ホコリタケ (キツネノチャブクロ) (ホコリタケ科、ホコリタケ属)
Lycoperdon Tourn.: Pers.

 洋こま形で下部に無性基部があり、幼菌は白色。外皮は上部が円錐形のとげ、側面から下部は粒状〜粉状物からなるが、熟すると黄褐色となって剥落し、内皮表面に網目紋を残す。グレバは分解して粉状胞子塊となり、内皮の頂孔から煙のように胞子を出す。梅雨期〜秋、林内地上や草地、田畑の有機質に富む地上に群生する。食。
 肉の白い部分だけを食用にする。少しでも着色しているものは食べれない。

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 *胞子紋は黄褐色。さらさらしている。胞子はとげのある球形に近く、大きさは3.8×3.4μm。

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