交通事故・労働災害・公務災害


 交通事故  
交通事故の鍼灸治療は、被害者の自己負担無しで自賠責保険が適用できます。
保険会社の担当者に「鍼灸治療を受ける」旨をお伝えください。
自賠責保険を適用するまでは毎回領収書を発行いたします。
保険会社または加害者への請求、医療費控除等にお使いください

今の車社会ではいつ事故の被害者、加害者になるかわかりません。
車は修理ができますし、誰が出すかは別にしてお金があれば新車にもなります。

しかし、身体はなかなか元の状態には戻りません。
治療を受けても時間がかかり、事故前の身体に戻れる保証はありません。

治療に関して、病院にかかることは絶対に必要です。(院長は6年間病院勤務で痛感してます)
病院の治療はシップや薬で痛みと炎症をとったり、牽引等の物理療法・理学療法などの西洋医学的な治療が中心になります。
病院にかかりながら鍼灸を受診すると治りも早く、後遺症も残りにくくなります。
鍼灸は東洋医学的な考えでアプローチするため、西洋医学ではとりきれない症状にも効果が期待でき、痛みと炎症をとるには非常に効果があります。

東洋医学でムチ打ち症は、どのような病理と治療になるのかご説明します。  
   
      ①              ②              ③              ④
① 追突される前   走行中か赤信号などで停車中 

② 後ろより追突される。  頭は後方に反る。
   頭の重さは、成人男子で5キロ~8キロぐらい(体重の13%ぐらい)だそうです。
   5キロとしてもボーリングの玉・お米5キロほどの重さがあります。
   また、その重たい頭を支えているのが細い頸です。
   追突の衝撃でどれほどの力が頸にかかるか想像しただけで恐ろしいです。

③ 後ろに反った頸が反動で前に屈する。
   揺り戻しといいましょうか、激しく後方に振った頭は前に屈します。
    しかも普通の可動域(普段動かす角度)を超えて動きます。

④ 急激に前後し、普段動かす角度以上に振られた頸に炎症が起きます。
  レントゲンでは骨の状態はわかりますが、筋・腱や炎症の度合いはわかりません。
  
  鍼灸では、頚椎の周りの炎症を取り除きます。
  事故直後は浅く鍼を刺し、表面の熱を抜くと同時に、奥にある炎症による熱を
  表面に浮かび上がらせます。奥の炎症を鍼を抜くときに外に漏らせる感じです。
  イメージとしては、タマネギの皮を剥くように熱を奪っていきます。
  そうすることで、奥にある炎症が少なくなり、後遺症になって残る瘀血(おけつ)がなくなります。
  
  シップで冷やすことも大切です。
  ただ冷やすだけでは奥の炎症は閉じ込められて後遺症に繋がりますが、消炎作用のあるシップは
  薬の作用で炎症を取ります。
  事故の後は打撲による炎症で寝つきが悪く、首や身体全体が火照って不眠になることもあります。
  シップを効果的に使って眠るようにしましょう。  
 事故を起こしてしまった場合、その賠償は高額になります。
そのため、被害者と加害者も守るために自賠責保険(強制保険)があります。
また、自賠責保険でまかないきれないことに備えて各種保険会社の任意保険も充実しています。   


           ※ 続きは製作中