ムジナタケ (ヒトヨタケ科、ナヨタケ属)
P. velutina ( Pers.) Sing

 傘は径3〜6cm、茶褐色〜帯黄褐色。表面は繊維状鱗片におおわれ、周辺部に白色の繊 維毛がある。ひだは暗紫褐色で、ややまだら状、縁は白くふちどられる。柄は長さ3.5〜 7cm、褐色の鱗片におおわれる。つばは白色、綿毛状、のち胞子の落下によって帯黒色と なる。夏〜秋、林内、草地、道端に発生。腐生菌。食。
 食用になるというだけで、歯切れ、舌ざわりともに今1つ。収穫量が多く、匂いや味にも 癖がなく、湯がいてから、バター炒めや、なすなどと油味噌などにして味わえばよい。味区 分:D

クリックで拡大 クリックで拡大

 *胞子紋は黒、胞子の大きさは8.8×6.3μm、表面はとげを持ち楕円形。

クリックで拡大