幼菌は球形〜扁球形で2cmほど。表面は灰褐色〜黒褐色の菌糸束をまとう。外皮は皮質層、厚いにかわ質層、白銀色の薄膜層の3層からなり、熟後、6〜10片の星型に裂開、湿乾に応じて開閉する。袋状の内皮は通常平滑で淡灰褐色、頂孔より粉状胞子塊を出す。担子器は4〜8胞子を座生する。夏〜秋、林内の斜面に多い。湿度により開閉することから、キノコの晴雨計ともいわれる。