第40回徳島県高校放送コンテスト番組制作部門

 1.番組制作部門エントリー表

ラジオ部門
ラジオドキュメント部門(推薦最大数4)

徳島北高校

あわのうらがわ

創作ラジオドラマ部門(推薦最大数2)

小松島高校 スタートライン
城東高校 箱庭生活-只今戦争中につき-
城北高校 夏の恋唄
徳島北高校 明日の天気はアメのち晴れ!?
徳島北高校 スタートラインは期待値0
徳島市立高校 Catch a・・・・・・?!
富岡東高校 ホントのわたし
テレビ部門

テレビドキュメント部門(推薦最大数4)

小松島高校 Gobetween
小松島高校 start off right here
徳島市立高校 何気にジャポニズム

創作テレビドラマ部門(推薦最大数2)

阿波高校
徳島北高校 ゆめかす
徳島北高校 嗚呼青春の日々

※ NHK杯全国高校放送コンテストでは以上四つの部門がありますが、徳島県大会においては参加作品が少ないためラジオ部門・テレビ部門の二部門でドキュメント・ドラマの区別なく審査しています。各部門上位三作品が表彰され、参加作品の中からNHK徳島放送局より推薦されたものを第52回NHK杯全国高校放送コンテストに推薦します。

※ 但し、同一部門に同一校から複数推薦することはできません

※ 創作ラジオドラマ部門については昨秋の県高文祭放送部門ラジオ部門入賞作品も推薦選考対象になります。
 昨秋の入賞作品は次の三作品です。徳島北高校「8」徳島北高校「いつもここから・・・」城東高校「アイヲクダサイ」。

※ テレビ作品の上位2作品制作校が第25回近畿高等学校総合文化祭福井大会へ推薦されます。

2.上映スケジュール

会場:城東高校2F多目的ホール

日程:下の上映スケジュールはあくまでも予定ですので、当日受付でお渡しする時間をご確認下さい。また、時間が前後することがありますので、ご了承下さい。

 

部門名 エントリーNO 学校名 作品名 上映時間
(番組部門エントリー作品等の紹介等) 13:20〜13:30
ラジオ

徳島北高校

あわのうらがわ

13:30〜13:38

小松島高校

スタートライン

13:38〜13:46
城東高校 箱庭生活-只今戦争中につき- 13:46〜13:55
城北高校 夏の恋唄 13:55〜14:03
徳島北高校 明日の天気はアメのち晴れ!? 14:03〜14:12
徳島北高校 スタートラインは期待値0 14:12〜14:21
徳島市立高校 Catch a・・・・・・?! 14:21〜14:30
富岡東高校 ホントのわたし 14:30〜14:39
昨年度最優秀 富岡東高校 見えない糸 14:39〜14:48
(休憩)  14:48〜14:58
テレビ 小松島高校 Go between 14:58〜15:07
小松島高校 start off right here 15:07〜15:16
徳島市立高校 何気にジャポニズム 15:16〜15:25
阿波高校 15:25〜15:33
徳島北高校 ゆめかす 15:33〜15:42
徳島北高校 嗚呼青春の日々 15:42〜15:51
昨年度最優秀 阿波高校 七転び八起きるカモ!? 15:51〜15:58
(閉会行事) 15:58〜16:00

※ 今回は時間の関係でラジオ作品・テレビ部門作品各1回の上映とさせていただきます。

大会の見所

 今回最大の参加作品数となったラジオ部門。「部員一丸となって作った」という城北高校の初参加作品も加え、6校8作品による大激戦区となりました。一昨年4→昨年5→本年8と年々参加数が増えているのは真に有難い事であります。このうち創作ラジオドラマの全国大会への推薦数は最大で2という事ですので、秋の3つの入賞作品も合わせ、10作品で二つの椅子を争う事になります。これと対照的なのがラジオドキュメント部門。今回1作品のエントリーしかなかったので、単独で全国大会への審査を受けるということになります。「あわのうらがわ」はドラマ風の対話形式によるユニークな作りのドキュメント作品。従来には無かった作風が審査員からどのような評価を受けるでしょうか?

 一方テレビ部門は昨年の7作品から一つ数を減らして6作品の参加となりました。今回最大の注目は昨年のディフェンディングチャンピオンであり、この部門過去最多の5度の優勝を果たしている阿波高校が二連覇を成し遂げるかどうかです。阿波高校は平成12年にNHK杯のテレビ部門において徳島県の作品としては史上唯一の全国入賞をしており、高校生の内面を捉えた緻密なテーマ設定とそれを演出する高度な表現力・制作力には定評があります。これに最近躍進の著しい小松島高校・徳島北高校・徳島市立高校の作品が挑みます。他の部門に比べても遥かに長い時間と労力を要するこのテレビ部門。各校放送部員のまさに血と汗と涙の結晶が凝縮された稀有の作品をどうぞご覧下さい。

3.上映作品紹介(制作意図を掲載します)

ラジオ部門

  bP ラジオドキュメント「あわのうらがわ」(徳島北高校)  

制作意図  私の住んでいる町は、昔どんな様子だったのだろう?そんな疑問からこの作品が生まれました。その中でもあまり知られていない物の一つである「阿波競馬」について、「実際にあったことなのか」という視点で作っています。地元の「昔」を大切にしてもっと周りに伝えていこう、というメッセージを込めています。

  bQ 創作ラジオドラマ「スタートライン」(小松島高校)

制作意図  このラジオドラマを作るにあたって、部活動にうちこむすばらしさ、がんばることの意味、そしてあきらめないことの大切さをテーマにしました。話の中での隼人の心の動きや変化に注目して聞いていただけたら幸いと思います。また小松島高校の陸上部は人数も少なくあまり活発な活動はしていないのですが、そんな部にもがんばってほしいという気持ちを込めています。青春を感じるドラマにしたてました。

  bR 創作ラジオドラマ「箱庭生活-只今戦争中につき-」(城東高校)

制作意図  「父さん、母さん、元気ですか?こっちは相変わらず”義務”通り、毎日ニュースを見て、レポートを書いて、学校に行く・・・その繰り返しです。あ、紫の両親とは仲良くしていますか?二人ともいい人でしょう?羨ましいな・・・でも、私がそっちに行けるのはまだまだ先みたいです。では。−−追伸、そっちは、鳥が飛んでいますか?市宮祐子」私たちの身に戦火が降りかかったその時を考えてみました。

  bS 創作ラジオドラマ「夏の恋唄」(城北高校)

制作意図  私たちがこのドラマを制作しようと思ったのは、三年という短い高校生活の中で心に残るような思い出を作りたかったからです。新入部員を迎え、新しいことにチャレンジしてみようと思いました。最小限の設備しかないため、台本から効果音まで全て自分たちの手で作りました。しかしそんな中でも、部員一丸となってこのラジオドラマの制作に至りました。

  bT 創作ラジオドラマ「明日の天気はアメのち晴れ!?」(徳島北高校)

制作意図  最近、私たちの中には何でもすぐにあきらめてしまう人が多いように思われます。その理由は人それぞれですが、「自分にはできない」という気持ちの弱さがあきらめてしまう原因の一つだと思います。でも私たちは本当にそれでいいのでしょうか?この作品は最後まであきらめず、自分の力でやり遂げることの大切さを皆さんに理解してもらいたい、そんな思いを込めて作りました。

  bU 創作ラジオドラマ「スタートラインは期待値0」(徳島北高校)

制作意図  元気一杯の主人公・宮田慶と、冷たい後輩・泉のギクシャクした関係がほぐれていく過程を描きました。テーマである”諦めずやりぬく勇気”をもてあましている慶の心境がどのように変化していくかにもご注目下さい。また、二人の”ピントのずれた会話”のテンポも大切にして、利いている人に笑っていただけるような作品を目指しました。

  bV 創作ラジオドラマ「Catch a・・・・・・?!」(徳島市立高校)

制作意図  私たちの学校では毎年文化祭でロックフェスティバルが行われています。そして、そのロックフェスティバルに出たいと思いながらもメンバーが集まらない友人の話を聞きそういう思いをしている人もいるんだなと思いその友人の話を元に今回ラジオドラマという形で制作しました。題名は、主人公達がバンドの仲間、友人、本当の友情をつかめという意味を込め、決めました。

  bW 創作ラジオドラマ「ホントのわたし」(富岡東高校)

制作意図  最近、血液型に関するテレビ番組や本が多くなっている。実際に、私たちも何かあるとすぐに血液型のことを言ってしまい、決め付けてしまうことがある。しかし、人は血液型だけで決まるものではなく、それぞれに個性がある。sh人工の瑛里は、B型というだけで人を嫌っていたが、自分もB型であることを知って思い悩む。血液型の枠にとらわれず、本当の自分を見つめることの大切さ、難しさを伝えたいと思いこの作品を制作した。

テレビ部門 

  bP テレビドキュメント「Go between」(小松島高校)  

制作意図  柔道はオリンピックの正式種目であり、世界的にも大変人気のあるスポーツである。また、学校教育の一環として授業に取り上げられているが、なぜなのだろうか。日本で発祥したからだろうか。対人的種目としては他にもいろいろあるが、柔道しか伝えられない何かがあるのだろうか。そこで、先生方などは取り入れられていることについてどう思うか、そして、創始者に込められた思いを調べてみました。

  bQ テレビドキュメント「start off right here」(小松島高校)  

制作意図  わが小松島高校には、体育部、文化部合わせて三十九個の部活動が存在している。集会での表彰伝達が絶えない程、活発に活動している。しかし、表彰されているのは部活動だけではなかった。部活動ではなく個人で大会上位の成績をおさめている生徒が何人もいた。そこで、ジムに通いながらボクシングをやっている彼に注目し、彼を取り巻く環境についても取材した。

  bR テレビドキュメント「何気にジャポニズム」(徳島市立高校)  

制作意図  近頃若者の間で、使われている日本語が乱れています。その実態を調べるため、学校の生徒に日本語チェックアンケートを実施。国語科の先生方のインタビューを交え、「本来の日本語の美しさ」を伝えるため、この番組を制作しました。

  bS 創作テレビドラマ「」(阿波高校)  

制作意図  日々の繰り返しに疑問を持った私たち。今の自分たちに何ができるのか、どうすれば改善できるかを考えた。そして、自分は変わらなくてもいい、自分自身のよさがあるはずだと気づいた。だが、普段の生活ではなかなかそれに気づくことができない。私たちは変わることがすべてではないと皆に知ってほしかった。だから「あるがまま」でいいということをこのドラマで伝えたい。

  bT 創作テレビドラマ「ゆめかす」(徳島北高校)  

制作意図  なかなか成果が出ず悔しい思いをしている、という人は多いと思います。私もそんな一人で、成績が伸びずに落ち込んでいたときがありました。そんな時に友達から「きっとあと一歩で成果が出るよ。」といわれて感動したのを覚えています。この作品は、そんな頑張る人への応援メッセージをこめて作りました。努力の大切さや勇気などを感じてもらえればうれしいです。

  bU 創作テレビドラマ「嗚呼青春の日々」(徳島北高校)  

制作意図  この話の舞台は徳島北高校の片隅にある放送部の話です。2年生の結城・新見・高橋・櫻井の四人が巻き起こすヒッソリとしたトタパタコメディ?彼らの大切なものはお金でも成績でもない。自分の輝ける場所、放送部だった!無鉄砲な4人で「高校生」というものが持つ独特の可愛らしさやひたむきさを表現してみました。4人の個性的なキャラクターに注目して下さい。メガホンを取りますは2年生の西浦です。

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