フクロツルタケ (テングタケ科、テングタケ属)
A. volvata (Peck) Martin

 傘は開けば径5〜8cm、表面は白〜対褐色で、淡紅色の小鱗片や大形のつぼの破片があ る。ひだは白色、密。柄は6〜14cm×5〜10mm、白色、綿くず状の鱗片におおわれ、 根もとに大形の膜質のつぼがあるが、つばを欠く。肉は白色、傷つくとしだいに帯紅色にな る。
 夏〜秋、林内の地上に発生。東アジアから北アメリカに分布。猛毒。中毒死した例がある。

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 *胞子紋は白色。胞子は楕円形で、大きさは7.5×5μm。

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