ティアック ステレオカセットデッキ
V−1050
カセットテープはまだお使いでしょうか?
最近はほとんどの方がCD−RかMDに録音されていてカセットテープはじわじわとなくなりつつあります。
でも10数年位前までは録音できるメディアはカセットテープしかなく
皆さん家に1台はカセットデッキがあったのではないでしょうか。
私自身カセットデッキはCDプレーヤーの次によく買い換えた機種であります。
初めて買ったモデルから振り返ってみますと
中学〜高校時代・・SONY TC-FX600
(マイコン内臓で多機能。メモリーや頭出し、リピートとの複合プレイ可能でなかなか面白かった)
高校以降・・AIWA FF60
(自身初の3ヘッド。歴代で最も録音したデッキだった。価格もこの中では一番高いと思う)
20代・・A&D GX-R65CX
(自身初のオートリバース搭載。永久磨耗ヘッドが話題だった。最も気に入っていたデッキだ)
30代前半・・パイオニア T-W01AR
(自身初のダブルデッキ。だがすでに時代はCD-RやMDに流れておりテープダビングはほとんどしなかった)
そして現在のV-1050が5代目となるわけである。
CD,MDに比べると早送り、巻き戻しに時間がかかりまた面倒くさいというのもあり
その上音質もCD,MDより劣るということで敬遠されるようになりました。
しかしそんなカセットにもメリットはあります。
まずCDなどに比べ振動に強いということ。カーコンポなどで聞くと良く分かりますよね。
あとすでに録音されている物を消去して新しく録音できること。
これはMDなら可能ですがCD−Rでは無理。
CD−Rは失敗すると1枚無駄になってしまいますが録り直しできるカセットはそんな失敗は問題ありません。
先ほど音質がCDなどに比べ落ちると書きましたが、とはいっても良いテープと
良いデッキで録ればまだまだ捨てたモンじゃありません。
その点で購入するならやはり2ヘッドより3ヘッドのデッキを選択したいところです。
このティアックのデッキはもちろん録・再・消去の3ヘッド構成でCP抜群ながら
音質にもこだわったお買い得モデルです。
今まで録りためていたテープをもう一度聞きなおしたくなるくらいで録音もきれいな音で録れます。
かなり満足度の高い一品だと思います。