傘は径2〜6cm、まんじゅう形から平らに開き、ほぼ逆円錐形となる。表面は灰褐色〜
オリーブ褐色でややビロード様の感触がある。ひだは黄色のち黄褐色〜帯オリーブ褐色とな
り、柄に長く垂生し、また互いに脈で連絡する。柄は3〜7cm×5〜10mm、黄色また
は帯黄褐色、微粉状〜細鱗片状で、下方は多少ビロード状、上部はひだに接続する縦条があ
る。肉は白〜淡紅色、のち黄色。胞子は9〜11×4〜4.5μm。夏〜秋、広葉樹の林内
に発生。日本、東南アジア。
このキノコは芝生に中に松が生えている場所に出ていた。数も多く群生していた。胞子紋
は黄褐色、胞子は類紡錘形である。
毒?風味に少しも癖がなく、口当たりも良いので、今まで食用にされてきたが、体質によ
っては軽い中毒を起こすこともあるようで、注意を喚起したい。