オオワライタケ (フウセンタケ科、チャツムタケ属)
Gymnopilus spectabilis (Fr. ) Sing.

 傘は径5〜15cm、半球形〜まんじゅう形からほぼ平らに開き、表面は黄金色〜帯褐橙黄色で細かい繊維紋を表す。ひだは帯黄色のち明るいさび色となる。柄は5〜15cm×6〜30mm、根もとが太く、傘より淡色で繊維状、上部に淡黄色膜質のつばがある。肉は淡黄色で苦味がある。夏〜秋、コナラシイなどの枯れ木に多数束生する。毒。
 地方によっては余りに見事なので食べる所もある。食べかたとしては採ったキノコを割いて流水中に3日以上浸けて、毒成分を流し出してから、料理して食べている。

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 *胞子の表面は網状で楕円形、大きさは7.8×5.8μm。

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