第29回徳島県高等学校総合文化祭放送部門番組制作部門

 1.番組制作部門エントリー表

オーディオピクチャー部門

城東 本当は恐い糖尿病  
徳島北 阿波の伝統遊山箱
徳島市立 眉山から発する平和の願い

ビデオメッセージ部門

城東 僕のふるさと〜伊座利〜
徳島北 阿波藍の過去と未来 〜藍を愛して和されて〜
徳島市立 新町川を守る会
阿波西 あわがみ〜伝統の継承と今を伝える〜

ラジオ部門

徳島市立 駅前の自転車たち
脇町 よくわかる古典文学「嚢中の錐」
脇町 しずく
徳島北 伝える気持ち
富岡東 鳥  瞰  図
城北 Another voice
城北 僕らのヒーロー
徳島市立 赤いボタン
小松島 毒草姉妹と謎の事件
10 徳島商業 トライアングル
11 徳島商業 サマーフィルター

2.上映スケジュール

今年度は参加作品多数のため1回ずつの上映とさせていただきます。

部門名 エントリーNO 学校名 作品名 集合時間 上映時間
ラジオ
徳島市立 駅前の自転車たち - 13:30~13:38
脇町 よくわかる古典文学「嚢中の錐」 - 13:38~13:46
脇町 しずく - 13:46~13:53
徳島北 伝える気持ち - 13:53~14:01
富岡東 鳥  瞰  図 - 14:01~14:10
城北 Another voice - 14:10~14:19
城北 僕らのヒーロー - 14:19~14:25
徳島市立 赤いボタン - 14:25~14:32
小松島 毒草姉妹と謎の事件 - 14:32~14:39
10 徳島商業 トライアングル - 14:39~14:48
11 徳島商業 サマーフィルター - 14:48~14:57
昨年度最優秀 富岡東 猫のタロウ - 14:57~15:05
(休憩) 15:05~15:10
AP 城東 本当は恐い糖尿病   - 15:10~15:15
徳島北 阿波の伝統遊山箱 - 15:15~15:21
徳島市立 眉山から発する平和の願い - 15:21~15:27
昨年度最優秀 城東 徳島クッキングwith特産物featuringいも農家 - 15:27~15:32
VM 城東 僕のふるさと〜伊座利〜 - 15:32~15:37
徳島北 阿波藍の過去と未来 〜藍を愛して和されて〜 - 15:37~15:43
徳島市立 新町川を守る会 - 15:43~15:48
阿波西 あわがみ〜伝統の継承と今を伝える〜 - 15:48~15:54
昨年度最優秀 阿波西 徳島ラーメン★伝説 - 15:54~15:57

※ 上の上映スケジュールはあくまでも予定ですので、当日受付でお渡しする時間をご確認下さい。
また、時間が前後することがありますので、ご了承下さい。

3.上映作品紹介(作品概要を掲載します)

ラジオ部門

  bP ラジオドキュメント「駅前の自転車たち」(徳島市立)  

作品概要  私たちがよく利用する徳島駅前しかし、駅前には多くの自転車が駐輪禁止区域にある… しかも、そのほとんどが私たち高校生のものだった。なぜ、自転車を駐輪禁止区域に置くのか。その理由は何なのかを知りたくて制作しました。    

  bQ 創作ラジオドラマ「よくわかる古典文学「嚢中の錐」」(脇町)

作品概要  数々の思想家が現れ活躍した中国の戦国時代。
趙国の大臣である平原君は二十人の優秀な家臣を引き連れ、同盟を結ぶために楚国へ向かった。楚国の王からなかなか承諾をもらえず、平原君が困っていたその時、家臣の一人である毛遂が名乗りを上げた。毛遂は例え話を交えつつ、言葉巧みに語りかけ、楚王は納得し、同盟は成立する。
このことから、才能のある人は自然と頭角を現すこと、つまり嚢中の錐という言葉ができた。

  bR 創作ラジオドラマ「しずく」(脇町)

作品概要  昇には、仲のよい幼馴染がいた。しかし、ある日突然いじめを苦に自殺してしまう。昇はいじめのことを相談されていたのに何もできなかったことを悔やみ、そのことで生きる意味が分からなくなっていた。ある日、橋の上から自殺しようとした昇は、雫という少女に呼び止められる。雫は無くした携帯電話を探しており、昇も一緒に探して欲しいという。昇は断ろうとするが、雫の勢いに押されて一緒に携帯を探すことになる。初めはしぶしぶ探していた昇だったが、だんだん雫に心を開いていき、自分から積極的に雫の携帯を探しに行くようになった。そんなある日、出会ったときに橋の上にいた理由を聞かれた昇は、自分が自殺しようとしたことを話した。しかし、雫に「現実から逃げている。」と言われ、昇はその場から立ち去ってしまう。次の日、雫の携帯を探そうと橋の下に行くと、そこに雫の姿はなく、変わりに見知らぬ女の人が立っていた。

  bS 創作ラジオドラマ「伝える気持ち」(徳島北)  

作品概要  突然ですが、「言葉」とはどういうものだと思いますか。ただ相手と会話をするものだと思っていませんか。しかし、私達が「言葉」を使うとき、何かしら相手に伝えたいことがあるから「言葉」を使っているはずです。「言葉」を使って、相手に自分の気持ちを伝える。そしてそのことが一番大切なことだと思います。そうすることによって、よりよい人間関係が築かれていくことでしょう。そのことに改めて気づいてほしい。そんな思いで作りました。

  bT 創作ラジオドラマ「鳥  瞰  図」(富岡東)

作品概要  勉強・部活・友達関係・将来についてなど高校生の私たちにはしなければいけないこと、考えなければならないことがたくさんあります。時間的にゆとりのない高校生活の中で、一つでもうまくいかなくなると、「どうにでもなれ。」となげやりになったりしていませんか。そんなとき、一度立ち止まって、考え直すことができれば、誰かが一言、声をかけてくれれば、もうひと踏ん張りすることができるかもしれないと思いながら作りました。

  bU 創作ラジオドラマ「Another voice」(城北)

作品概要  心というものは、はっきりと感じ取ることができません。ですがもし、心が見えたら? もし心と話すことが出たら? そんな『存在』する心、アナザーを通して、信じることの大切さを表現しました。

  bV 創作ラジオドラマ「僕らのヒーロー」(城北)  

作品概要  私たちは知らず知らずの内に他人の個性・性格を潰しているのかもしれません。その人をそのまま受け入れるのもまた難しいものです。受け入れてもらえないということ、そのような苦悩から見つけた大切なこととは、一体何だったのでしょうか。

  bW 創作ラジオドラマ「赤いボタン」(徳島市立)

作品概要  ドタバタコメディーを作ろうと思い、制作しました。
世界を止める「赤いボタン」をめぐる、コメディーです。「赤いボタン」を押すと・・・

  bX 創作ラジオドラマ「毒草姉妹と謎の事件」(小松島)

作品概要  植物には様々な種類があります。その中でも毒草は、黒歴史しか知られていません。しかし毒草は私たちが知らないところで意外な活躍をしています。意外な活躍、知りたくありませんか?

  10 創作ラジオドラマ「トライアングル」(徳島商業)

作品概要  今までとても仲が良かった親友に彼氏ができた。そのことで何かが変わってしまうのでは、と悩む主人公。
そんなときにある同級生と出会う。果たしてその出会いは主人公の悩みを解決するのか?!
誰にでもある日常が変わってゆく不安。あなたの周りにも、もしかすると悩んでいる人が居るかもしれません。

  11 創作ラジオドラマ「サマーフィルター」(徳島商業)

作品概要  高校写真部の主人公。彼女は突然、それまで自分の得意だった人物写真の撮影をやめた。理由は、幼馴染の親友二人が写真を撮って別れた直後、事故に遭い亡くなったからだ。
そんな彼女のもとに、亡くなったはずの親友二人が写真に写り込み、現れる。果たして彼女はまた人物写真を撮れるようになるのか?
「別れを乗り越える」をテーマに製作しました。

AP部門 

  bP 「本当は恐い糖尿病  」(城東)  

作品概要  徳島県は全国で糖尿病粗死亡率ワースト1の県です。そんな糖尿病の本当の恐ろしさは合併症にあるともいえます。合併症には立ちくらみや,手足のしびれがあり,目や腎臓,神経に大きな影響を与えます。更に失明の原因として2番目に多いのも糖尿病です。ですが,糖尿病は症状が無いことが多く自分で気付いたときには病状がしんこうしているのが現状です。そんな糖尿病に徳島県はさまざまな対策を行ってきました。その中で阿波おどり体操についてインタビューもさせていただきました。5分では伝えきれない内容ですがこれをきっかけにみなさんにもっと糖尿病について関心を持っていただけたらいいと思います。

  bQ 「阿波の伝統遊山箱」(徳島北)  

作品概要  昔から多くの子供たちにお弁当箱として親しまれた遊山箱。昔のように見かける機会は少なくなりましたが、ここ数年で復興活動が盛んになり、再び注目されるようになりました。多くの人々に懐かしまれる遊山箱ですが、昔はどのように使われ、また、どのような思い入れがあったのかを詳しく知るために取材に行き、この番組を制作することにしました。

  bR 「眉山から発する平和の願い」(徳島市立)  

作品概要  徳島市内のどこからでも見える眉山。万葉集にも読まれた眉山。身近で親しみのある徳島のシンボル的な山である。眉のような形の山頂をよく見ると,電波塔の間に白い円錐状の建物が見える。
 それは,「平和記念塔パゴダ」だった。第二次世界大戦のビルマ(ミャンマー)戦線で多数戦死した徳島県人将兵の冥福と恒久の平和を願い,1958年(昭和33年)に建てられた。今年の8月15日に阿波踊りが奉納された。参列していた戦争体験者から,戦争の悲惨さ,平和の大切さについて話を聞くことができた。私たちは,初めて戦争を身近に感じた。この事実を日本人としてどうとらえればよいのか。私たち高校生にも何かできることがある…,と気づかされた。

VM部門 

  

 bP 「僕のふるさと〜伊座利〜  」(城東)  

作品概要  徳島県美波町伊座利,ここは昔子どもの数が減少し,小学校が廃校の危機になりました。そこで伊座利の人たちは村おこしを始めました。では,どのようにして村おこしを始めたのでしょうか。坂口進さんと富田一利さんにうかがったところ,子どもの数を増やすために,まずはじめに留学制度を取り入れたということでした。伊座利の人は,みんなが楽しく生活できる村にすることと,大変なことでも楽しんでやることを村おこしの中で意識していました。富田さんは「伊座利はどんな人でも対等に付き合うことができる。今思うとそういう部分が大切だったのだろう。」とおっしゃっていました。私たちは何か大きな村おこしをして廃校を免れたのだと思っていましたが,富田さんはみんなができることを精一杯やってきた結果だとおっしゃっていました。最も大切なことは人と人とのつながり。今の日本が忘れてしまったようなそんな感覚が伊座利にはまだ残っているように感じました。

  bQ 「阿波藍の過去と未来 〜藍を愛して和されて〜」(徳島北)  

作品概要  かつては徳島県の経済の中心的存在だった阿波藍。そんな阿波藍も私達の身近なところではあまり見かけなくなりました。しかし今、また阿波藍を新しいカタチで国内外に発信しよう動きが出てきました。このような話を聞いて、私達は阿波藍の歴史と当時の人々の想い、また、これからの阿波藍を調べました。当時の人々の想いはどんなものだったのか、また、それはどう受け継がれているのか、時代背景と共に見ていただければ幸いです。

  bR 「新町川を守る会」(徳島市立)  

作品概要  水の都・徳島のシンボルともいえる川を美しく保つために活躍している人々がいます。地道な作業ですが、こうした小さな努力が積み重なり今では徳島の観光を支える大切な存在となっています。

  bS 「あわがみ〜伝統の継承と今を伝える〜」(阿波西)  

作品概要  徳島県を代表する伝統工芸、阿波和紙。阿波和紙は楮・三椏・がんぴの3つを原料としています。この原料からどのようにして紙が作られるのでしょうか?私たちは阿波和紙伝統産業会館を尋ね、原料から紙のできるまでの様子を取材しました。

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