ホンシメジ (キシメジ科、シメジ属)
lyophyllum shimeji (Kawam.) Hongo

 傘は2〜8cm、半球形〜まんじゅう形、のちほとんど平らに開く。表面は暗灰褐色〜淡 灰褐色、平滑、縁部は初め内側に巻く。ひだは白〜淡クリーム色、密、湾生または直生。柄 は長さ3〜8cm白色、下部がとっくり状に膨らみ、大黒様の腹に見たててダイコクシメジ と呼ばれている。肉は白色、ち密。秋(10月中頃)、コナ ラ林やアカマツコナラ林の地上に多数が株状に発生。 食。美味。
 味が良い上に歯切れ、舌ざわりがよく、まさに味の大様と言われるだけはある。
 このホンシメジはキャンプ場の跡地に出ていたもので、柄の下部が大きく膨らんでいない。 味や歯切れは申し分ないが、名前を分けてもいいのではと思う。

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 *胞子は径4から6μm、球形。胞子の大きさは5×4.8μm、表面は平滑で円形である。

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