ナラタケ (キシメジ科、ナラタケ属)
Armillariella mellea (Vahl.: Fr.) Karst.

 傘は径4〜15cm、表面は帯黄色、帯褐色で中央部に細かい鱗片があり、周辺には放射 状の条線がある。ひだは多少垂生し、白色のち淡褐色の染みを生じる。柄は4〜15cm× 5〜15mm、下部がややふくらみ繊維質、淡黄褐色〜帯褐色、下半部は後黒味を帯びるこ とが多い。上部に白〜帯黄色やや硬質のつばがある。秋、広葉樹及び針葉樹の枯れ木上に群生から束生、また、付近の地上にも発生する。 食。歯切れ、舌ざわりがよくほのかに甘い香りがある。汁物に入れればぬめりを生じ良いだ しが出る。どんな料理にも合う。いたるところに生えて収穫量も多いキノコだが食べ過ぎた りすると腹痛や下痢をする事があるので注意。
 生食は毒、火に通したほうがよい。

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 *胞子の大きさは7.5×6.5μm、表面は平滑で楕円形。

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