ウルトラセブン

No. タイトル 登場怪獣
姿なき挑戦者 クール星人・ウインダム
緑の恐怖 ワイアール星人
湖のひみつ ピット星人・エレキング・ミクラス
マックス号応答せよ ゴドラ星人
消された時間 ヴィラ星人
ダーク・ゾーン ぺガッサ星人
宇宙囚人303 キュラソ星人
狙われた街 メトロン星人
アンドロイド0指令 チブル星人・アンドロイド少女
10 怪しい隣人 イカルス星人
11 魔の山へ飛べ ワイルド星人・ナース
12 遊星より愛をこめて (現在欠番) スペル星人
13 V3から来た男 アイロス星人
14 ウルトラ警備隊 西へ 前編 ペダン星人・キングジョー
15 ウルトラ警備隊 西へ 後編 ペダン星人・キングジョー
16 闇に光る目 アンノン
17 地底GO!GO!GO! ユートム
18 空間X脱出 ベル星人・グモンガ
19 プロジェクト・ブルー バド星人
20 地震源Xを倒せ シャプレー星人・ギラドラス
21 海底基地を追え ミミー星人・アイアンロックス
22 人間牧場 ブラコ星人
23 明日を捜せ シャドー星人・ガブラ
24 北へ還れ! カナン星人・ウインダム
25 零下140度の対決 ポール星人・ガンダー・ミクラス
26 超兵器R1号 ギエロン星獣
27 サイボーグ作戦 ボーグ星人
28 700キロを突っ走れ! キル星人・恐竜戦車
29 ひとりぼっちの地球人 プロテ星人
30 栄光は誰れのために プラチク星人
31 悪魔の住む花 ダリー
32 散歩する惑星 リッガー・アギラ
33 侵略する死者たち シャドウマン
34 蒸発都市 ダンカン
35 月世界の戦慄 ザンパ星人・ペテロ
36 必殺の0.1秒 ペガ星人
37 盗まれたウルトラアイ マヤ
38 勇気ある戦い パンダ星人・クレージーゴン
39 セブン暗殺計画 前篇 ガッツ星人・アロン・ウインダム
40 セブン暗殺計画 後編 ガッツ星人
41 水中からの挑戦 テペト星人・テペト
42 ノンマルトの使者 ノンマルト・ガイロス
43 第四惑星の悪夢 ロボット長官
44 恐怖の超猿人 ゴーロン星人
45 円盤が来た ペロリンガ星人
46 ダン対セブンの決闘 サロメ星人・にせウルトラセブン・アギラ
47 あなたはだあれ? フック星人
48 史上最大の侵略 前編 ゴース星人・パンドン
49 史上最大の侵略 後編 ゴース星人・改造パンドン

あくまでも私の主観だがおすすめベスト5

1位 第43話 第四惑星の悪夢・・・はじめて見た時の衝撃はいまだに覚えている。怪獣や宇宙人が出てこないこと、凝りに凝った映像など子供番組・ウルトラシリーズの枠を越えもはやSF作品とも言うべき傑作だ。

2位 第14・15話 ウルトラ警備隊西へ・・・まるで007シリーズのようなスパイアクション。敵であるキングジョーの圧倒的な強さ。ストーリー展開は何度見ても全く飽きさせない。

3位 第8話 狙われた街・・・あまりにも有名なちゃぶ台のシーンは語りつがれているがストーリーも良く出来ている。そして何といっても映像のタッチはどこからどう見ても実相時作品に間違いないのである。

4位 第48・49話 史上最大の侵略・・・歴代ウルトラシリーズでセブンの最終回ほど感動的だったものはない。シューマンのピアノ協奏曲をバックにダンが告白するシーンは忘れる事が出来ない。

5位 第29話 ひとりぼっちの地球人・・・実相時作品っぽいが満田監督の作品である。学習院大学のピラミッド校舎で撮影されたことは以外と知られていない。見終わったあとふと考えさせられる作品である。

次点・・・第45話 円盤が来た  第9話 アンドロイド0指令  第37話 盗まれたウルトラアイ 
などおすすめです。ぜひ一度は見てみてください。


第12話は現在欠番となっています。
特撮マニアの方なら既にご存知であり、むしろ私よりも詳しいかと思います。
昭和42年の本放送当時は問題無く放映されていました。
それから3年後の昭和45年に某団体からのクレームによって封印され
現在は見ることが出来ません。
再放送はもちろん市販されているDVDでも12話だけがカットされています。
まさに第12話は幻の作品なのです。

12話に登場するスペル星人

この第12話を収録したビデオやDVDが裏ビデオとして
ネットオークションなどで高値で取引されているそうです。
実際に見た方の中ではそれほど評判が良くないようで
「全49話の中でも駄作に分類される」「スペル星人に個性が無い」など
辛口の批評が多かったのである。

正直「ウルトラセブン」は全話見た!...と思っていた。
ところが欠番があることを知り衝撃を受けた。
そう全49話中48話しか見ていなかったのだ。
そして最後の1話・・・今まで1回たりとも見たことのない幻の12話を見たのは
つい最近のことである。(もちろん30代になってからです)

さて私の感想ですが…
あくまでも主観ですが固定観念を抜きにして見れば
この作品は決して駄作ではないと思います。
逆に封印しておくのがもったいないほどの傑作ではないでしょうか。
30分番組(オープニング曲やCMがはいるため実質二十数分程度)
であるためストーリーが飛び飛びなのは致しかたがないところ。
それでも見所満載なのでまだ見ていない方のために挙げておきます。
● 新旧ウルトラヒロインの唯一の競演
● ダンとアンヌが恋人のように描かれている
● 「狙われた街」の焼き直し的な夕日の中での戦闘シーン
● ストップモーションで展開されるスペル星人との格闘
● フィニッシュは水切りアイスラッガー
● ラストシーンでのダンの印象的なセリフ

などなど他の回とは明らかに違う場面も多々ある。

ただし普通にビデオやDVDを購入したりレンタルしても12話を見ることは出来ない。
見るためには・・・・・やはり今のこの時代インターネットを利用するのが
もっとも手っ取り早くかつ簡単に12話を鑑賞する事が出来るのだ。
オークションなどで12話のDVDなどを買うのも1つの手だろう。
しかし12話の動画がUPされているサイトを探し(検索で簡単に見つかります)
そのサイトにて鑑賞するのがもっとも簡単である。
もちろんお友達に特撮マニアの方がいて12話の映像をお持ちならば
その方に借りるかダビングしてもらうのが楽ですがね。

私個人の意見ですがもうこの12話はすでに幻とは言えない状況になってきている。
インターネットを通して不特定多数の方が鑑賞されているはずだからだ。
そこでやはりというべきか もう解禁してもいいタイミングに来ているのではないかと・・・。
当時はいろいろ問題もあったのだろう。しかし既に時代は変わっている。
時代が変われば人々の認識も変わっていると思うのだ。
確かに解禁すればまた新たなクレームが来るのかもしれない。
しかしそこは問題がないことをアピールして
(元々作品自体に落ち度はないのだし製作者側にも悪意はなかったのだから)
一定期間だけの販売のみ あるいは放送もいきなり地上波はやはりまずいだろうから
BSまたはCSでだけ放送するなどの処置をする。
そこで世の中の反応を見ながら徐々に解禁を広げていけばいいのではないかと思う。
多くのファンが”その時”を信じて待っているのだから。


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