ヤマヒガサタケ （ヌメリガサ科、ベニヤマタケ亜節）
H. snbcinnabarina Hongo
傘は径１〜２．５ｃｍ、初め先の丸い円錐形〜鐘形、のちまんじゅう形からほとんど平ら
となり、中心に乳首状の突起を備える。表面はくすんだ朱〜ワイン赤色、やや放射状の条線
を表し、粘性はない。ひだは直生状にやや垂生し、淡ピンク色、疎。柄は長さ３〜８ｃｍ、
傘と似た色をしている。中空、胞子は６．５〜８×５．５〜６．５μｍ、広楕円形〜類球形。
秋、雑木の混じった松林内地上に単生〜群生する。日本（本州）。
＊胞子は平滑で広楕円形であるが厚さが相当あると思う。大きさは６．５×５μｍ。
