生菓子ありカステラを巻いた中に羊羹が入っている


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30日目 佐賀関 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
30 6月16日(水)晴 99 2,224 3,200 142,700
通過地 佐伯市蒲江〜佐伯市〜津久見〜臼杵市〜佐賀関(道の駅佐賀関)(県道37号、国道217号)
食 事
朝食はのり弁当  昼食は日替わり定食(ソースかつ丼とうどん、うどんは冷凍だがだしがおいしかった)  夜はコンビニの弁当とビール
今日の宿 道の駅「佐賀関」の2階展望台
感じたことなど  6時45分〜15時30分 今日は一日中晴れ、天気がいいと暑いが気持ちがいい。又海岸線がきれい。
 豊後二見ヶ浦のしめ縄は、直径60cm 長さ65m 重さ2tでギネスに登録しているとか。
 臼杵の石仏を見学する。昔は制作時そのままだったが保存のため修復して、屋根も付いている。屋根があるとどうも崖に掘られた石仏のイメージが薄くなる。これも仕方のないことか。
 道の駅「佐賀関」へ来てみればメインの建物がない。レストランを当てにしていたのに! 聞けばシロアリにやられてつぶしたとか。仕方なくコンビニまで弁当を買いに走る。往復約6Km。弁当を準備していれば必要なく、準備していなければ必要になる。まったく・・・
 パソコンの準備をしていれば、田中さんという若い女性のサイクリストがやってきた。聞けば九州一周と屋久島に行くとのこと、旅の二日目で昨日は神社に泊まりよく寝れなかったとのこと、今日はここに泊まるとのことで相棒が出来る。私とコースが逆のため走ってきたコースと道の駅のアドバイスをする。なお上の写真のテントは田中さんのテント、私はテントなしで寝ようかと思っていたが蚊がいるのでテントを張ることにした。

左から 豊後二見ヶ浦 看板  臼杵石仏の入場券  石仏

佐賀関から見る佐田岬(風車がよく見える)  風車部分の拡大


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31日目 別府「竹瓦湯」 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
31 6月17日(木) 107 2,331 3,100 145,800
通過地 佐賀関〜大分市〜別府市〜国東市(道の駅くにみ)(国道197,10,213号線)
食 事
朝食はコンビニのカレー  昼食はご飯やで好きなものを  夕食は道の駅で「たこ飯膳」
今日の宿 道の駅「くにみ」
感じたことなど  6時20分〜16時10分 今日は一日中曇り
 国道197号線、大分市内は走りにくい。歩道乗り入れ部の段差がきつく、こんなところを自転車に重たい荷物を
積んで走ると壊れてしまう。又車道が走りにくい。すぐ横をビュンビュン車が通っていく。鹿児島とか宮崎県は車が少しスピードを落としてくれていたように思うが。
 竹瓦湯は古く明治12年に建てられ、昭和13年に改築が行われたとのこと。当初青竹で屋根を葺いていたため竹瓦と名前が付いたとか、浴槽も脱衣所も非常にシンプル。建物全て木で出来ているところがいい。文化財になる由緒ある温泉である。入浴料は百円、安い。 

左から別府の鶴見岳  竹瓦温泉(文化財の標示、建物、湯船、脱衣所)


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32日目 雨具を盗られる
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
32 6月18日(金)雨 67 2,398 5,400 151,200
通過地 国東市〜宇佐市〜福岡県豊前市(道の駅 豊前おこしかけ)
食 事
朝食はコハダ寿司  昼食は牛丼(190円)とラーメン  夕食はハモ寿司
今日の宿 道の駅 豊前おこしかけ
感じたことなど  7時〜15時20分 朝一時やんでいたがそれ以外は一日中雨
 宇佐神宮は広い。全国八幡宮の総本宮で上宮と下宮があり同じ神様(3神)をお祭りしている。上宮は国家守護、下宮は民衆守護で、下宮も飛ばさずにお参りして下さいと書いてある。
 お参り時一時やんでいた雨が走り出すとぱらぱらと降り出してきたので、食事後カッパを着ようとラーメン店に入る。牛丼が限定190円で注文したがこれだけでは悪いとあとでラーメンも注文する。食事中雨が降り出し、勘定後外に出てカッパを着ようとすると無い。やられたとしばし呆然。丁度雨が降り出したので盗っていったものと思う。ゴアテックスで3万円以上するのに、幸い同じ構内にホームセンターがあったのでとりあえずカッパを購入する。しかしスパッツまで盗られたのは痛い。これがないと靴の中が雨で濡れてしまう。九周最後になって非常に残念。
 道の駅の名前「おこしかけ」については、昔皇太后がこの地で石に腰をかけたとかで、その地を「おこしかけ」と呼び景色がいいところらしい。

左から 昭和のレトロな街がある 宇佐神宮は御輿と神仏習合の発祥地  鳥居  上宮の本殿 2礼4拍1礼らしい

ずらりと並ぶ結ばれたおみくじ  下宮の本殿  マットの上につけていた雨具とスパッツを盗られた


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33日目 九州一周終了
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
33 6月19日(土)曇り 67 2,465 6,000 157,200
通過地 豊前市〜部崎〜関門トンネル〜下関市(下関市日の山YH)(国道10号、県道25号、県道72号線)
食 事
朝食は穴子ちらし  昼食はサンマ定食  夕食は唐揚げ高菜弁当
今日の宿 下関市日の山YH(目の前は関門海峡の橋)
感じたことなど  6時10分〜13時55分 一日中曇り
 九州一州が終了した。21日間、約1,570Kmの旅だった。九州は岬まで廻るとかなり厳しいコースである。
 初日に民家に泊めてもらい好印象だったが、最後で盗難に遭い+−ゼロ、一人の人間の行動によってその県全体の印象が決まる。香川県民は全員が観光大使でありたいものだ。
  部埼(へさき)灯台は灯台50選に選ばれ、明治5年点灯、高さ9.7mで海面からは39m、光達距離約32Km
普通灯台に行くには、アップダウンの岬の先にあるイメージだが、ここは岬の先端まで海岸沿いの平坦路で、最後に岬の先端から階段を上がって灯台に行く。思っていたより楽だった。灯台の印象は背は高くないがどっしりと構えて安定感のあるものだった。
 僧清虚は、高野山へ行くためこの岬沖を通った時、難所であることに気づき、それから死ぬまで13年間火を焚き続けたとのこと。
 今日はYHに泊まり、今までの洗濯とテントなどの乾燥、電池の充電などを行い、明日からの山陰路走行に備えた。

左から 僧清虚が火を焚く像  部埼灯台  その名盤  灯台頭部  九州より見た関門海峡


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34日目 山陰路は走りやすい
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
34 6月20日(日)曇り 110 2,575 1,400 158,600
通過地 下関市〜長門市〜萩市(道の駅 萩・さんさん三見)(国道191号線)
食 事
朝食はサンドイッチと牛乳だが写真の取りわすれ  昼食はカツカレー  夕食は冷やし中華とパン
今日の宿
萩市三見の道の駅「萩・さんさん三見」、営業終了後入口にテントを張らせてもらう
感じたことなど  6時45分〜15時45分 予報では午後から降水確率高かったが一日中曇りだった。
 今日から山陰路だが、非常に走りやすかった。荷物輸送の大型トラックがほとんど通らない。又日曜日だからかもしれないが作業用の大型車もほとんど通らなく、一般車の通行も少ない。そのため遠慮無く車道を走ることが出来た。物流の主力は一桁国道にあるようだ。
 私の名前の故郷、武久町を通った。ここは計画時から必ず寄ろうと思っていた場所だ。同じ名前ということで親しみがありうれしい気持ちになる。
 長門市に金子みすゞ記念館があり、ぜひとも見学したいと思っていたが、場所を勘違いして通り越してしまった。残念。
 スバリストさんが教えてくれた角島の近くを通ったが、距離的に大分寄り道をしなければならず、時間と一日の走行距離の関係で行くことが出来なかった。 
 今日の夕食は,当てにしていた道の駅のレストランが閉まっていて冷やし中華しか無かったので仕方なく買う。

左から 私の名前の故郷、武久町の看板2枚  これって間違いやすい?


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35日目 松陰神社
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
35 6月21日(月)曇り 100 2,675 3,000 161,600
通過地 萩市〜阿武町〜島根県益田市〜浜田市(道の駅 ゆうひパーク三隅)(国道191号、9号線)
食 事
朝食は牛丼  昼食は塩鯖定食(これにコーヒーが付いて700円)  サンマ丼
今日の宿
道の駅 「ゆうひパーク三隅」 ドームの中にテントを張る
感じたことなど  6時10分〜15時25分 一時小雨がぱらぱらしたが曇りの一日
 松下村塾は松陰神社の境内の中にある。狭く粗末な部屋から有能な人物が何人も出ている、たいしたものだ。
阿武町の道の駅「阿武」は道の駅第一号とか、一番最初に提案した人はすごい。国土交通省の政策の中で「道の駅」はいい政策だと思う。
国交省の「四国の道」は環境庁の「四国の道」に割って入り、何が何だかわからなくしてしまっている愚作だと思うが。道の駅はヒット
 島根県の益田市に入って、国道191号から国道9号に変わって急に物流の大型トラックが増えた。同じ山陰路で、道も同じようなものなのに、経済的な活動などの理由があるのだろうか。よくわからない。

写真左から 高杉晋作生誕地 周りは武家屋敷が並ぶ  松下村塾  最初講義していた8畳間  全景(1年後10畳間を建て増し

松陰神社  全国道の駅発祥地「道の駅 阿武」  登録書(NOは1番)


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36日目 一日中アップダウンの繰り返し
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
36 6月22日(火)晴 94 2,769 3,100 164,700
通過地 浜田市〜江津市〜出雲市(道の駅 キララ多伎)(国道9号線)
食 事
朝食は真あじ飯と野菜サラダと牛乳  昼食は弁当  夕食は焼さば寿司
今日の宿
道の駅「キララ多伎」、休憩室内で寝る、ここはイチジクが有名
感じたことなど  6時15分〜14時55分 今日は一日中晴れ、晴れたら晴れたで暑く坂道がえらい。
 山陰路は、海岸線沿いだから比較的平坦が多く楽と思っていたが、楽なのは下関からしばらくの間で、あとはアップダウンが多い。特に今日は、一日中アップダウンの繰り返しで平坦部はほとんど無かった。ただ岬の坂と比べて勾配が緩いのと距離が比較的短い特徴がある。そのため下りはブレーキをかけずに時速40〜50Km程度で下ることが出来る。ただアップダウンの坂が毎日続くとペダルを踏む足に力が入らなくなる。いいかげんうんざり。 

海岸に立つ風車はめずらしい? いるかが見えるらしい


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37日目 日御碕灯台
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
37 6月23日(水)曇 90 2,859 2,700 167,400
通過地 出雲市〜日御碕〜出雲大社〜松江市(道の駅 本庄)(国道9号、431号線)
食 事
朝食は、昨晩たこ焼きを食べたため残ったさば寿司  昼食は日替わり定食(コーヒーが付いて630円はお得)  夕食はコンビニの弁当
今日の宿
道の駅{本庄}入口前の軒下にテントを張る予定、コンビニが隣接している。ここは弁慶の里と柿で有名
感じたことなど  6時30分15時15分 今日は一日中曇り
 日御碕灯台は、灯台50選に選ばれ、明治36年点灯、高さ39mで海面からは63m、光達距離約39Km、地上から頂部まで46.65mで石積みの灯台としては日本一の高さ、外国人の設計による灯台が多いが、この頃から日本人の設計になり、ここは全て日本人による設計で有名。
 出雲大社は、今平成の大遷宮ということで本殿は工事中、仮本殿にお参りする。
 松江城は、築城当時の天守閣が残っている貴重な存在、現在国宝の申請をしようと署名を集めている。
 映画レイルウェイに出てくる一畑電鉄のバタ電に遭遇。本当にバタンバタンと音がしていた。
 今日は昨日に変わり、平坦路がほとんど、但しずっと向かい風で涼しいが、苦しかった。なかなかうまくいかないものだ。

左から 日御碕灯台 説明板  下部よりレンズを見る  この上にレンズ部分が乗っている  日御碕を構成する石

出雲大社は平成の大遷宮 本殿は奥の仮設小屋の中  松江城天守閣  映画レイルウェイに出てくるバタ電


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38日目 美保関灯台
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
38 6月24日(木)晴 90 2,949 4,500 171.900
通過地 松江市〜美保関〜鳥取県境港市〜米子市〜琴浦町(道の駅 ポート赤碕)(国道431号、県道2号、国道9号線)
食 事
朝食は横のコンビニで、カップ麺とサラダとおにぎり  昼食はラーメンと焼きめしの定食  夕食はコンビニの弁当
今日の宿
道の駅「ポート赤碕」 ここもコンビニが併設されている。
感じたことなど  6時35分〜15時45分 一日中快晴
 美保関灯台へは、海岸沿いの道で坂はほとんど無し、美保関の部落からが若干の登りとなる。行ってみたら何か見たような風景。すっかり忘れていたが、よく考えたら一度来たことがあった。
 美保関灯台は、灯台50選に選ばれ、明治31年点灯、高さ14mで海面からは83m、光達距離約44Km、世界の灯台100選に選ばれているとか。
 水木しげるロードは、両側に妖怪たちの像が並び、それに合わせて土産物店が並び観光地となっている。
 今日午後、米子市内からあとは向かい風が強く、自転車が全然進まない。予定より1つ前の道の駅でダウン。ここに泊まることにする。
 米子市内のイオンでスパッツとヘッドレスト(枕)を購入。
 今日道の駅でパソコンに入力をしていると、息子が今自転車で日本一周しているという人に話しかけられる。聞くと2回目で金がなくなるとバイトしながらママチャリで走っているとのこと。インドネシアとか外国にも自転車で行っているとか。世の中にはいろいろな人がいる。

左から 美保関灯台  説明板  銘板  カラスも展望を楽しむ  水木しげるロード(道の両側に妖怪たちが並ぶ)

鬼太郎  ネズミ男  走行中見た大山


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39日目 因幡の白ウサギの里
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
39 6月25日(金)曇 92 3,041 5,800 177,700
通過地 琴浦町〜鳥取市〜兵庫県新温泉町(諸寄YH)(国道9号、国道178号線)
食 事
朝食はパンと牛乳  昼食は焼きそば定食  夕食はYHで食事
今日の宿 YH諸寄荘(民宿と兼ねているらしい)
感じたことなど  5時50分〜14時 降水確率は高かったため、いつもより早く出発する。結局降られず良かった。
 今日の前半は平地がほとんどで距離を稼げた。後半は小さい坂の上り下り、明日がきついらしい。14時に着いたがチェックインは16時からで海岸でぶらぶら過ごす。
 鳥取市内の少し西に白兎海岸があり、因幡の白ウサギの神話の里らしい。標識がなければ普通の海岸と変わらない。兎と大国主命の像がある。
 鳥取砂丘は以前車で来た時は、平地のイメージがあったが、かなりな坂の上に展望台があり、自転車だと応える。
 山陰路を走って、海水浴場と温泉が非常に多いことがよくわかった。
 兵庫県に入りやっと国道9号線と別かれた。国道9号線は車が多くトラックがビュンビュン走り去っていき、あまり走りやすい道ではない。
 今日同宿した人は、鉄道マニアで東京から余部鉄橋と列車の写真を撮りに来ている。鉄橋は工事中でもうすぐ写真が撮れなくなるらしい。聞くと全国の鉄道を追いかけて写真を撮っているとのこと。

左から この地域のバス停は立派  神話の地白ウサギ海岸の標示  ウサギと大国主命  白ウサギ海岸(奥右手に見える島がウサギが残された島)  鳥取砂丘  


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40日目 余部(あまるべ)鉄橋
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
40 6月26日(土)雨 96 3,137 1,800 179,500
通過地 新温泉町〜香美町〜豊岡市〜京都府京丹後市(道の駅 てんきてんき丹後)(国道178号、県道11号、国道178号線)
食 事
朝食はカップ麺とパン  昼食は焼きめし  夕食はチキン南蛮弁当
今日の宿 道の駅「てんきてんき丹後」
感じたことなど  6時〜15時15分 今日は一日中雨で時々やんだだけ
 雨の予想と海岸線のコースがきついことを聞いていたので、6時に出発する。きついのを覚悟していたため、特別にきついとも思わなかった。しかし最後はペダルを踏む足に力がはいらなくなる。
 海岸線は、温泉と海水浴場それにカニの看板とカニ料理の店が非常に多い。
 余部鉄橋は明治42年に施工し、明治45年3月1日に開通。総人工数25万人、高さ41.45mと書いてあった。
 道の駅に着き、風が強くなってきた。風があると雨が吹き込むためいい場所があるかどうか心配。 

左から 余部鉄橋全景  工事中で奥側にコンクリート製の鉄橋が出来ている  説明板  下部より移す(右が新鉄橋)


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41日目 経ヶ岬灯台
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
41 6月27日(日)雨 89 3,226 3,300 182,800
通過地 丹後市〜経ヶ岬〜宮津市〜舞鶴市(道の駅 舞鶴港とれとれセンター)(国道178号、国道175号線)
食 事
朝食はパンとお茶  昼食はラーメンとご飯  夕食は白身魚フライ海苔弁とサラダ
今日の宿
道の駅「舞鶴港とれとれセンター」  ひさしの下にテント張る
感じたことなど  6時20分〜15時10分 朝降っていて一時やんでいたが夕方又降り出す。降ったりやんだりの天気、半島特に岬はアップダウンが厳しい。
 経ヶ岬灯台は、灯台50選に選ばれ、明治31年点灯、高さ12mで海面からは148m、光達距離約55Km、昭和61年の映画「新・喜びも悲しみも幾年月」のロケ地になったとか。
 レンズの回転は水銀槽式回転機械でフランス人が発明しパリ万博に出品されていたのをそのまま購入したとある。
 安住と厨子王の物語は丹後由良が舞台とかで、山椒大夫の屋敷跡もある。
 天橋立は通りすがりに見るだけ、写真を写したがやはり高いところから写さないと様にならない。観光バスが多く来ていた。
 

左から 経ヶ岬  経ヶ岬灯台  説明板  銘板  ここにも浦島伝説が

浦島太郎発祥の地とある  よくわからないが天橋立  安住と厨子王はここの物語  その説明板


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42日目 舞鶴引揚記念公園
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
42 6月28日(月)晴 109 3,335 7,100 189,900
通過地 舞鶴市〜福井県高浜町〜おおい町〜小浜市〜若狭町〜美浜町〜敦賀市(ビジネス旅館 かもしか)(国道27号、8号線)
食 事
朝食はサンドイッチと牛乳  昼食はショウガ焼き定食  夕食はソースかつ丼とサラダとビール
今日の宿 ビジネス旅館「かもしか」(素泊まり3000円)
感じたことなど  6時15分〜15時40分 今日は晴れで蒸し暑かった。お茶、ポカリ等をがぶ飲みする、福井で31.5℃
 舞鶴といえば「岸壁の母」を思いだし、引揚記念公園に行く。近いと思っていたら、港の奥の端で国道から3から4Kmあり遠かった。朝一番のため記念館は会館前。引揚桟橋は思っていたよりも奥まった場所で小さなものだった。
 福井県は原発銀座、そのためかどうか、合併せず単独の町が多い。道の駅もどちらかといえば立派だった。
 今日は宿泊地近くに道の駅が無く、公園へ泊まろうと走っているとビジネス旅館の大きな看板。ここに泊まることにする。素泊まりで3000円、風呂、コインランドリー、エアコン、テレビが付いて個室で、YHよりいいかもしれない。エアコンの効いた部屋より出るとムッとして汗がにじんでくる。
 自転車の後輪に振れが出だし、自転車屋で見てもらう。どうもスポークの張り調整では直らず、リムの組み直しが必要なようで心配。しばらくはこのまま様子を見ることにする。 

写真左から 引揚記念公園の記念碑 引揚桟橋遠景  引揚桟橋(復元)


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43日目 越前海岸
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
43 6月29日(火)雨後曇 83 3,418 4,200 194,100
通過地 敦賀市〜南越前町〜越前町〜福井市三国町(道の駅 みくに)
食 事
朝食は昨夜の残り  昼食はイカ刺し丼  夕食は和風カツ定食(ボリューム満点)
今日の宿 道の駅「みくに」
感じたことなど  6時45分〜14時50分 午前中かなりの雨で午後は曇りとなった。
 ビジネス旅館のおばちゃんは非常に親切だった。素泊まりだが、お金はいいから朝食を食べなと言ってくれ、残り物を食べたというとコーヒーを出してくれた。こういう親切な心遣いはありがたく、気持ちが弾んでくる。
 宿からしばらくは国道8号を走る。トラックが多く、歩道もなく、トンネル多くさらに雨で、どうなることやらと思っていたら、しばらくして8号から別れ国道305号に入った、極端に車が少なくなり、歩道もあって走りやすくなってきてほっとする。国道305号の越前海岸は非常に走りやすい。又晴れると景色もきれい。料理旅館が沿線に非常に多い。
 自転車後輪の振れが気になり、ネットで近くの自転車屋を調べ電話して寄る。何のことはない、きれいに振れを取ってくれた。昨日の自転車屋はなんだ、やる気がなかったのか、技術がなかったのか。今日の自転車屋さん福井市上野の伊藤自転車店さんは親切で、暑い時に水だけでなく野菜もとれと、帰りにトマト、キューリをくれた。心遣いがありがたい。伊藤さんは、技術に自信があるらしく、他店で修理出来ないものでも何でも直す、と奥さんが言っていた。とにかくこれで安心して旅行が続けられる。

左から無越前海岸は水仙で有名  こんな道路で走りやすい  越前岬  岬に立つ水仙ランドの看板  わかりにくいが白いのは皆海猫


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44日目 大野灯台
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
44 6月30日(水)曇後晴 100 3,518 2,300 196,400
通過地 三国町〜あわら市〜石川県加賀市〜小松市〜能美市〜内灘町(道の駅 内灘)(国道305号、県道25号線)
食 事
朝食は非常用のパン処理、途中コンビニでパスタを食べる  昼食は豚肉とナスの味噌炒めランチ 夕食は幕の内弁当とサラダ
今日の宿 道の駅「内灘」
感じたことなど  6時50分〜15時55分  曇りのち晴れ
 東尋坊は船から海岸線を見るのがきれいらしい。朝早かったため、店も遊覧船も開店前
 大野灯台は、港の平地に建つ灯台。灯台50選に選ばれ、昭和9年点灯で比較的新しい、高さ26.4mで海面からは34.3m、光達距離約30Km、コンクリート製の四角形で日本では珍しい。
 今日は久しぶりに市街地を走る。いろいろ見ながら走ると退屈しない。その点海岸線は景色は変わるものの単調でただ走るだけになりやすい。
 北陸へ来たからか天候のせいか、わからないが温度は26℃程度でそんなに暑くなかった。

左から 東尋坊の標識 説明図  吉崎は蓮如上人の里 旧跡の寺  大野灯台標識

灯台  説明板  銘板


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○日目 
日 目 月 日 走行距離(Km) 積算距離(Km) 今日の費用(円) 積算費用(円)
6月1日(火)
通過地
食 事
今日の宿
感じたことなど  


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