いちごの季節
ひとりごと
の
5月31日 (木) 最近、一青窈さんの「ハナミズキ」が気になっている。アメリカで起きた同時多発テロのことが題材と聞いて、なおのこと。
以前新聞に連載されていたが、一青窈の詩は何か含みのある作品が多い。
   
   空を押し上げて   手を伸ばす君 五月の事
   どうか来てほしい  水際まで来てほしい
   つぼみをあげよう  庭のハナミズキ


   薄紅色の可愛い君のね  果てない夢がちゃんと  終わりますように  
   君と好きな人が  百年続きますように


レクイエム・・・
現農相の説明責任を逃れた自らの死、ZARDの坂井さんの謎の死。
命は軽くない。

5月19日 (土) 高知県高校体育大会があり、息子のバスケットの試合の応援に行く。息子にとっては最後で、引退試合である。県体はどの学校も、生徒総動員で応援に行くが、息子たちの試合は朝一番で梼原の応援隊は間に合わない。
市営体育館に着くと高校生たちの熱気ムンムン。相手チームは追手前高校、不足はない。2階観覧席は鈴なり、しかもメガホン横断幕、怒涛の渦。梼原応援は5名程度、しかも父兄は私だけ。しかし、あのうるさいノイズも耳慣れてしまえば気にならない。
大差で負けたけど、良く頑張った。昨年1年間のブランクがあった息子、この間まで中学生だった1年生メンバー。がんばれよ、今は荒削りだけど、その激しさはきっと実を結ぶ。
バスケットボールは格闘技だと思う。梼原の子達は優しくて、ぶつかったりしたら相手に気遣ったりするけど、そこはお互い様!!行け〜〜!!吹っ飛ばせ〜〜!!・・・過激?
父兄たちよ、もっと試合を見に行こう!!
          ブルーのユニフォーム4番が息子である

5月6日 (日) 高知市の県立文学館へ「夏目漱石-漱石山房の日々」、美術館へ「無言館」を観に行く。
漱石山房は、漱石愛用の遺品や交友関係など。高知県出身の寺田寅彦とは特に交友が深く、木曜日が面会日と決まっていても、寅彦は別の日でもOKだったとのこと。現在のようにTVやゲームやPCなど娯楽のなかった時代。手紙や集まる時間がたっぷりあり、お互いの交流の中で感性が育まれ、また切磋琢磨した時代。意外だったのは名作の生まれた紫壇の文机が小さかったこと。何より、私が楽しめたのは当時の書籍の装丁や絵。今でも通用する、むしろ新しい、とてもハイセンスである。い〜ね〜〜。
無言館は、戦没画学生の絵の展示。長野県にあることは知っていたが・・。死に行くことを自覚しつつも、「生きている」そのとき、描いていた作品たち。哀しいとしか言いようがない。妻、祖母、妹、そして出征する自分の自画像。素直な絵、優しい絵、激しい絵・・・。どうぞ今度生まれてくるときは存分に絵が描けますように。

5月3日 (木) 娘の帰省。現在ネット上で、お札で折った「めしたきおイチ(開運)」(樋口一葉5000円)、「棟梁ヒグチ(仕事運)」(野口英世1000円)などが流行っているという。など、と言うのはキューピーやターバンとかバージョンが15位あるからである。ほっほ〜〜。さっそく財布に入れている。
今の時分は庭のアーチ「もっこう黄バラ」が満開。今年はことの外スゴイ。
      

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