アワタケ (イグチ科、アワタケ属)
Xerocomus subtomentosus (L.:Fr.) Quel.

 傘は径3〜10cm。表面はビロード状で黄褐色〜帯褐オリーブ色、時にひび割れ、黄色 の肉を露出させる。管孔は帯緑黄色、傷つくとやや青変する。柄の表面は淡黄色〜淡褐色で、 しばしば上部に縦の隆起線をあらわす。肉は淡黄色、多少青変性がある。夏〜秋、広葉樹下 に発生。食。北半球。傘の肉質は比較的柔らかく、柄は歯切れが良い。風味に癖はないが、 やや旨さに欠ける。味区分:A
 地方によってはアミタケと混同している場合が多い。特徴は傘の表面がビロード状である ことと、傷つけると青変性がある。

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 *胞子紋は黄褐色。胞子は長楕円形で大きさは9.6×4.3μm。

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