オニイグチ (オニイグチ科、オニイグチ属)
S. strobilaceus (Scop.: Fr. ) Berk.

 傘は径3〜12cm、白地に暗褐色〜黒褐色の大きな鱗片に覆われる。管孔は始め白色、 成熟すると黒褐色となる。柄は傘と同色の綿毛状鱗片におおわれ、上部に壊れやすいつばが 残る。肉は白色で、空気に触れると赤変のち黒変する。広葉樹林または松との混生林に発生。食。
 わずかに樹脂のような匂いを持つものがある。柄は多少筋っぽく、傘の方が舌ざわりもよくうまい。いたみが早くすぐに料理した方がよい。

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 *胞子の大きさは10×8.8μm、表面は網状というより穴があいたように見える。

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