アイタケ (ベニタケ科、ベニタケ属)
R. virescens(Schaeff.)Fr.

 傘は6〜12cm、成長すればややじょうご方になり、表面は中央部を除いて細かくひび 割れ、淡緑色の地はだに濃色のかすり模様をあらわす。ひだは白色のち淡クリーム色となり、 やや密、柄は長さ5〜10cm、太くてかたく、白色。夏〜秋、広葉樹林内の地上に発生。 食。北半球温帯以北。
 風味には全く癖がなく汁物には良いだしが出る。また、バターで鳥肉と妙めてサウザンド ・アイランドをかけて味わうのもよい。味区分:D。98年7月l日撮影。

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 *胞子は広楕円形で表面がとげ状になっていて、大きさは6×5μm。

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