ああ・・・三角関数
こさいん・こさいん・
薄れゆく記憶のなかの・・・
10月31日 (月) 息子が2年生からの選択科目を決めかねているようなので、「易に聞いてごらん」と占わせた。本人が決めようとしてた方に盛隆の卦が出たので、決心がついたようだ。息子は「非科学的だけどね」なんていうが、易は本当に不思議だ。答えが気に入らなくて同じ質問しても、同じか、同じような卦が出る。以前三回やって三回とも同じ卦が出てビックリしたことがある。易の言葉に「初筮に告ぐ、再三すれば乱る。乱るれば則ち告げず。貞に利ろし」(占って出た卦が気に入らないからと、再び占うことはすべきでない、このような場合易は正しく告げない)とある。確かに・・。また先生が言うには同じことを何度も占うと「易が“慰めの卦”を出してくる」のだそうだ。易に慰められるなんて・・。

10月30日 (日) 父の五年祭があった。まだ亡くなってから明日で四年ではあるが、数えの年でやるらしい。亡くなった日やお葬式の日と同じように今日も晴天だった。いなくなったことの実感がわかないままに、居ないことがいつの間にか普通になった。
さようならを言えなかった別れは後を引く。
姉が、私のビールの飲み方が父に似ているという。・・・ビールの飲み方が似るなんて・・そんな似方もあるのね・・・。そういやあ私もいつの間にかキリンのラガーが好きになった。と言っても私はクラシックラガーだが。ほろ苦いのが良い。たっすいがはいかん。

10月25日 (火) 職業安定所(ハローワーク)に事務手続きに行く。求人案内がパソコンでタッチパネル式になっており、10台くらいズラリと並んでいた。自分の年齢・性別を基本情報に入れ、就きたい職種・場所等で絞り込んでいけるようになっている。気に入ったのはプリントも出来、随分画期的である。担当の人を待つ間、自分のを入力し見ていくが、私の年の雇用は少ない。そんな年になったか、くすん。

10月24日 (月) 昨夜ばあちゃんが焼肉を食べさせてくれ、久し振りにビールをたくさん飲んだ。疲れていたせいか凄く酔って、お風呂に入るなり気持ちが悪くなって化粧水もつけず爆睡。息子に頼まれた中華饅頭も蒸かせず、随分迷惑をかけたようだ。おまけに久し振りに二日酔い。いっときびーるはいらん。

10月23日 (日) Nさんご夫妻の案内で、天狗の山歩きに連れて行ってもらった。
天狗高原駐車場から、旧東津野村で一番高いという天狗の森、植物の宝庫と言われる黒滝山を経由し大引き割へ。りんどうがたくさんあるのに、晴天じゃないと開かないとのことで、蕾にしか会えなかった。が、その蕾のうずの巻き方が巧妙にデザインされていて、ほんとにかわいい。つるりんどうも、可憐な花とうらはらな真っ赤な大粒の実をつけていた。つるりんどうは咲き終わって閉じた花のなかにもう赤い実が透けて見える。紅葉もちらほら見え始めている。草の枯れた匂い、ひそやかな森のため息、風の話し声・・・。そんな気がした。
日が射す、紅葉が映える、写真を撮る、すぐ陰る・・・一期一会・・・同じときは二度とない。
とてもビックリしたのはバッタなどの昆虫が草に止まったままで死んでいた。時が止まっただけで、まるで生きているかのようである。即身成仏という言葉が浮かぶ。おびただしい数である。自然の摂理なのだろうが、なんだか悲しかった。
一日中とても楽しい思いをさせていただいた。ありがとうございました。
りんどう

山路

鳥形山を望む
10月22日 (土) 風が強くてまるで冬のように寒い一日だった。
部屋の蛍光灯を次男が一緒に付け替えてくれた。私より大きくなり頼もしいかぎりである。・・・が、今確かに中間試験中なのにとても勉強している気配が無い。成績が平均4.5以上だったら授業料免除になる、という話も聞くが、親孝行をしようという気はハナから無い。

10月18日 (火) 第2四半期の内部監査無事終る。日々の業務中のひとつの大きな区切りであり、気が引き締まる。講評として「職員ひとりひとりが経営者になったつもりで・・・」と締めくくられたが確かにそんな意識は無い職員のほうが多い。自分だって日々に流れていってしまっている。自分たちが出来ることから、紙の1枚から大切にしていかないと・・・。特に直接利用者と関わらない、直接収入に結びつかない私ら事務職員は・・・。クスン、肩身狭いゼ。(なーんちゃって、私ら頑張ってますゼ)

10月15日 (土) ちょっと贅沢して写真と文芸書を3冊買って読書三昧。う〜〜ん、本はスキ!最後らへんになると読み終えるのがもったいなくなる。写真のは「四国の達人」という四国の風景・お遍路・お祭りなどフォトコンで集めたものである。知ってる場所でも、こんな撮り方があるのか、と感心する。こんなのを見てるとまた、すっ飛んで行きたくなる。算命学でいうと、私は申酉天中殺で、西方位の「安息」「休息」が欠けているので、本能的に「行動による前進」を追い求めるのだそうだ。ウーーン言えてるカモ。

10月12日 (水) 老人ホームのある入所者が亡くなった。突然だったのでビックリ・・・そして信じられない・・・。時々散歩に一緒に施設周辺を廻ったりして、「ねえちゃん、また連れて行ってよ」「ねえちゃんと来れて良かった」と最高の笑顔で言ってくれ、気候が良くなったら又行こうと約束をしていたが・・・。すごくショック。老人ホームは死を避けられない。その人らしく生きる、瞬間瞬間を最高に過ごせるように・・そして終末を迎えられるようお手伝いしたい。
双海のサンセットを見ながら、そんなことを考えていた・・。

10月2日 (日) 最近津野町に風力発電を建設中で、天狗高原からバッチリ見える。愛媛県三崎半島のようである。バスケ三昧であまり出掛けない息子が見たいというので連れてゆく。上は発電プロペラ、下は茶畑の霜除けプロペラ・・・スゴイ!
向こうの山に白くてんてんてん・・・と見えるのがそうである。まだ羽がついてないから虫ピンを刺したようである。18基は数えたのだが・・・。地元よりも天狗高原の観光客増加に役立ちそうである。

10月1日 (土) 梼原町森林組合主催の植物勉強会秋バージョンがあった。前回のように牧野植物園の稲垣先生を先頭に、太郎川公園や龍馬脱藩の道を散策する。今回は新聞にも募集が載ってたので、高知市や佐川町の人が大半だった。あけびや烏瓜、つるりんどう・・・かわいらしい秋の花々・・・。気持ちのいい一日。
一緒に行った友人たちに天狗高原の「大引き割り」のことを話すと是非行きたいという。最近知り合いになった植物に詳しいNさんに、厚かましくおばさんツアーのお願いをすると快諾してくれた。秋の高原は素敵だろう・・楽しみ!

帰ろ・・
モドル