ナガエノケノボリリュウ (ノボリリュウ科、ノボリリュウ属)
Helvella ephippioides Imaz.

 日本特産。食用キノコ。夏〜秋にかけて、主としてシイ・カシ林内の地上に発生する。菌 帯の高さ1.5〜13cm、頭部と柄部からなり、頭部は両側から圧されたような皿状また は盃状を呈するが、のちに鞍形に開く。径は2cm程度裏面は灰色〜灰黄色を帯び、短い毛 を密に生ずる。子実層は灰褐色をなす。柄は径2〜4mm、円柱状をなして、かさの裏面と 同様の色を帯び、短い毛に覆われている。

クリックで拡大

 *胞子はいがぐり形で上の方に丸い膜がついていて、大きさはいがぐりの方は5×2.5μm、丸い膜の方は3.7μm。

クリックで拡大 クリックで拡大