サンコタケ (アカカゴタケ科、サンコタケ属)
Pseudocolus schellenbergiae (Sumst.)Johnson

 幼菌は卵形で白色、径1〜2cm、基部に白色の根性菌子束がある。熟すると裂開し、上 部に3本、時に6本までの腕を持つ托を伸ばす。腕は紅〜赤色、アーチ形となり頂部で互い に接合する。柄部は腕より短く中空、1層の泡状の組織よりなり、下方は白い。グレバは腕 の内側につき、粘液化すると黒褐色、悪臭を放つ。梅雨期〜秋、竹林、林地や路傍に群生。黄〜橙黄色系がある。

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 *胞子は平滑、楕円形、大きさは4×2.3μm。

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