ヒナノヒガサ (キシメジ科、ヒナノヒガサ属)
Gerronema fibula (Bull. :Fr.) Sing., Omphala fibula Kummer.

 小形菌で傘は径5〜10mm、柄は1.5〜3cm。傘は鐘形〜まんじゅう形、のち開い て中央部がややくぼむ。表面は橙〜橙黄色で周辺部は淡色、湿っているときは条線を表す。 ひだは柄に長く垂生し、白色、疎。柄は同色で管状。傘と柄の表面には微細な毛(シスチジ ア)が密生するが肉眼では認めにくい。胞子は狭楕円形〜類円柱形、4〜6.5×2〜3μm。 縁および側シスチジアは38〜60×9〜12μm。春〜秋、林内または庭園内の苔類の間 に群生するふつうの可憐なきのこ。全世界的。

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 *胞子は広楕円形で平滑、中心部に1.51μmの丸いいぼがある。大きさは4.5×3.2μm。

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