阿波の狸伝説

徳島県には、狸にまつわる民話や伝説が多く、徳島市を中心に鳴門市、小松島市には狸の 祠も数多く点在しています。
特に、「阿波の狸合戦」は有名で、何回か映画にも取り上げられています。

小松島市では、「金長たぬき郵便局」という名前の郵便局を作ったり、「金長たぬき」のお巡りさんを立たせたり、「たぬき広場」という運動場を作ったりと、狸が地域のシンボルとして大切にされています。

徳島市の藍場浜公園では、毎年11月3日〜5日の3日間、「阿波の狸まつり」が開催され、 多くの人出でにぎわいます。
勝浦川下流を舞台とし、死闘は3日3晩に及んだ。血みどろの激闘の末、遂に金長は六右衛門を討ち取った。金長も刀による致命傷を負ったが、死力を振り絞って日開野へ帰り、大恩ある茂右衛門に礼を述べ、力尽きた。

金長の生きざまに感激した茂右衛門は、正一位金長大明神として長く祀ったという。
今でも、小松島市中田町の金長神社で、「金長大明神」としてに祀られている。
「阿波狸合戦」のあらまし

江戸時代の末期頃、阿波の日開野(現・小松島市)に金長(きんちょう)という狸が住んでいた。ある時、村の子供たちが、穴の中の金長を燻りだして苛めていると、染物屋・茂右衛門が通りかかり、哀れに思って命を助けた。 茂右衛門に恩義を感じた金長は、茂右衛門の店に移り住んで、守り神になり、茂右衛門の店は大いに繁盛した。

金長はその後、修行のため、阿波狸の総大将と自負している津田の六右衛門の所に弟子入りした。厳しい修行の中で、金長の才覚はめきめきと伸びていった。 六右衛門は密かに金長を恐れ、身内に加えようと娘の鹿の子の婿にと申し出たが、金長は断った。
六右衛門は、金長が自分の権勢を奪おうと戦いを挑むものと思い、日開野に帰る金長を襲撃したことから、俗にいう 「阿波狸合戦」と呼ばれる狸の2大勢力の壮絶な戦いが幕を開けた。
金長たぬき銅像
金長神社
阿波狸古戦場
阿波の狸まつり
金長たぬき郵便局
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徳島の民話・文化